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ベトナムで人に騙されないために、僕が20年以上かけて学んだこと観光・仕事・恋愛・お金、すべてに共通する「現地で失敗しないための考え方」

ベトナムは、本当に面白い国です。

日本に比べると街にエネルギーがあり、人との距離も近く、若い人たちの勢いもあります。
新しい店、新しいビジネス、新しい流行がどんどん生まれていく。

僕自身、ベトナムに長く住み、現地で生活し、仕事をし、人と関わり、いろいろな事業にも関わってきました。

観光で来るだけでは分からない部分。
短期出張では見えない部分。
ネットで調べても出てこない部分。

そういうものを、20年以上かけて見てきました。

その中で強く思うのは、ベトナムはチャンスが多い国である一方で、甘く見ると簡単に失敗する国でもあるということです。

これはビジネスだけの話ではありません。

観光でも、恋愛でも、夜遊びでも、移住でも、仕入れでも、投資でも、人間関係でも同じです。

「ベトナムは安い」
「ベトナム人は優しい」
「知り合いの紹介だから大丈夫」
「相手ができると言っているから大丈夫」
「日本人だから信用されるはず」
「少しお金を出せば何とかなる」

そう思って入ってくる人ほど、意外と危ないです。

もちろん、ベトナムには本当に良い人もたくさんいます。
僕も、長年助けてもらった人、信頼している人、大切な友人や仕事仲間がいます。

ただ、それと同時に、現地で長くいると、失敗していく日本人もたくさん見ます。

最初は勢いよく来たのに、数ヶ月で帰ってしまう人。
現地パートナーを信じすぎてお金を失う人。
相手の言葉をそのまま受け取って、後から「話が違う」と怒る人。
恋愛感情や情に流されて、判断が甘くなる人。
「紹介だから安心」と思って、確認を怠る人。
安さに飛びついて、結局高くつく人。

こういう話は、決して珍しくありません。

僕がこの記事で書きたいのは、
「ベトナム人は危ない」
「人を信じるな」
という話ではありません。

むしろ逆です。

本当に良い人と長く付き合うためにも、
自分を守る考え方を持っておく必要がある、という話です。

ベトナムでうまくやっている人は、誰でも最初から強かったわけではありません。
失敗したり、悩んだり、違和感を覚えたりしながら、少しずつ現地での距離感を学んでいます。

僕自身も、20年以上いる中で何度も学ばされました。

日本の感覚だけで判断してはいけない。
相手の笑顔だけで安心してはいけない。
「大丈夫」という言葉をそのまま信じてはいけない。
お金を出す前に、見るべきところがある。
人を紹介された時ほど、冷静にならなければいけない。
相手に悪気がなくても、結果的にこちらが困ることがある。

こういうことを、少しずつ体で覚えてきました。

この記事では、僕がベトナムで20年以上生活し、人と関わり、仕事をしてきた中で感じた、騙されないための考え方を書いていきます。

これは、これからベトナムに来る人だけでなく、すでにベトナムに関わっている人にも読んでほしい内容です。

旅行で来る人。
出張で来る人。
移住を考えている人。
ベトナムで仕事を始めたい人。
日本の商品を売りたい人。
現地でパートナーを探している人。
ベトナム人と深く関わっている人。

どれか一つでも当てはまるなら、たぶん無関係ではありません。

騙される人には、ある程度共通点がある

長く見ていると、騙されやすい人には共通点があります。

一つ目は、相手の言葉をそのまま信じすぎる人です。

ベトナムでは、会話の中で「できます」「大丈夫です」「問題ありません」という言葉がよく出てきます。

でも、その言葉が日本人の感覚と同じ意味とは限りません。

日本人が「できます」と言う時は、ある程度の根拠や責任を含めて言うことが多いです。
でもベトナムでは、その場の空気を壊さないため、相手を安心させるため、まず前向きに答えることがあります。

もちろん全員がそうではありません。
ただ、日本人が思っているほど「できます」という言葉は重くない場合があります。

二つ目は、紹介を過信する人です。

「この人は知り合いの紹介だから大丈夫」
「有名な人とつながっているから安心」
「社長を知っていると言っているから信用できる」

こう考える人は多いです。

でも、紹介者がいることと、その人が本当に信用できることは別です。

紹介した人も、相手のことを深く知らない場合があります。
ただ一度会ったことがあるだけかもしれません。
仕事で少し関わったことがあるだけかもしれません。
名前を知っているだけかもしれません。

ベトナムでは人脈が大事です。
でも、人脈が大事だからこそ、名前や紹介が必要以上に大きく見えることもあります。

三つ目は、安さに飛びつく人です。

ベトナムに来ると、日本より安く感じるものがたくさんあります。
人件費も、家賃も、仕入れも、外注費も、日本と比べれば安く見える場面があります。

でも、安いには安い理由があります。

品質が安定しない。
納期が守られない。
確認が甘い。
後から追加費用が出る。
責任の所在が曖昧。
最初だけ安くて、途中から値段が変わる。

こういうことは普通にあります。

最初に安く見えたものが、最終的には一番高くつくこともあります。

四つ目は、人情とお金の境目が曖昧になる人です。

ベトナムでは、人との距離が近いです。
食事に誘われたり、家族の話をされたり、親身に接してくれたりします。

それ自体は良いことです。
日本よりも人間味を感じる場面も多いです。

ただ、その距離感の中で、お金の話が入ってくると危ないことがあります。

「困っているから助けてほしい」
「すぐ返すから貸してほしい」
「今だけお金が必要」
「あなたのために頑張っている」
「信じてくれないのか」

こう言われると、断りにくくなる人もいます。

でも、ここで冷静さを失うと、関係もお金も失うことがあります。

五つ目は、自分だけは大丈夫だと思っている人です。

これが一番危ないかもしれません。

「自分は人を見る目がある」
「今まで日本でビジネスをしてきたから大丈夫」
「相手は良い人そうだから大丈夫」
「そんな簡単に騙されるわけがない」

そう思っている人ほど、現地の感覚の違いに足元をすくわれます。

ベトナムで大事なのは、相手を疑い続けることではありません。
でも、確認しないまま信じることは、優しさではなく油断です。

ベトナムでは「悪意がなくても問題が起きる」

ここはとても大事です。

騙された。
裏切られた。
話が違った。

そう感じる場面があったとしても、相手に最初から悪意があったとは限りません。

ベトナムでは、悪意がなくても問題が起きます。

なぜなら、感覚が違うからです。

日本人は、約束した内容を細かく守ろうとします。
決まった納期、決まった金額、決まった品質、決まった手順。

でも、ベトナムでは状況に応じて変わることがあります。

「その時はそう思っていた」
「途中で事情が変わった」
「できると思っていたけど難しかった」
「相手も悪気はなかった」
「とりあえず進めながら考える」

こういう感覚が出ることがあります。

日本人からすると、
「いや、それは約束と違う」
と思うかもしれません。

でも相手からすると、
「仕方ない」
「今から調整すればいい」
「そんなに怒ることではない」
という感覚かもしれません。

このズレが、トラブルになります。

だから、ベトナムでは人を信じる前に、仕組みで確認することが必要です。

口約束だけにしない。
お金を一度に全部出さない。
途中確認を入れる。
証拠を残す。
相手の実績を見る。
小さく試してから大きく任せる。

これは相手を疑うためではありません。
お互いにトラブルにならないためです。

「良い人そう」だけで判断してはいけない

ベトナムには、人懐っこい人が多いです。
初対面でも明るく話してくれたり、親切にしてくれたりします。

日本人からすると、
「この人、良い人だな」
と感じやすいです。

でも、良い人そうに見えることと、仕事を任せられることは別です。
親切なことと、お金を預けられることは別です。
話が上手いことと、責任感があることは別です。

これは本当に分けて考えた方がいいです。

人として好き。
一緒に食事をすると楽しい。
話していて気持ちがいい。
日本人に優しくしてくれる。

それはそれで大事です。

でも、仕事やお金が絡むなら、別の基準で見なければいけません。

過去に何をしてきたのか。
約束を守った実績があるのか。
小さな確認にちゃんと対応するのか。
都合の悪いことも正直に言うのか。
分からないことを分からないと言えるのか。
こちらが細かく聞いた時に嫌な顔をしないか。

こういう部分を見る必要があります。

特に、最初から話がうますぎる人には注意した方がいいです。

「絶対儲かる」
「すぐできます」
「問題ありません」
「全部任せてください」
「私は上の人とつながっています」
「普通は難しいけど、私ならできます」

こういう言葉が出た時ほど、一度止まって考えた方がいいです。

本当に実力がある人ほど、できることとできないことを分けて話します。
リスクも説明します。
確認に時間をかけます。
簡単に「絶対」とは言いません。
ここまで読んで、
「確かにベトナムではそういうことがありそうだ」
「自分も少し心当たりがある」
「これからベトナムで何かする前に知っておきたい」

と思った方に向けて、ここから先ではより具体的に書きます。

有料部分では、僕が20年以上ベトナムに関わってきた中で感じた、以下のような実践的な判断基準をまとめます。

* 危ない人に共通する特徴
* 信用できる人に共通する特徴
* 「紹介だから安心」が危ない理由
* お金を出す前に必ず見るべきポイント
* ベトナムでよくある危険な言葉
* 不動産・投資話で特に注意すべき人
* 褒められた時に冷静になるべき理由
* 名刺を持っていない人を慎重に見る理由
* 関係を切った方がいいタイミング
* 僕が人を信用する前に見るポイント

ベトナムで人と関わる以上、完全にリスクをゼロにすることはできません。
でも、知っているだけで避けられる失敗はたくさんあります。

ここからは、かなり現実的な話に入ります。



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