自転車通学、始めました!
ついに、娘の自転車通学が始まった。
以前、娘の送迎問題は記事にしていて、紆余曲折ありながら、娘の送迎を続けてきた我が家ではあったが、
夫の仕事場、働く時間の変更に伴って、娘を駅まで送迎することが難しくなってしまった。
そこで、レンティオというレンタルサービスで、電動自転車を借りることにした。
一年契約で、月額は6,000円ほど。
一年後には、そのまま買い取ることもできるし、返却することもできる。
私が乗っているのはホームセンターで買った9万円くらいのもの。
でも、娘用に探し始めると、有名メーカーのものは15万円前後。
思っていた以上に高い。
しかも、電動自転車って種類がたくさんあって、何が違うのかもよくわからない。
ネットで「中学生」「自転車通学」「電動自転車」と入力して探してはみたけど、それはそれでピンからキリまであって選びきれず。
ホームセンターに見に行こうかとも考えたけれど、一番の問題は、
娘自身が、そもそも自転車で駅まで行くことにあまり乗り気ではなかったということ。
「できれば乗りたくない。」
そんな気持ちがどこかにある中で、高い買い物をするのも違う気がした。
もし合わなかったら。
もし結局乗らなかったら。
そう考えていた時に思い付いたのが、レンタルだった。
娘と一緒に、
「これはどう?」
「こっちは?」
と色やデザインを見ながら選び、
「これならいい。」
という一台を注文した。
そして昨日、自転車が届いた。
いよいよ、自転車通学スタート。
駅に着いた娘から、すぐにLINEが来た。
「ちょーらく。」
その一言を見て、思わず笑ってしまった。
「もっと早く買えばよかったかね。」
そう返したら、
「それは違う。」
と返ってきた。
さらに、
「冬は休憩する。」
とも。
「何でだよ!」
とツッコミたくなったけれど、それも娘らしい。
続くかどうかはわからない。
季節によって気持ちも変わるかもしれない。
だからこそ、今回は買うのではなく、レンタルという選択でよかったのかもしれない。
これで雨の日以外は、駅まで送ることもなくなる。
毎朝の送迎は、正直少し大変だった。
でも、車の中で他愛もない話をする時間でもあった。
あの数十分の時間は、私たち親子にとって大切な時間だったのかもしれない。
今朝、起きた時には自転車通学のことを覚えていたのに、いつもの出発時間に間に合うように、支度を済ませ、私は車で飲むコーヒーを準備して、せかせかと準備をしていた。
そしたら娘に、「自転車で行くんだよね」と言われて、「あ!そうじゃん!」と気づいた。
自転車に乗って行く娘を見送って、少し寂しい気持ちもした。
でも、それ以上に思う。
こうやって少しずつ、
「親がやっていたこと」を、
「自分でできること」に変えていく。
それが成長なんだろうな、と。
そうは言ってもだいぶ甘やかした自覚はあって、
こんなに甘やかしてしまっていいのだろうか、とこの一年ちょっと、何とも言えない気持ちはあった。
それでも、こうしていられる時間もきっと今しかないと、ある意味で言い聞かせていたようにも思う。
これからも、雨の日は送るだろうし、困った時には手を貸すこともある。
中学2年の初夏、自転車通学を始めた。
娘にとっては駅までの移動手段が変わっただけかもしれない。
でも私にとっては、娘がまた一つ、自分の世界を広げた日だった。
