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カーニュ=シュル=メール ルノワール晩年の邸宅

 大変な混雑のモナコを抜けた後、向かったのはカーニュ=シュル=メール。坂の上のヴィラに泊まる。
 このすぐ近くにルノワールが晩年を過ごした邸宅がある。

 フランスはこうした坂の上、丘の上、崖の上に家々が並ぶ場所が多い。遠方から見ると緑の中のオレンジ色の屋根が美しい。
 生活するには大変だろうと思う。ヴィラの前に路駐するにしても、車の前輪のタイヤを斜めにして、ストッパーを挟まないと車体が動いてしまうほどの坂。

 階段を上がり、また上がり、更に上がると部屋の階のテラスに到着する。部屋の前はプール。
 眺めは最高だ。それまで階段を上がってきた苦労は消えてしまう。
 


下の階のテラス
振り返ると高さを実感
眺めが良い
朝食


 ヴィラから車で2、3分、坂の上の門をくぐるとルノワール美術館。


ルノワール晩年の邸宅
アトリエ
外のアトリエ
ルノワールは自宅の中や庭で多くの絵を描いた


 オリーブの果樹園が広がる広大な屋敷。屋敷の中で、また庭で、ルノワールは絵を描き続けた。
幸せな晩年と言えるだろう。



 地中海が見えてきた。この街はのんびりしていて、7月中はまだ人が少ない様子。
 道のそばの浜辺に、いくらでも車が入れられる。これは珍しい。パーキングチケットの機械や料金所がないのか探してみたが何もなく、気楽に車を停められる。どこに行っても駐車場探しに苦労しているので、拍子抜けしてしまった。
 飲み物の売店とシャワーがあるくらいの場所なので無料なのだろう。


コート・ダジュールの鮮やかで深い青色
 ニースやカンヌの賑わいも良いけれど
ここも穏やかでのんびりで素敵

 浜辺でしばらく遊んで、綺麗な色の丸い玉砂利を拾ってきた。砂浜ではなく玉砂利。さらりとして足に心地良い。

 これからアンティーブへ向かう。

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