見出し画像

表現の入口、その先へ。──『Yota個展』

・『Yota個展』

壁いっぱいに並ぶ作品たちは、それぞれ違う表情でそこに立っていた。

    『あー、もうだいすきだなぁ』

って気持ちが溢れてきてしまって、早々にわたしは泣き出した。

相模相鉄鉄道「いずみ中央駅」徒歩1分。横浜市泉区民文化センターテアトルフォンテギャラリーにて小学生クリエイター 『Yota個展』 開催中だ。

 コニシ木の子とその表現の世界へ旅に出た。

『Yotaワークショップ』ではポストカードも販売している。『#なんのはなしですか』のイベントでも、Yotaのポストカードは圧倒的に目を引く存在だ。
無邪気で、遊び心があって、どこか洗練されている。そして、その先に物語の『つづき』があるような、どれもこれも彼だけが作れるオリジナル。そんな世界観がそのまま場所をつくったような、そんな個展だった。


さて、さて。
そんな噂のYotaはどこにいるのかというと。

        あ。いた‼︎
      ミニマルなYota発見だ。



『フフフ』と笑みを浮かべる張本人。扉の向こうに消えたり、作品の周りを歩いたり。すこしだけ慣れてくるとハニカム顔がまだあどけない。

絵だけではなく、立体作品や、レジン、アルミ玉や、Minecraftのキューブパズルなどバリエーションの数が本当に豊か。作品は、きっと等身大のYotaなんだろう。そう展示された作品が物語っている。みんな思い思いの場所に人が立ち、撮影をしたり、眺めたりしている。


・親子で作る、『表現の空間』

作品はもちろん、ここにはママのmika🌼、Mottoさん、Yotaとの時間もつまっている。子育ては24時間毎日つづく。生活の中で交わされるほんのささいな一言。放っておけば流れる時間を掬い上げてきたから、いまのYotaがいるのかもしれない。

  ”いま、あなたはなにを見ている?”
  “なにを感じている?”

この家族の心の中に。そして、暮らしの中に。
そこには、あたたかさと不思議な没入感で溢れていて、わたしたちの滞在時間は気付けば90分を超えていた。
コニシ木の子とわたしは顔を見合わせてその事実にすこしだけ笑った。『いい時間だったね』って。

足を止めて眺めるお客様に作品を解説するmika🌼

  『大切なものほど、描けないんだって』

そんな秘密や裏側までも、聞いてみてほしい。きっと、この世界の見方が何倍も、面白くなる。


Yotaからもらったプレゼント。
エリのイメージはコレって。
わたしの大好きなsharkの前で記念撮影

・『なんのはなしですか』とYota

『なんのはなしです課』通信では、Yotaの作品は何度も紹介されている、路地裏最年少アーティストだ。この個展の話を聞いたとき、コニシ木の子が最初に口にしたのは「胡蝶蘭だな」だった。誰よりも早く、その門出を祝いたかったのだと思う。Yotaとコニシ木の子は、『おともだち』であり、『表現』を通して対話している。

『なんのはなしですか』一同より。

彼の世界は、まだまだ広がっていく。
『Yota個展』は7月6日まで。
彼の旅は、まだ始まったばかりだ。

いいなと思ったら応援しよう!

モスキート エリ 応援が物語のインクになります。 あなたにもそっと、届きますように。