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スキを押してくれた人に、画面の中からお辞儀したかった。

私とあなたの境界が、画面だとしたら。

スキを押してもらった瞬間に、
こちらからも何か返したい。

言葉で「ありがとう」と表示するだけではなく、
画面の中から、ちゃんとお辞儀をしたい。

ならば、画面の中でお辞儀をすればいい。

そう思って作ったのが、
3秒のリアクション動画です。

ナオユキさん主催の「#noteスキ動画コンテスト」に、
Voices Music JP として参加します。

コンテストに応募するのは、このGIFです。

お辞儀

押す。開く。出てくる。礼。

再生ボタンのそばに、小さな入口が開く。

そこから白い線の人影が現れて、
そっと頭を下げる。

それだけのGIFです。

「ありがとう」の文字は入れませんでした。
ハートも、効果線も、派手な装飾も足していません。

色々な演出を重ねるより、
ただ、まっすぐお辞儀をする。

そのほうが、
スキを押してくれた人への気持ちが伝わると思ったからです。

アイコンを、小さな舞台にする。

発想の出発点は、
スキを押してくれる人と、それを受け取る自分の距離でした。

あなたがスキを押してくれる。
その瞬間に、こちらも画面の向こうで反応する。

その場所として一番自然だったのが、
自分のnoteアイコンでした。

夜のネイビーを背景に、
ピンクと水色の輪があって、
真ん中には再生ボタンがある。

そのアイコンの中に、
小さな舞台袖をつくるような感覚でした。

スキを押す。
再生ボタンが反応する。
小さな入口が開く。
中から人影が出てきて、お辞儀をする。

3秒の中に置いたのは、
その順番だけです。

スキを押してもらうことは、
ただ数字が増えることではなくて、
誰かがこちら側に手を伸ばしてくれたような出来事だと思っています。

だからこちらも、
小さくてもいいから、ちゃんと頭を下げたい。

今回のGIFは、
その気持ちをそのまま形にしたものです。

制作メモ

動画の生成には、Seedance 2.0 を使いました。

生成する前に、
英語ショットリスト付きの絵コンテを作っています。

英語ショットリスト

決めたことは、かなりシンプルです。

カメラは固定。
構図は正面。
カットは割らない。

動くのは、
押される再生ボタンと、
開く入口と、
出てくる小さな人影だけ。

外側の輪も、羽も、音符の形も、
最初から最後まで動かしませんでした。

小さな画面の中で、
視線が迷子にならないように。

何を動かすかよりも、
何を動かさないかを決める。

それが、今回の設計の中心でした。

派手なリアクションにすることもできました。
もっと跳ねたり、光らせたり、音符を飛ばしたりすることもできたと思います。

でも今回は、
そういう方向にはしませんでした。

スキを押してくれた人に、
画面の中から一度だけ、そっと頭を下げる。

それだけで十分だと思ったからです。

おわりに

今回のGIF動画の自動返信には、

「スキになってくれてありがとう」

という言葉を置いています。

あなたがスキを押した、その一瞬。

アイコンの中では、
小さな人影が、そっと頭を下げています。

すてきな企画をありがとうございます。

主催のナオユキさんの告知記事はこちらです。

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