ステアリング一つでも、細かく考えればここまで違う。ステアリングを交換する事のメリット&デメリット。
チューニングと言う言葉。
そもそもは調律とか調音と言う意味があります。
音楽を嗜む人であれば
ピアノの調律や
ギターのチューニングが一体どんな作業の事を言うのか
すぐに想像が出来ると思います。
基準となる音があり、その音とのズレをなくす
それが調律であり調音でありチューニング。
しかしクルマのチューニングとなると
その内容は少々話が異なります。
そもそも、その昔に発刊された改造車雑誌の編集者が
「改造」
と言う言葉はあまり受けが良くないと言う事で
チューニングと言う言葉を使い始め
それが今ではスタンダードな言葉として使われていますね。
でも、そもそものチューニングと言う言葉の意味を当てはめれば
完璧なチューニングとはドノーマルな状態。
メーカーがとんでもない開発費を掛けて市販に繋げた
様々な法規制に適合した公道走行可能車両。
我々ビークルフィールドの様な改造屋が幾ら理想を並べ
多少のカスタムを加えた所で、メーカーと肩を並べられるような事は
絶対にありませんし、出来ません。
ここ最近になって
メーカーの開発の方々とお話をさせて頂くことが増えましたが
そう言う皆さんと話しをすればするほど
新車を開発し、メーカーとして販売すると言うのが如何に難しく
とんでもない数の壁を突破しなければいけないのかがよくわかります。
そう考えるとGRヤリスやGRカローラと言ったクルマが
この世の中を走っていること自体がある種の奇跡です。
世界中を見たとしても稀な存在となるGRヤリスやGRカローラ
その生産国である日本に住んでいることを誇りに思います。
っで話はチューニングに戻ります。
チューニングと言うかカスタマイズの話ですね。
「custom」に-izeを付け加えたcustomize
一般的にはその人やその用途に合わせた仕様にすると言う意味があります。
クルマのホイールやタイヤを替える。
エアロパーツを追加装着する。
サスペンションを交換して車高を変える。
市販化された状態でも十分な性能を発揮しますが
そこに手を加える事でより自分好みにする。
それがカスタマイズです。
例えば車高を落とす。
これには大きなデメリットも出て来ます。
物理的な地面とのクリアランスが減る訳ですから
悪路を走行したり段差の大きい場所に乗り入れたりする場合
車両のどこかと道路や地面が干渉してしまう可能性が大きくなります。
それが激しかった場合は車両側部品の破損に繋がってしまうのですが
それでも車高を落とす人が居るのはなぜか?
それは車高を落とす事で、そのクルマが曲がろうとする際に
クルマ自体が傾こうとする力=ロールを抑える事で
不安定感なくコーナーを曲がりたいと考えるからです。
低い車高で下面をぶつけてしまうかも知れない・・・と言うデメリット。
ノーマルの車高ではフラフラしているように感じて
気持ちよくコーナーが曲がれない・・・と言うデメリット。
このデメリットを天秤に載せて、各オーナーが
より大切に感じる結果を優先させて行われるのがカスタマイズです。
なのでカスタマイズには
すべての人が100点満点と言う評価を下す様な物はありません。
誰かにとっては100点であっても
誰かにとっては20点と言う事も有り得るんです。
そんなカスタマイズの一つとして上げられるのが
ステアリングの交換です。
最近のクルマはステアリングに様々なスイッチが付いているので
社外の物に交換しようとすると、潔くスイッチを捨てるか

アダプターを使って装着するのですが・・・。
ん~・・・
なんだろう・・・
言葉を選ばずに表現すると・・・
カッコ悪い。
ステレオの音量等のスイッチであれば、別になくても良いのですが
今時のクルマはメーター内の表示切替も
ステアリングスイッチで行うので
そのスイッチを無くすとなるとなかなか勇気が要ります。
でも、スイッチをこの↑パターンで移設するのはな~。

そんな時はFrogDrive製のステアリングスイッチケース。

これはZC33S スイスポにMOMOステアリングと組み合わせたパターン。
これまたカスタマイズですので人によって見方が異なると思いますが
わたくし浅田的には120%カッコ良いと思うのです。
そして、こちらは後期GRヤリスの8速DAT車両に

パドルシフト対応のステアリングスイッチケースと
OMPのステアリングを組み合わせて

ラフィックスⅡにて脱着式にした際の画像。

50㎜のスペーサーを併用した上で装着させて頂きました。
これもまた人により捉え方、感じ方が異なるので
すべての人が100点満点と感じる物では無いと思いますが
わたくし浅田的には、ドンピシャな感じでして・・・。
なにがどう、ドンピシャなの?
それはですね、もちろんステアリングスイッチケースの
見た目的な気分の高揚も素晴らしく
脱着する事で防犯も兼ねられると言う面も評価が高いのですが・・・。
前期&後期のGRヤリスデモカーにて
わたくし浅田が敢えて純正ステアリングに拘っていた部分と
社外のステアリングに交換したいと思っていた部分。
そのバランスを指す天秤はずっと純正に傾いていたのですが
今回の このステアリング交換車を試運転してみて感じたフィーリングから
前期のデモカーはステアリングを交換したいと感じました。
後期のデモカーは純正ステアリングのままで良いなとも感じました。
同じGRヤリスでも弊社デモカー前期と後期で異なる仕様が故に
ステアリング1つでもその作用が異なります。
社外ステアリングへ交換したいと思った前期
そのままが良いと感じた後期にはそれぞれどんな違いがあるのか?
サーキットでタイムを刻む事を考え抜いた前期デモカーには
とある秘密な機構が採用されていまして
その機構が故の純正ステアリングだったのですが
その部分の違いとは一体なんなのか?
ちょっとマニアックな、微細な違いに拘るお話は
有料ページにて開示して行きたいと思います。
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