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おわりに──広告か、科学か

カルビーが発表した今回の臨床試験は、研究デザインの限界、研究者発言の矛盾、製品の性質に関する既存の健康リスク、そして大学との共同研究に潜む構造的バイアスという4つの要因から見て、科学的信頼性に重大な疑義があると結論づけざるを得ません。

「臨床試験」という言葉が使われていても、その内容が因果関係を示せる設計かどうか、発言がエビデンスに基づいているか、研究の出資者や利害関係者に偏りがないかといった点を常に疑い、検証する視点が求められます。

**私たちが日常的に目にする研究報道の多くは、実は“科学”であると同時に“広告”でもあります。**それを見抜くためには、メディアの言葉や肩書き、大学の名前に惑わされず、構造と設計そのものを読み解く「科学リテラシー」が不可欠です。

エビデンスは「ある」か「ないか」だけではなく、「どういう設計で、誰が、何のために得たか」が問題なのです。


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