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歯科医院を閉じる前に、なぜ開業したのかを書いておく

もう1月も終わりなんですね。
正直、1月に何をしていたのか、あまり思い出せないほど同じ日々を過ごしていました。
自宅でPCに向かい、朝はまた脱糞のことで気分が落ち、仕事になりそうなことを探してクラウドワークスやランサーズを眺めては応募し、でも採用されることはなく、そんな一日を繰り返しています。

医師、特に歯科医師という職業は、他業種に転職することがほとんどない世界です。
今になって「では次に何をするのか」と考えると、選択肢が見えず戸惑っています。
どんな仕事でも構わない気持ちはあるけれど、もう無理をしてまで働きたいとは思えない。そのバランスが難しいと感じています。

1月末で歯科医院のホームページを閉鎖することにしました。
せめて足跡として、トップページだけはnoteに残しておこうと思っています。

そもそも、私は最初から開業したかったわけではありません。
2010年、41歳で開業しましたが、それまでは病院の歯科口腔外科で口腔外科医として診療をしていました。
口腔外科の仕事は好きでしたし、できることなら一生続けたいと思っていました。
ただ、年齢を重ねるにつれて「このままで成長できるのか」と考えるようになりました。

当時、私は第二部長でしたが、実質的には第一部長の役割も担っていました。
周囲を見渡しても、これ以上教えてもらえる環境はなく、関連病院への赴任も医局人事次第。
教授は自分の立場を高めることに関心が向いているように見え、医局に残る先生一人ひとりに目を向けているとは感じられませんでした。
開業医のもとで勤務医として働く選択肢もありましたが、その当時は気持ちが向きませんでした。そうして、半ば諦めるように開業を選びました。

両親は医師でも歯科医師でもなく、ただの自営業者ですが、開業することには前向きでした。
開業当初は思いもあり、ホームページのロゴも、「Takeuchi」の“T”を木に見立て、その下に動物=患者さんたちが集まってくるイメージで作りました。

ただ、その思いは年月とともに薄れていきました。
医療だけを考えていればよかった時代は終わり、経営を考える比重がどんどん重くなっていったからです。
几帳面な性格もあり、その重さは私にとって次第に負担になっていきました。
診療している時間は忙しくても楽しかったですが、それ以外のことがあまりにも多かった。

今は、好きだった診療はもうできません。
歯科医院を物理的に辞めざるを得なくなったことが、結果的に良かったのかどうかは、まだ分かりません。
書き始めると長くなってしまうので、今日はこのあたりで終わりにします。

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