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すーぱーおっちょこちょい、受付に立つ。


私は、すーぱーおっちょこちょい人間である。

若い頃、ファミレスでアルバイトをしていたときのことだ。行列のお客様を順番に席へ案内する。

エリ 「お待たせしました〜
おひとりぼっちの田中様〜」

お客 「あ…はい」

返事がすっきりしない。
一度受付表を確認し、私は、もう一度大きめの声をあげた。

エリ 『おひとりぼっちの、
田中様で間違いないですか??』

お客 『はい、おひとりぼっちの田中でっすぅ…』

悲しそうな顔をしている。
⸻ごめんね、センチメンタルにさせて。

私は、言い間違いならぬ、『言いまつがい』には、定評のある女だ。

結婚するときに役所に行った時は
『婚活届けください』と言ったし、

離婚届が欲しい時は
『示談届けください』と言った。
もはや、人生の告白である。

713日。「#なんのはなしですか」電子書籍出版記念パーティー ~謝罪の先に見えたモノ編~

私はmika🌼と受付をやることになっている。
実は、しずかに震えている。

今からやってくるnoterさんたちの名前を、まるで早口言葉のように唱えながら、
一人、脳内で予習している。
遠方から来る方も、お子様連れの方もいらっしゃる。

失礼があってはならない。
⸻そう。わかっては、いるのだ。

ただ、つい先日も、やってしまった。

『エリ、吉田さん家の面会者何人?』
『はい!奥様おひとりぼっちです!!』

……私の口よ、なぜそう動く。

私の脳内では、すでに事故フォーマットが完成している。悪気はないのだ。どうか、許して欲しい。

『○○さん、おひとりぼっちですね〜!』

こう言っていたら、どうか、口を塞いで欲しい。

このつぶやきに、ただ震えたモスキート。
受付より、速報でした🛸


#謝罪する前に謝罪します


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