ギフテッドが経験する【積極的分離】とは何か?~2つの概念を内包している~
こんにちは~ ある相互フォロワーさんに質問を投げかけられた気がしたので、回答記事を書こうと思います。
2つの概念を内包している【積極的分離】
積極的分離という概念は
精神医学者のドンブロフスキが提唱したものです
端的に言うとギフテッドが経験する
【人格崩壊とその再構成のプロセス】
のことですが
ドンブロフスキは
『ギフテッド』という概念ではなく
OE(過度激動:感情や思考などの爆発)
を持った人たちが経験しやすい
人格成長理論として
積極的分離理論を論じています
そして積極的分離理論には
人格の成長段階として
5つの段階があるという点が
理解しづらく混乱を生んでいる点です
・人格の成長段階として5段階あること
・その段階を進むときに経験することがある
人格崩壊と再構成
の2つの概念が混ざっているのです
まず第一に
人間の発達には多くの理論があり
積極的分離理論はあくまで
その一つのモデルに過ぎません
発達段階については他の理論とも
相関性・類似性はあります
ではギフテッドは
なぜ人格崩壊というような激しい
人格成長のプロセスを経験するのか?
それは思考能力の高さゆえに
・人格成長が年不相応に進んでしまう
・内省気質ゆえに自責・自罰感情に支配される
からです
例えば
自身に待ち受ける『死』のことや
地球温暖化の問題など
社会が迎えるかもしれない
破滅的な未来を想像して苦しくなったりします
こうした話は
相応の人生経験があれば
受け入れやすくなるのですが
受け入れる準備ができていない幼い時に
この段階に進むと苦しくなりますよね
また 精神的に早熟であるため
周囲から浮いてしまい孤独になりやすいです
対人関係が健全に築けないと
高い思考能力とセットでついて回る
自責・自罰感情や『認知の歪み』を
正してくれる人との交流の機会が減る
ことにより
『間違った道』を
突き進んでしまうことになります
そして人生に行き詰って
人格をぶっ壊して再構成する
というプロセスを経験することになります
このプロセスの苦しみには2つポイントがあります
ひとつは
孤独に苦しみ人生が行き詰る
という絶望的な状況に陥ること
もうひとつは
その状況を抜け出す答えを見つけたことで
人生を振り出しに戻すという
こちらも絶望的な状況に陥ることです
【積極的分離理論】の片方の軸は
人格成長の段階を記したものですが
緩やかに成長していくならば
大きな問題は起こらないのです
寧ろギフテッドでない人の方が
段階が進みやすいとすら言えます
人格崩壊を起こすような精神的行き詰まり
人格を再構成して振出しに戻る状況は
精神疾患でドロップアウトする確率が
極めて高いです
そこを乗り越えることができて初めて
創造性や救済活動として
自身の能力を発揮していくことが
できるようになるのです
積極的分離の絶望的な苦しみを乗り越えるには?
については以下の記事で書いています
孤独に苦しみ
人に受け入れられていないこと
その苦しみの源泉は
自分が自分を受け入れていないこと
だと僕は考えています
あるべき論に支配され
自分や他者を責めていて
自分で自分を苦しめているのです
自分を受け入れ許すことで
人から受け入れられるように
状況が変わっていきます
自分も間違っていないし
他者も間違っていない
そう思えるようになると
コミュニケーションが
相互尊重的になっていき
対人関係の苦しみが改善されていきます
人から受け入れられ
孤独ではなくなると
あの苦しみは何だったのか?
と思えるくらいに
生きることが楽になっていきます
これは積極的分離理論の
人格成長段階4段階目くらいに相当します
では
積極的分離で苦しむ人にどう接するべきか?
について書いていきます
積極的分離で苦しむ人の一番の願いは
自分を理解してくれる人との出会いです
理解を示すと
依存されてしまうリスク
があるのが難しいですね
苦しみから抜けるには
認知の歪みを正すこと
が必要になり
それは非常に長くて遠い道のりです
その過程を理解し寄り添えるのは
同じ苦しみを乗り越えた人だけだと思います
また認知の歪みを正そうとするということは
相手にとっては自己否定をされているように
感じてしまいます
アドバイスしてくる人たちに
攻撃的な対応をする人や
社会に対して不満をぶつけている段階の人は
距離を置いて見守るしかありません
もしそうした人たちにアドバイスをするならば
noteギフテッド界隈で書かれている記事
を紹介するといいかもしれません
僕自身がこれまで
ギフテッドの苦しみと
その乗り越え方をいくつもの記事として
書いてきました
僕だけでなくnote内には
頼れる先輩・仲間たちが多いので
そうした人たちの記事を
紹介してあげてください
人の認知を変えるのは一人では無理です
目の前にいる【あなた】が伝えるよりも
第3者の言葉の方が響くことがあります
『信頼できる』複数の人が
同じことを伝えていることが分かると
アドバイスなども受け入れやすくなります
そういう意味では
今のnoteギフテッド界隈は
非常に有意義なコンテンツになっています
自分の想いを記事にすること
それがまだ見ぬ誰かの救済になります
みんなで一緒に前に進んでいきましょう
それが僕の願いです
今回はここまで!
ではまた!
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