2026年3月19日メモ:さだサンド
NHK総合「さだサンドが参ります! in 石川県珠洲市」
3月18日(水)午後7:30〜午後8:42放送
たまたま観たレベル(さださんもサンドウィッチマンも好きなんだけど、番組自体直前に知った)だったんだけど、感動したし、いろいろ考えさせられた。
さだまさしとサンドウィッチマンが石川県珠洲市でちょっとしたコンサートをやるって番組なんだけど、この組み合わせが実にNHKだし、内容のまさにNHKって感じで、ただコンサートをやのではなく、チケットを捌くという名目で街に出て、人々と交流するという「鶴瓶の家族に乾杯」などで得意とするやりかたでもある。民放のゴールデンではやらないけど、NHKはやっちゃうわけです。
もうさださんとサンド、そしてこの番組の作り方からして、尖ったところなどあるわけなく、老若男女まったりと見れちゃう安心安全番組である。
そしてそこに石川県珠洲市という地域的なトピックも追加される。歓迎され感謝され、勇気づけ、励まされ、温かな交流が描かれる。
そして開演。直接チケットを渡した人たちをイジリながら会場を温めていく。
まずはサンド。ショートコントを披露し、笑いを作っていく。最初は堅かったお客さんもだんだんと笑いに包まれていく。
そしてさださん。もう至高の芸といってもいい、トーク&歌。もうさださんの場合この二つがセットなんですよね。トークから歌へのつなぎが見事どころか継ぎ目がないとすら言える。それが完璧に成り立ってるんですよね。そして、客は笑って、涙する。
「風に立つライオン」の話は鉄板ネタなのかもしれないけれど、より歌が聴いてる人に届く。あと、今回初めてディランぽさを感じ取りました。もしかしたら、英語ネイティブがディランを聴くのと、日本語ネイティブがさだまさしを聴く感覚は近いのかも。
そしてラストはさだサンドで「案山子」を。客とのコールアンドレスポンスを交えながら場を作っていく。
いや、これがエンターテイメントだよな。これ以上のものなんてないんじゃないかと思いました。笑わせて、泣かせる、もうエンターテインメントの到達点だと思いました。誰一人傷つけない、誰一人置いてけぼりしないというのもすごい。サンドもさださんも。
じぶんが歳を取ったせいで、こういう奇をてらわない、真っすぐな存在や作品に感動を覚えます。自然体というか、恥ずかしいとかカッコ悪いとかの基準でやってないというような。昔はそれこそどれだけ尖ってるかとか、カッコよいかを求めてたけど、今はむしろそっちのほうが見てて聴いてて恥ずかしくなってしまうというか。
まぁ、じじいの戯れ言なわけですが。
さいごに私のさだまさしおすすめアルバムを。
それこそ数々の名曲を生み出してきたさださんなんですが、それはどこかで勝手に耳にすると思うので、私はこの「迷」曲集を。マジでパンクです。
中村佑介氏のジャケも素敵だし。対になってるオールタイムベストと一緒にアナログ化しないかしら。
