成長とは:他人と比べることでない
はじめに
私事ですが、本日は次女の誕生日です。
「今日、私、誕生日、6歳!」
と早朝5時半に叩き起こされました笑
次女は、すこし心身の発達が
年齢に対してゆっくりです。
ハイハイ
歩く
喋る
さまざまな点で一般的なお子さまに対して、
マイペースで成長しています。
これは私たち大人にとって、
英語は聴き取れるけど、
話すのは難しい
のと似ているように私は感じる時があります。
娘は、幼稚園でも補助の教諭に
ついていただいており、
小学校でも特別支援教室に入る予定です。
それでも私は特別なことだとは考えていません。
あくまでも彼女の個性だと受け取っています。
中にはそういった発達がゆっくりなお子さまに対してネガティヴな方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私は全くそうは考えていません。
理由はシンプル
彼女なりに成長しているから。
それだけです。
人は得てして、他人と比べてしまいがちです。
その気持ちは痛いほどわかります。
私自身、幼少期のころは親から周囲の人と比較されることが多くありました。
成長の比較対象は自分でしかない
しかし、私は『成長』の比較対象はあくまでも「自分」しかいないと考えています。
世の中、100人いれば100人分の個性があります。
その中で他人と比較することに何か意味があるでしょうか?
※ここではアスリートなど、特定の領域における相対比較で評価される分野は議論から外しています。
一方でアスリートであっても、昨日より、
1本多くノックを受けた
タイムが縮んだ
重たいものを持ち上げられた
遠くまで飛ばせた
など当てはまる部分も大いにあると考えます。
私の考える成長とは
数年前の自分
去年の自分
昨日の自分
と比較したときに少しでも前進していれば、
それは『成長した』と言えると考えています。
時には後退することもある
ただ、それは株価のように一進一退、
下がる日もあれば大幅に上がるときもある。
成長意欲があり、その環境が整っていれば、
長期目線で見ると必ず『成長』します。
よって私は「失敗しない」ことよりも
「失敗してでもチャレンジすること」を
大切にしています。
これは
家庭における子育て
職場における部下の育成
習い事における練習の成果
抽象的(WHY・WHAT)で比べるとHOWの違いだけで構造は全く同じなのです。
裏を返すと成長を妨げる要素もある
一方で成長の妨げになる要素も多く存在します。
言われたからやる
やらないと叱られる
周囲からの指摘に背を向ける
指摘に対して言い訳をして自身を正当化する
自責で捉えず相手のせいにする
これは、意図的になされているものではありません。
ご本人も無意識のうちに『自己防衛』してしまっているのです。
よってこれは悪意を持っているものではなく、
本能的なものなのです。
私の経験上、HOW思考が強い方はこの傾向にあると感じます。
本日は「言動」に対する指摘や批判であっても、
「人格否定」されたと感じてしまうのです。
そのためには、WHY・WHAT思考で、
上記のように主体性をもって、
成長する環境が非常に大切なのです。
まとめ
成長の比較対象は自分自身
失敗してもチャレンジすることが成長に近づく第一歩
周囲がその環境を作り上げること
自身もその意欲で日々を送ること
これが成長につながる過程だと考えています。
私自身もこの気持ちを常にもち、
自身の成長・子育てをはじめとする周囲の成長につなげていきます。
ここまでの内容でお気づきの方もいらっしゃるかとしれません。
改めて申し上げます。
成長の比較対象は自分自身です。
周囲の人は出来ているから当たり前。
そんな考えは捨ててください。
昨日出来なかったことを、
今日は出来た自分がそこにいたら、
そっと自分で自分のことを
褒めて差し上げてください。
これが、成長し続けるための方法であると私は考えます。
参考:学術的観点
ここまで私が述べてきた考え方は、
学術的にも確立されていることがわかりました。
これまでは「経験上、このような傾向にある」という
『仮説』に留まっていました。
そこで、仮説を裏付けるための『検証』として調べてみました。
その結果をここで共有します。
① 他人比較ではなく自己比較が本質
自己参照的評価(Self-Referenced Evaluation)
人は他者基準評価(norm-referenced)より
自己基準評価(self-referenced)の方が
内発的動機づけ・継続性・自己効力感が高まる
教育心理学・スポーツ心理学では定説
② 成長の過程・経過は線形(直線)ではなく非線形(一進一退)
発達心理学における、非線形成長モデル
人の発達は線形ではない。
非線形である。
(停滞・後退・跳躍を繰り返す)
特に幼児発達・学習心理学では常識
③ 失敗を恐れず挑戦する価値
成長マインドセット(Carol Dweck)
成果よりも
プロセス
試行錯誤
挑戦行動
を評価する方が長期成長につながる
【重要点】
「失敗=良い」ではない
「失敗を学習に変換できる環境が重要」
④ 成長を妨げる要因の整理
防衛機制/外発的動機づけ依存
【人の成長を止める典型例】
他責思考(防衛機制)
叱られ回避行動
指示待ち
これらは自己効力感を低下させ、学習を停止させる
心理学的分類としても適合している。
⑤ HOW思考への偏りへの違和感
自律性欲求(自己決定理論)
人は
WHY(意味)
WHAT(目的)
が欠けると、
HOW(手段)だけでは動機づけが続かない
これは私のVMCプロセスで重視している、
MVV : Mission x Vision x Value(存在意義 x 目指す姿 x 価値観)
に該当します。
少しでも参考になれば幸いです。
