森保一の夢物語、孫正義の夢物語① 人間の心がつくる夢とAIがつくる夢
〇 まえおき
・今(2026年6月29日)、ワールドカップの森保ジャパンが日本中に感動を与えてくれています。
・以前に、大谷翔平とドジャースの感動の物語は「新しい未来の創造のモデルになる」という話をしました。
・森保ジャパンも大谷翔平とドジャースも、その「感動の秘密」としては、まったく同じ構造を持っています。
・さらに、森保一監督は「国歌斉唱の時に涙がでる」というエピソードからもわかるように、はじめから国民に感動を与えるためのチームづくりをしています。
・その意味では、私たち日本人にとっては、21世紀の日本をつくるお手本そのものになっていると考えられます。
・森保ジャパンと対照的なのが、私が、最近テーマにしているAIバブルです。AIバブルの遠因はAIの夢物語があります。
・AIの夢物語をつくっている最大の貢献者はソフトバンクグループの孫正義氏です。
・私の考えでは、森保ジャパンも大谷翔平がつくった夢物語は大きな付加価値(=大きな経済効果)を生みましたが、孫さんの夢物語は(将来的な話はわかりませんが、)短期的には大きな経済損失を生み、経済的には失敗になる可能性が極めて高いです。
・このシリーズでは、日本に経済的繁栄をとげるために、森保ジャパンと孫さんの夢物語の違いを考えたいと思います。
森保ジャパンと孫さんの夢物語の違い
・今回は要点のみを紹介し、次回から、個々の内容の詳しい説明をします。
1 「頭でつくられた夢」と「心の奥底から出てくる夢」
・AIがつくる理想の未来社会は頭で考えてつくられた夢物語です。
・一方、森保ジャパンの夢は心の奥底からでてくる夢物語です。
2 「人間が楽をするための夢」と「努力をして手に入れる夢」
・AIがつくる理想社会は人間が楽をする社会です。
・一方、森保ジャパンの夢は厳しい鍛錬をし、厳しい競争を勝ち上がった後に手にすることができる夢です。
3 「自分の自己実現の夢」と「みんなを感動させるための夢」
・孫さんの考える夢は、自分のビジネスを成功させるために考え出された夢です。
・森保監督は、国民の夢をかなえるために日本代表の監督を引き受けました。
4 「機械が主人公の夢」と「個性ある人間が主人公の夢」
・AIがつくる夢は機械がつくる夢の世界です。
・森保ジャパンのつくる夢は、個々の人間の個性の発揮と智慧の創造、大力、技術力、そして何よりもお団結力がなければ生まれないまるごとの人間が主人公の夢です。
