40歳処女はネッ友とセフレになれるのか・13

はじめてのこと
記録として。




はじめて会ってゆびに触れて、
手を繋いだ。

おっきな手。
太くてえっちな指だななどと
はじめて会って指を絡めたときには思ってた。

いっしょにいる間ずっとずっと手を繋いで。
はじめは恥じらっていた恋人繋ぎもした。
手のひらやその指先。
体温がとても高くて熱くてどきどきした。


街中を歩きながらもらった
ハニーレモンのタブレットの味を
その舌から味わったのはホテルに入ってから。

お部屋に入って、
大きな身体で抱き抱えられて、
ベッドにおろされて、
人生ではじめてのキス。

触れた唇も、
入ってきたたその舌も
太くて熱くて、
絡めたら昼間にもらったハニーレモンの味がした。

そのゆびみたいに、
太くて分厚くてえっちだなとぼんやり思った。

はじめてのキスはレモン味。
まるで記憶に植え付けるようにいう。

唇に触れてチュッチュてしたいのに
許してくれなくて口腔をその舌で犯された。

いっぱいのキス。
がんばって応えたくてぎこちないまま
舌で追った。

キスしながら、
ワンピースの上に着ていたニットを
バンザイして脱がされる。

ヒートテックにワンピース。
下はタイツという滑稽な姿のまま
押し倒されて、
脚を掲げられて相手の熱い猛りを充てられる。
ふたりして下着も身にまとった着衣のまま。

押し当てられるだけで、声が出た。

自分から漏れる吐息がえっちすぎてびっくりした。

充てられて、腰を揺らして、
着衣のまま擬似セックスをした。

転がされて、着衣のまま騎乗位になった。
相手のそこは熱いまま、ズンっと突かれた。
タイツ越しに擦り合って、
お相手の熱いものを布越しに感じて。

そうして、抱えられて、
相手の首に手を回して
今度は駅弁スタイルて突かれた。

そこからまた相手に転がされて、
着衣のまま布越しで擦り付け合って
時間をかけて
擬似セックスした。

布越しのもどかしさと期待に。

言葉にこそしなかったけれど、
前戯なんてものもまだいたしてもいないのに
処女のくせして
「挿れて」
て気分になった。
これも立派な前戯なのかな。

昂まりがすごかった。

もしかしたら私、
ここの擬似セックスの時に
いちばん感じていたまである。

直接触れられていないのに、
気持ちよくて気持ちよくて。

ヒートテック着てたのに
その上から器用にブラのホック外されて、
侵入してきた手で胸を触られた。
手が熱くて大きくて、
小さい胸を掴まれて指先で乳首をさわさわされて 
胸で感じたこともないのに声が漏れた。
そのままあばら、脇腹を通る手がやさしく揉みあげていくときにも感じたことのないこそばゆさに声が漏れた。
こんなところに性感帯みたいなものがあるのかとびっくりもした。

そうこうしていたら、
タイツの中に手が入ってきて、
下着にも、性器にも触れないまま、
鼠蹊部や太ももの付け根あたりを揉みしだかれた。
マッサージするみたいにやさしい手つきで。 

焦らされているのかなんなのか
下着に触れられそうになって、
そうはしてくれなくて、
でもその指が意思を持って
侵入してこようとした時に、
必死になって
「お風呂お風呂に入ってから!」
と止めた。

そうこうして、
お風呂をためるために
相手のホールドから抜け出した。

「お風呂でいっしょに洗い合いっこしよう」

途中で止めてしまったことを
詫びるみたいに相手を宥めるみたいに
そんなことを言った。


ホテルにチェックインしたのは12月28日の20時だった。
1時間ぐらいずっとキスして、擬似セックスだけしてたことになる。

期待が高鳴る。



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