【ボイトレ】歌は理屈じゃない|退会を決意した講師の言葉
社会人8年目にして再挑戦したボイトレ。
半年間スクールに通って、
退会を決意したわけですが
辞めるまでに色々な葛藤と迷いがありました。
レッスン3回目くらいから、
講師のアドバイスに対して「ん・・?」と腑に落ちない点があったり、
レッスン中の基礎練習のやり方に不安を感じたり。
でもだからと言って、ボイトレ歴の浅い私には良し悪しの判断ができず、なかなか退会に踏み出せずにいました。
「次のレッスンを受けてみてダメだと思ったら今度こそ辞めるぞ!」と覚悟を決めてレッスンに臨んでみるけれど、そういう時に限って良いアドバイスを貰えたりするもんだから余計に悩みました。
辞めるべきかつづけるべきか・・
自問自答を繰り返し、
最終的に退会する決断をしたのは
13回目のレッスンを終えた後。
この頃には、講師の助言よりも、
YouTubeの解説動画やレッスン動画など他のトレーナーの言葉を参考にするようになっていました。自分でも気がつかないうちに講師に対する信用感が薄くなっていたのだと思います。
スクールを退会した今現在は、
個人で運営されている先生に指導いただいているのですが、あの時辞める決断をしてよかったと心から思います。
なんならあと1か月早く踏み切っていたら・・と後悔しています。
今になって改めて痛感しているのが、
ボイトレの先生を選ぶにあたって重要なことは、
歌唱力があることに加え理論的なことをきっちり説明できる先生であるということ。そんなことは言わずもがなでしょ〜と画面の向こうから聞こえてきそうですが、身をもってその大切さを感じました。
以前の講師の考え方は、
理屈どうこうより、
出る音が綺麗であればそれでokというものでした。
当時、練習曲として大森元貫さんの「点描の唄」を見てもらっていたのですが、この曲のサビ部分の高音域にとにかく苦戦しました。
高音域といっても、高いド(C5)なので女性なら地声で出せるくらいの音域です。先生から何度も「喉の力を抜いて!」「あくびをしているときの口で!」といわれるけれど、その意識をしてもぶら下がったような低い音程になってしまうのが悩みでした。「音が上がる瞬間に王様みたいに偉そうなポーズ(背伸びをしながら胸を張るポーズ)をすると出るようになるよ」という先生のアドバイスを参考にしたら、確かに音程がピタッとハマる感じがしておぉ〜となったのを覚えています。
難しい理屈は置いておいて、とにかく良い音が出るように模索すればいいんだ〜!と一瞬でも浮かれてしまった自分が今は憎いです。
レッスンの回数を重ねていくごとに、「本当にこのやり方で大丈夫?」と不安が大きくなっていき、YouTubeで色んな動画を見て勉強するようになりました。そして、たどり着いたのは腹横筋や横隔膜などのインナーマッスルを鍛えてコントロールできるようにすることが重要であるということ。胸周りの筋肉を使って一時的に良い声が出せたとしても、そのやり方では声帯に負担がかかってしまう。思えば、スクールに通っていた半年の間に講師自身が2度も喉を壊して休講になったことがありました。
変な癖がつく前にきちんと理屈を学んでおかなければ!という気持ちが次第に強くなっていきました。
世の中には、理屈や技術を気にするより歌うことを楽しむことが一番という考え方もあって、確かにそれも一理あるけれど、
ボイトレに来ている以上は苦しいトレーニングでもいいからとことんやりたいし、効率よく上手くなれるなら理屈とか理論とか全部知りたい!というのが本音でした。毎月高いお金払っているわけだし。
ちょっぴり話はそれますが、
最近読んでいる「覚悟の磨き方」という本の中に、まさにその通り!と納得した言葉があったのでこの機会に紹介します。
我流でやらない
過去のやり方なんて、どうでもいいですか。
独自の考え方でいけるところまでいきますか。
先人のたどった道筋を参考にしないなんて、
どれだけ遠回りする気なんですが。
さいごに
色々と好き放題書きましたが、
以前の講師をダメな先生として批判しているわけではなく、自分の目的にあった先生を探すことが本当に大切というのが今回伝えたいポイントです。
例えば、
カラオケで高得点を出したい
上手く聞こえるテクニックを学びたい
この1曲だけ歌えるようになりたい
私の目的がこういうものだとしたら疑問を持つことなくレッスンを受けていたと思います。
でも実際の私の目的は、
歌声を変えたい。
「アナと雪の女王」や「ウィキッド」などの作品を見るたびに私もこんな透き通った伸びやかな声で歌えるようになりたい・・!という、もっと根本的なことから学びたいという気持ちがありました。
それなのに、「基礎ってつまらないじゃないですか」とか「お腹の筋肉とかは必要ない」とか言われてしまうと温度差を感じてしまうわけです。
ボイトレ選びで悩んでいる方がいて、
私と同じような目的でボイトレを習いたい!先生選び悩ましい!と頭を抱えている方がいたら今回の記事が参考になると嬉しいです。
