自己否定感情が強いと『特別な存在』になろうとしてしまう
こんにちは~ 今回は学生時代を中国で過ごした知人の話を、ギフテッドと絡めて記事にしていきたいと思います。
知人は、学生時代を中国で過ごしましたが、中国語が母国語の人たちとの過酷な学力競争に晒され、成績は最下位層だったため、結果的に自己肯定感が健全に育たず、自分の生きる意味を探していました。
何か特別なことを成し遂げて、自分の存在意義を証明しようとしていて、彼は日々勉強をしていました。ですが、日本語能力も中国語能力も中途半端になってしまっていて苦労をしていたようです。
一生懸命勉強することは、ある意味ではいいことではあります。ですが彼の場合には問題があります。それは、、、
今の自分を否定し、今の自分とは違った存在になるために努力していること
です。
正しい努力の仕方というのは、
今の自分を受け入れて、今の自分を起点により善い自分に変えていくことを積み上げること
だと僕は考えています。
前者は今の自分が100であるにもかかわらず、それを0と見なして、積み上げていく必要がありますが、後者は今の自分の100からのスタートです。
成長というのは複利で加速的に進むものと僕は考えていて、当然初期値の値が大きいほど成長の度合いは大きくなります。
(1の2%は0.02だが100の2%は2)
自己否定からのスタートだと、苦しい思いをして努力をしても成果はなかなか上がりません。
ある程度の能力を身につけるためには、努力の開始時に誰かからの手ほどきがあった方がいいのですが、中国での過酷な競争に晒されてきた彼は、周囲の人間を『敵・ライバル』とみなし、教えを請うことや相手の話を受け入れることを『負け』と感じてしまうからか、それができない状態に陥っていました。
自分の存在を肯定できないため、彼は起業して社長になることを目標とはしていましたが、『自分が特別な何かであることを証明すること』が目的になってしまっているように僕の目には映っていました。
『ギフテッド』と僕が呼ぶ人たちにも彼と同じような状況になっている人が一定数います。
内省気質が強く自己否定感情に支配されがち
考え方が独特で周囲の人に受けれられないことがある
からこそ
『特別な何者か』になり、存在を認められたい
という想いが強くなってしまいます
この状態に陥っている人たちに伝えたいことは
未熟な部分があることも含めて自分を肯定し
今の自分を起点により善い状態を目指すことを
日々積み重ねていってほしい
ということです
また
自己犠牲を伴う他者貢献はせず
自分を大切にしてほしい
ということです
人生が苦しい状況に陥っている時ほど
こうしたことを意識して欲しいと思います
アフガニスタンの支援事業に人生を捧げた中村哲医師も
「世界がどうだとか、国際貢献がどうだとかいう問題に煩わされてはいけない、それよりも自分の身の回り、出会った人、出会った出来事の中で人としての最善を尽くすことではないか」
とおっしゃっていて
特別な何かを成すことよりも
自分の周囲の人にとっての善を
皆が少しずつ実践できるようになることが
大事なのではないかと僕も考えています
特別な存在になるというのは
あくまで結果論でしかありません
苦しい状況にある『ギフテッド』の方には
自分の目的が『今の自分を否定すること』
になってしまっていないか
今一度振り返ってみてほしいな~と思います
今回はここまで!
ではまた!
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