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「おたくには関係ないでしょ!」渋滞で起きたアウディ vs 軽の乱闘寸前高級車が踏みにじった「見えねぇ絆」:54歳、俺が車を降りた『大人の理由』

平凡な日常、非日常の予感。
誰にも関係ねぇ渋滞のはずだったんだがな...

週末の風景が、凍りつく瞬間。…どうやら、面倒なことになりそうだぜ

昨日は嫁と車で、片道30分ほどの場所にあるドン・キホーテまで買い物に出かけた。週末の夕方とあって、道は予想通りに混んでいた。止まっている時間の方が長ぇんじゃねぇか?ってぐらいの、いつもの週末の風景だ。

コイツ、何してんだ。渋滞でイラついてる場合じゃねぇだろ

そんな中、俺の前の黒いアウディが、前の軽自動車を明らかに煽っているのが見えた。「コイツ、こんな渋滞でイライラしてんのか?」と呆れたが、この状況で煽ったところでどうにもならねぇことに、なぜ気づかねぇのか。そう思いながら、その一部始終を見ていた。

だが、その静かな車列が、次の瞬間、一瞬にして凍りつくことになったんだ。



静かな車列を切り裂いた、一発の『罵声の狼煙』

奴が降りた。この瞬間、静かな日常は、完全にブチ壊された

信号が赤に変わった瞬間だ。

アウディの運転手が車を降り、前の軽自動車の真横で罵声を浴びせ始めた瞬間、状況は一変した。

信号が青に変わろうが、奴が車に戻らねぇから、俺たち後続車は誰も前に進めねぇ。この大通り全体が、アウディ野郎一人の横暴で「交通の鎖」に繋がれた状態だ。

面倒だろうが、筋を通す。俺は、車を降りる

「あぁ、面倒なことになるな...」。そう感じたが、次の信号で進めねぇと分かった時点で、俺の心はもう決まっていた。この状況を放置することは、俺の筋を通せねぇ。俺は車を降りることを選んだんだ。


黄信号。俺は降りた。そして、奴に問う。『...おい、坊主!』

分かっちゃいるが、見過ごせねぇ。…これが、54歳の悪い癖だ

信号が黄色になったのを確認し、俺は迷わず車を降りて奴の方へ歩いて行った。

「よぉ、お前なにしてんだ?」

俺の問いかけに対し、アウディの坊主は俺を睨みつけ、こう言い放ちやがった。

『おたくには関係ないでしょ!』... だと? てめぇ、何様だ

「おたくには関係ないでしょ!」

...まぁ、正論かもしれねぇな。だが、てめぇ一人のせいで、この大通り全部が止まってんだ。ふざけたマネしてんじゃねぇぞ。俺は、そう心の中で毒づきながら、奴の次の言葉を待った。


高級車は「器」を晒す鏡

高級車は『器』を晒す鏡。てめぇのちいせぇ心、丸見えだぜ

俺は奴の目を真っすぐ見て言い放った。

「おい坊主、高級車乗ってる割にやることちいせぇな」 「軽自動車のおばさん、怖がってるじゃねぇか」

俺の言葉が図星だったのか、奴のプライドは一瞥しただけで音を立てて砕け散ったように見えた。タバコを持つ手が震えてるのが、ハッキリと分かったぜ。まるで、震える指の先の煙草の火が、奴の命の残り火のように小さく揺らいでいるみてぇだった。

その火は、もう消える。震える手は、てめぇの『敗北』だぜ

高級車に乗っていりゃあ強者か? 違う。高級車ってのは、「器のでかさ」を世に示すためのもんだ。何千万の車に乗っていようが、人としてのモラルや配慮が欠けている奴は、どんなに外見を取り繕っても「小物」でしかねぇ。

結局、奴は高い金を出した高級車で、そのちいせぇ心を世間に晒したってだけのことだ。


軽自動車=弱者じゃねぇ!俺たちが持つ「見えねぇ絆」の本当の力

『今のうちに行って』... そう目だけで合図した。もう、ここは俺に任せとけ

俺は、窓を閉めて怯えている軽自動車のおばさんと目があった時、ジェスチャーで「行け」と合図を出した。おばさんは頭をペコっと下げて、申し訳なさそうに走り去っていった。

軽自動車が走り去り、俺はアウディ野郎に最後通告を叩きつけた。

ビビってねぇで動かせ。てめぇの時間は、もう終わりだ

「まだなんかいいてぇことあるか? 無ぇなら車動かせ」

...奴は、何も言えなかった。一言も発さず、急発進してこの場から消えていきやがった。


誕生した「見えねぇ絆」

筋を通したら、次は礼儀だ。…待たせたな、感謝する

荒れた道の真ん中で、頭を下げた。──見えねぇ絆は、そこで初めて光る。

そして、俺は自分の車に戻る前に、後続車の方へ体を向け、手を上げ、深く頭を下げた。交通を止めたことへの謝罪と感謝の気持ちだ。

俺の真後ろにいた営業車らしい男性は、窓越しに手を上げてくれた。

あの一瞬のジェスチャーの応酬、それが、俺にとっては何物にも代えがたい「見えねぇ絆の誕生」だった。


【正論と本能の葛藤】それでも車を降りた大人の理由とは?(最後の問いかけ)

…それでも俺が車を降りた理由? お前なら、どうする?

なぁ、正直に言おう。俺がやったことは、正解じゃなかった。一時の感情で動いたことで、事件に発展しかねない時代だ。54歳にもなって、年齢を考えず動いてしまうのは、俺の悪い癖だと自覚してる。

だがな、それでも、俺はあの時、車を降りる以外の道を選べなかった。

俺が最も大切にする「人と人とのつながり」を、あのアウディ野郎が踏みにじっていたからだ。奴は「おたくには関係ない」なんて言葉で、軽自動車のおばさんや、その後ろにいる「いろんな人間」の存在を、完全に無視しやがった。

見て見ぬふりゃ、俺の筋じゃねぇ。...それが、大人の覚悟ってもんだ

見て見ぬふりをしたら、俺は自分の信念を裏切ることになる。モラルを理解できねぇ奴や、怯えている人を見捨てるなんて、俺には許せねぇんだ。

俺の行動は、理屈から見れば過ちかもしれねぇ。だが、あの場で見えねぇ絆を守り、一瞬の連帯感を分かち合えた「人間としての満足感」こそが、俺が大人として筋を通した証拠だと思ってる。


なぁ、俺にとって大切なもの...お前なら、それを見捨てて、アクセルを踏めるのか?

なぁ、お前なら、「正解じゃねぇ」と分かっていても、自分の大切なものを踏みにじられた時、車を降りる勇気を持てるか?

歳を取って、自分の「筋」を通し続けるってのは、本当に難しいもんだ。



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最後まで読んでくれてありがとな!
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