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見えない世界に触れた日

ー魂が揺れた二つの記憶ー

高校一年の頃、私は人生で初めて“不思議な体験”をしました。
それは、祖父が亡くなる間際のことでした。
当時、私は平屋の社宅に住んでおり、祖父は入院中で危篤の状態。そんなある日、自宅のトイレに入ったとき、小さな曇りガラスの窓に青白い光が映っているのに気づきました。最初は、外の車のライトだと思い玄関まで確認しに行きましたが、そこには何もありません。

不思議に思い母と一緒にもう一度見に行くと、確かに窓の近くで青白い光が静かに揺れていました。私は“火の玉は赤や黄色いもの”だと思い込んでいたため、その光に強い違和感を覚えたのを今でも覚えています。後になって、青白い光も存在することを知りましたが、あのときの光景は今でもはっきりと心に残っています。

それから何年も経ち、三十二歳の頃。
再び、忘れられない出来事が起こりました。

古くからある土地の平屋で、夫と三人の子どもたちと暮らしていたある夜。いつものように布団で仰向けに眠っていると、突然目が覚めました。ふと天井を見ると、それがゆっくりと自分に向かって降りてきたのです。
「ぶつかる」と思い、とっさに両手を前に出した瞬間、何気なく下を見た私は息をのみました。そこには、眠っている“自分自身”の姿があったのです。

何が起きているのか理解できないまま、気づけば私は自分の体に戻っていました。激しい動悸と、言葉にできないほどの強い疲労感。あれが現実だったのか夢だったのか、今でもはっきりとは言えません。ただ、あの感覚だけは紛れもなく本物でした。
その体験を通して、私は「人が肉体を離れる瞬間」に触れたような気がしています。

当時は誰にも話せず、しばらく経ってからスピリチュアルに詳しい方や占い師の方に相談するようになりました。そして少しずつ、自分の中に起きている変化を受け入れていきました。

それからの私は、目には見えない存在の気配やエネルギーの変化に敏感になっていきました。同時に、自分自身を守る術も学びました。祓い方や結界の張り方などを身につけることで、次第に「見える」ことはなくなり、「感じる」程度に落ち着いていきました。

心を整え、内側の状態が安定してくると、不思議と不要なものは寄りつかなくなります。そして、守られている感覚も強くなっていきました。

最近では、直感や感覚がより研ぎ澄まされてきたように感じています。この経験や感覚を、誰かの役に立てられる形にしていきたい——そんな思いが、少しずつ形になり始めています。
整い次第、また皆さまにお伝えしていきたいと思います。

あなたにも、説明できない感覚はありませんか?


大切な記憶

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