七福神日誌56

九時起床。ちょっと体調が悪い。
先週からずっとエアコンに喉がやられつつある気がしていたのだが、けっきょくずるずると風邪をひいてしまった。
応急処置的に牛乳と、棚にあったビタミン剤を飲んで家をでる。
十時過ぎに梅田へ。
一度二号店に顔をだし、発注をみたり、明日から始まるバルチカ03一周年企画の優待内容を昼のメンバーと確認。うちも平日限定で九月まで、ドリンクの割引をやることになっている。
母がいてトマトをくれたので塩をふって食べる。
あとはユウさんとムラさん、揚場にグチさんという布陣。
十一時に開店する。
ぱらぱらと来客。
山田がやってきて、なにか相談があるという。
グチさんにお店を任せ、ふたりで大阪第一ビルの喫茶モクバへ移動する。
ここは自家製のバスクチーズケーキが四種類もあって、コーヒーのおかわりが二百五十円。
ホットコーヒーと、ほうじ茶のバスクチーズケーキを頼む。山田はフレンチトーストのセットを注文。
目をわくわくさせながら、この夏の予定を話してくれる。たんたんたんと、三本くらい短編を撮りたい。秋に撮る映画の準備で、各地へロケハンや、今のうちから演者のオーディションもやっとかないと。よかったらそのロケハンとオーディションに参加してみてほしい。あとたしか八月に岡山へ帰省するっていってたけど、あれはワシも行っていいのかな?
俺は鼻をすすりながら、風邪の声で、いま俺は串かつ屋の三号店を準備中だし、なんでお前が俺の帰省についてくるんだということをいったが、けっきょく盆明けの岡山への帰省に山田もついてくることになった。
昼過ぎに解散。
店に戻る。
週末にむけてグチさんがカレーを炊いてくれている。
出来たてを昼飯にいただいて、グチさんと交代。
今日は夜番。
夕方、雨が一瞬降ってやむ。
傘をもったお客さんで混み合う。
夜のホールはノセ君、ナミちゃん、ホリちゃんの三人。本店でひとり欠員が出て、急遽コグスにヘルプにむかってもらった。
今日も試合があったのか、二十時過ぎに阪神ファンのフジさん、テツさんがやってくる。別々の席から別々に阪神のことを話しかけてくる。今度から同じ日にきたらくっつけて座らせたい。
閉店間際、ノセ君がビール樽を交換しようとして腰を痛める。しばらく奥のソファー席に座って安静にしていたが、その時となりに座っていた団体さんに写真撮影を頼まれて断っていた。
え、なんで、頼むわ、そこから撮ってくれたらええからといわれて、いやです、写真は苦手なので迷惑をかけますといってまたキッパリと断る。
ホリちゃんがあわてて出ていって写真を撮ってやり、お客がみんな帰ったあとノセくんに詰め寄って「撮れ、写真は」といっていた。
零時過ぎに帰宅。
妻がまだ起きていた。
ミャクミャクの人形を買ったといって喜んでいる。
人形の口に指をさしてみろといわれてその通りにすると、噛まれた。電池が入っていて口だけ動くらしい。
腹がへりましたというと、ピーマンを焼いてくれる。旬で美味しいよといわれ、醤油をかけて食べる。
うまい。
ぱりぱりかじりながら、晩飯がピーマンだなと思った。

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