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『ワークショップ』は好きですか?

おつかれさまです。新規事業ユニットです!

今回は、今年度の場づくりの基本路線になるであろう『ワークショップ』についてのお話です。

オープン社内報として、取り組み・思いを社内外に発信!


みんなでクリエイティブ、は結構難しい

新規事業ユニットの使命は『ビジネス化していない分野のビジネス化』です。そこで、すでにこんなメッセージをお伝えしてきました。

頭の中にあるアプリを、製品化するのもよし。
あるいは、生活の中でふとひらめいた100円ショップ向けのアイデアをカタチにすることだって、できるかもしれません。

皆さまのアイデアを持ち寄り、企画会議、ワークショップを通じてこねこねして、ステキなものを生み出しましょう!

とはいうものの……、ちょっと考えてみてください。

「さあ、今から自由にアイデアを出せ!」

と、とつぜん言われたら、どんな感じがするでしょうか? なんだかモゾモゾとした違和感というか、決まり悪さを感じませんか? 

なんかおかしい気がする…ぴえん

わずか17文字の、無理難題な自己矛盾

あらためて考えると、なんだか『不自然』で『不自由』な命令です。もしも、こんなことを真顔で言われたら、私ならこう叫んで、裸足で逃げ出します。

「そいつぁ、無理ってもんだぜ!」

でも、なにがおかしいのでしょうね? もう一度見てみましょう。

「さあ、今から自由にアイデアを出せ!」

構造を観察してみれば、違和感の正体は明白です。命じられたその瞬間に、それってもう自由でもなんでもないではないですか。つまり、たった17文字かそこらで、矛盾しているのです。

自由にアイデアを出すかどうかは、おれの自由だ!

こんな風に命じられたら、自由なふりした、『エセ自由』で空虚な言葉を呟いて、お茶を濁すのが関の山です。どうしてそうなるかと言えば、まぁ、一言でいえば、なんか怖いからです。そして、楽しくないからです。

だからこそ、新規事業ユニットは悩みました。

「ぜひ、自由に、参加してください!」

このメッセージでも、構造は先ほどのものとあまり変わりません。
今後アイデア会議的な場をつくろうとするならば、このメッセージが持つ自己矛盾のジレンマと、どう向き合うかが問われるのです。これは困った。

楽しくなければ、ステキなものは生まれない

極めて個人的なエピソードをひとつ。私が小学生の頃の話です。

クラブ活動でもなく、委員会活動でもなく。ただ放課後の一定時間帯、『図工室』がほぼすべての児童に開放されていた時期がありました。

そこにある好きな木材を使って彫刻をしたり、絵を描いたりしてよい時間。そこには、課題も何にもない。通信簿にも別に影響なんかしない(はず)。
同じ時間に「いっせーのせ」ではじめる必要もない。
好きな時に行って、好きなタイミングで終わることができる。
そして、参加したくないと思えば、別に参加しなくてもよい。
参加するもしないも、私やあなたの自由で、それぞれに決めたこと。

なにが生まれるかわからないから、楽しい!

当時の図画工作担当の先生は、良くも悪くも『美術いちず』というのか。
子どもから見ても、学校の先生というよりも芸術家の側面が強い方でした。
何か独自の考えがあって、開放していたのかもしれません。

そこでは、宝物がたくさん生まれていました。好きなものをつくれる。失敗することすら自由。そして隣には、別のなにかをつくる、誰かがいる。

完成した作品を、みんなうれしそうに持って帰りました。

だから、『図工室』のようなワークショップを

クリエイティブなことを、みんなの力を合わせてやりたいのであれば。
そこには最低限、二つの準備が必要なのだと思います。

  • 一つは、「失敗してもよい」と心から感じられる場づくり。

  • もう一つは、誰に言われたからではなく「自分がやりたいからやるのだ」と本能で思える場づくり。

どうやったら、そんな場が準備できるのか?

考えて、私なりに学びを深めて。今のところ、一番『ちょっとイイ感じ』のアプローチは、情報共有や報告型の会議ではなく、『参加型のワークショップ運営』ではないか、という結論に達しました。

ワークショップという言葉の意味するものは『工房』です。
そう、まさにあの頃の『図工室』は、『工房』だったのです。

描きたいから描くのだ!

あらためて、ワークショップとは

ワークショップとはなんなのか?
その定義を、学術的に語ることはできます。例えばこんな風に。

講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく、参加者が自ら参加・体験して、共同で何か学びあったり、創り出したりする学びと創造のスタイル

中野民夫 「ワークショップ」岩波書店 2001年

しかし、いきなりこれだけ読んでも、あまりピンとこない方もいらっしゃることでしょう。ワークショップというものの宿命かもしれません。
最初は『体験』してみないと、やっぱり本質が伝わらないのです。

体験なしには、伝わらない世界がある

昨年度までのワークショップ的取り組み

そこでせめて、ほんの少し身近な事例をご紹介いたします。

実は『新規事業ユニット』前身組織の新規開発部では、ワークショップを実験的に行っていました。(時期的にすべてオンラインワークショップです)

たとえば2021年に開催したワークショップは、1月〜11月の全11回でした。

RAND-WSと勝手に名付けていた

こんな見出しが並びます。

1月:強くてニューゲーム
2月:知りたいことをシェアする時間(Lean Coffee)
3月:『尖らせろ』と告げる声
4月:好きと興味のウラ側を探れ
5月:「私」のお悩みきいてください!!(お悩み相談Lean Coffee)
6月:ワークショップのおはなし・1 I hope someday you'll join us
7月:窓のとなりに
8月:僕らはみんなレベル1なんだ
9月:「コードネーム」で楽しく学ぶコミュニケーション
10月:ワークショップのおはなし・2 すべてのフラグを回収せよ!
11月:RAND-WSすごろく
※12月は開催無し。11月のすごろくづくりでは一年をふりかえりました!

これらのワークショップでは、終了後にアンケートフォームを使って、以下のフィードバックを参加者の方から毎回いただいていました。

  1. 5段階で数値化した満足度

  2. 自由記述の感想フィードバック

まず、数字的には好感触💓

期間を通してポジティブ

しかし、ここで一番お伝えしたい大事なことは、自由記述のフィードバックに、何度も登場して刻まれた言葉です。

「楽しかった!」
「新規開発部の会議って、楽しいよね!」

もちろん、楽しい『だけ』ではダメな場合もあります。その会議の目的が達成できたのか? は、個別に見ていく必要があるでしょう。

しかし、楽しいことは、クリエイティブの下敷きのようなものです。みんなでクリエイティブな何かを達成するための土台であり、前提。だから、楽しい『だけ』ではダメだけど、楽しくなければダメなのです。

それは楽しさから、ふつふつ生まれる

そして夢の続きへ、鋭意、計画中!

今回の内容をまとめると。

今、みんなでクリエイティブな検討をしようとするなら、手持ちのカードの中で最善の選択肢はワークショップかな、と新規事業ユニットは考えました。だから、現在鋭意、計画中です。

まだまだ検討中で、変わるかもしれないですが…、例えば次のように、色々と考えているところです。

  • 先に紹介したRAND-WSのように、単発ではなく、少しまとまりのある形で開催したい。

  • ただ、たとえば全11回だと、今回の目的に対しては少し長すぎるかもしれない。ので、最小単位はもう少しコンパクトにしようか。

  • メンバーを『循環制』にしたい。ずっと同じ顔ぶれ固定ではなくて、色々な人にチャンスが回る仕組みにしたい。

  • 自分のターンが一回終わってしまったらサヨウナラではなく、いつかもう一度ターンが回ってくるようにしたい。

違うって、ステキなことさ

とくに、色々な人に関わっていただくことは、このミッションにとって大切な意味を持ちます。だからぜひ、「私には関係ないな」とうっすら思っている方にこそ、いつか参加してほしいと願います!

(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)


さあ、ワクワクしようせ!

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