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愛犬に教わったこと

守らなければいけない存在

初めて犬と暮らすようになってから、
自分がこんなにも変わるとは思ってなかった。

しつけの本を読んだわけでも、
誰かに教えられたわけでもないけど、
毎日の中で、犬から教わったことがたくさんある。

”責任をもって、守らないといけない存在”
まず一番大きいのは、これかな。

この子は
自分でごはんを用意できないし、
体調が悪くても言葉では伝えられない。

だから守る責任が、全部飼い主(わたし達)にある。

可愛いだけじゃ済まないし、
気分が乗らない日も関係ない。

でも不思議と
「重い」と感じたことはあまりなくて、
むしろ自分の生活がちゃんと地に足ついた気がした。

誰かの命を預かっているという感覚は、
人を少し強く、少しやさしくするなーって。

名前も知らないご近所さんと、ちょうどいい関係

散歩に出ると、
毎日だいたい同じ顔ぶれに会う。

でも
名前は知らない。

「こんにちは」から始まって、
いつの間にか
「●●ちゃん(ウチの犬)のママさんですよね?」
って声をかけられる。

犬の名前でつながる関係。

連絡先を交換するほどでもなく、
深く踏み込むわけでもない。

でも
会えば笑顔で挨拶して、
犬の調子とか、天気の話をして、
それで終わり。

この距離感が、すごく心地いい。

大人になると
近すぎる関係もしんどいけど、
完全な他人も、少し寂しい。

犬が間にいることで生まれる
この“ほどよさ”を、私はけっこう気に入っている。

”愛おしい”という感情

犬って、こんなに可愛い生き物だったのか
正直に言うと、
ウチの子をお迎えする前は
ここまでとは思ってなかった。

可愛いとは思ってたけど、
「ここまで生活に入り込んでくる存在」
だとは想像してなかった。

寝顔
しっぽ
たまに拗ねるところ
全力で喜ぶところ

全部が愛おしい。

なんなら
今日一日で一番笑ったの、
犬を見た瞬間だったりする。

犬って、
こんなにも
人の感情を動かす生き物なんだなと
今さらながら思う。

愛犬は、先生みたいな存在
何かを教えようとしてるわけじゃないのに、
一緒にいるだけで
気づかされることがある。

守ること
距離感
喜ぶこと
愛おしむこと

愛犬は、
わが家の一員であり、
静かに教えてくれる先生みたいな存在。

今日も
きっと何も考えてなさそうな顔で
私のそばにいる。

それだけで、もう十分。

ありがとね。


へそ天

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