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ゴッホ展に行ってきた | 備忘録

先月東京都美術館へ行った際、9月に「ゴッホ展」が開催されるというフライヤーが目に入った。行けるかどうかもわからないしwebで調べればわかることだから特にフライヤーはもらわずに帰ってきた。

展覧会初日の前日の夜、なぜかふとこの展覧会のことを思い出した。

急に行きたい気持ちがムクムクと沸いてきて、気がつけば前売り券を購入していた。


日ごろ、AI画像でお世話になっているゴッホさん。会いに行きたい!そんな気持ちで、勇んで美術館に足を踏み入れた。

ゴッホの絵、見るぞっ!!

あ、あれ?

まずは、ファンゴッホ兄弟のコレクションで、ゴッホの絵ではなかった。

親交のあった画家やフィンセント・ファン・ゴッホが高く評価していた画家の絵画、そして歌川広重や歌川豊国などの浮世絵など。その数21点。

印象に残ったのはポール・ゴーギャンの『雪のパリ』と歌川豊国の『東海道名所風景 日本橋』。とくに『日本橋』の大胆な構図と色使いが目に焼き付いている。

アーチ状の橋の反対側から少しずつ見えてくる将軍行列の人々の頭の部分がチラ見えしているようすとあとは何もない橋が大胆に描かれている。凝視していると、行列の人々がこちらに向かって動き出しそうでもあり、町民のざわめきも聞こえてきそうで見ていて飽きない作品だった。

1点1点のキャプションも丹念に読み歩を進める。背中のリュックが重くて荷物を預けなかったことを激しく後悔した。

ゴッホ、まだかな

地下から1階へ上がりやっとゴッホの作品の展示フロアーへ行けた。

30点以上のゴッホの作品を初期から晩年までの順番で観た。

印象に残った作品

・『女性の顔』初期の作品 力強いタッチで全体的に暗めの色でありながらオレンジ色の帽子の色とごつっとした女性の顔と表情が私の目を捉えて離さなかった。

・『種まく人』浮世絵の影響を受けた大胆な構図と空と太陽の鮮やかな色彩が目を惹く。太い木の幹から細い枝が上に向かって4,5本描かれているのがとてもきれいで伸びやかで少し不思議な感じ。

・『浜辺の漁船』浜辺に置かれた木造の舟の鮮やかな赤や緑の色とその舟の帆を張るための帆柱と帆を広げるための帆桁の線が絵に独特のリズㇺを与えていて、とても美しい。キャプションには浮世絵の影響を受けたことが書かれていた。特にどの浮世絵に影響を受けたのか気になった。

・手書きの手紙
4通展示されていた。中でも一番印象的だったのが、傘をもつ男性の絵が描かれていた手紙。
傘を持つ男性が今にもがっしがっしと歩き出すのではないだろうかというくらい立体的だった。こんな手紙もらってみたい…。

売店で買ったポストカード


最後はイマーシブ・コーナーへ
(ここは、写真もビデオ撮影もOK)

バラバラになった一つ一つの筆致が
再構築されていくとでも言えばいいのだろうか
デジタル技術で味わうさまざまな絵画の世界に没入していく

弟のテオに子供が生まれたときにプレゼントした『花咲くアーモンドの木の枝』も春らしい淡い色彩がきれいで、木の枝がスクリーンにニョキニョキと芽吹くようなようすは見ていて声をあげそうになった。

3DスキャンされてCG化された『ひまわり』が
幅14メートルの巨大スクリーンに映し出される
色の重なり具合がよくわかる不思議体験


まだまだ、印象に残っている絵はあるのだけど語彙力が尽きてしまった。
この展覧会の副題「家族がつないだ画家の夢」ということからもゴッホの絵画そのものを楽しもうと思ったらちょっと肩透かしを食らうというか、ゴッホの絵に行き着くまでに焦らされたなという気持ちが正直あった。

けれども、原田マハさんの『たゆたえども沈ます』や『リボルバー』を思い浮かべながら時系列にそって絵を観ていくのは悪くなかったし、弟テオの妻ヨーの功績もより深く知れたのはよかった。

美術館を出るころには、肩の血流が止まるかと思うほどリュックの重みで身体はヨレヨレだったが、心はとっても満たされていた。自分の行動力によくやった、とでも言いたくなった。展覧会初日に行くなんて初めてだもの。

さあ、次はどこへ行こう。




おしまい


最後までお読みいただきありがとうございました。
また、次のnoteでお会いしましょう。


♢追記 2025.9.22♢

ありがとうございます!



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