見出し画像

入試数学+5min_第023回(2008年横浜市立大(医))~矛盾を作れ!


はじめに

このシリーズ入試数学+5minではスキマ時間の数学学習に役立つコンテンツを皆様に提供しております。
使い方の説明はこちら↓

入試数学+5minのマガジンはこちら↓


問題

第23回は2008横浜市立大(医)の問題を扱います。
具体的でない関数において,その性質を証明するものです。少し抽象的で面食らうかもしれません。

ポイント

題材が見慣れない場合,どう進めればよいのかわからなくなることがあります。

そういうときほど,基本に忠実に考えましょう。この問題では,関数が具体的に与えられていないため,方程式 $${f(x)=0}$$ の解を直接見つけることはできません。

そこで,解が存在しない,あるいは解がただ $${1}$$ つしかないと仮定し,定積分の条件と矛盾することを示します。

大切なのは,ただ矛盾を待つのではなく,矛盾が出る形をこちらで作ることです。本問では,符号の情報を取り出し,それを定積分の条件とぶつけることで矛盾を作ります。

キーワード

※解答解説PDFをなるべく時短で読めるためのものです

背理法
矛盾を作る
定積分
符号変化
方程式の解の存在
連続性
多項式
存在証明

解答解説PDF

先ほどのキーワードをイメージしながら,PDFにて解答解説を確認してください。

むすび

存在を示す問題では,対象を直接見つけることが難しい場合があります。

本問では,関数が具体的に与えられていないため,方程式 $${f(x)=0}$$ の解を直接求めることはできません。そこで,解が存在しない,あるいは解がただ $${1}$$ つしかないと仮定し,定積分の条件と矛盾することを示しました。

大切なのは,背理法を使うことそのものではなく,矛盾が出る形をこちらで作ることです。符号の情報を取り出し,それを定積分の条件とぶつける。この問題は,論証において「何を作れば矛盾が見えるか」を考えるよい題材です。

Noteのコンテンツ一覧はこちら↓






いいなと思ったら応援しよう!