二月九日
この王の瞳に甘さは微塵もない、この王の目は中華への路をしっかりとらえている。
「キングダム」には考えさせられる台詞が沢山あります。 当今の名台詞などより吟味すべき言葉は、決め台詞よりむしろ何気ないシーンにこそ誠の価値があるのです。

出典「キングダム」王騎
昭王の瞳は中華を夢見る夢追い人でした。だが、この王の瞳に甘さは微塵もない、この王の目は中華への路をしっかりとらえている。若さゆえの驕りかもしれませんが、未だかつてそのような目で中華に挑む王は一人もいませんでした
《荒筋》
秦国の下僕・信は漂と自身の夢を叶えるため、王子の玉座奪還に手を貸す。逃避行で一緒になった河了貂を加え、嬴政達は山の王の助力を借りて連合を組み、玉座奪還作戦を行う。
王都咸陽に入城し、遊撃部隊として宮殿に通じる回廊で信たちは王弟側の兵達と戦闘、激戦を制す。
ついに正殿に辿り着き王弟と竭丞相の抵抗を廃し、彼らを打倒する。
しかし、城壁の上から怪鳥・王騎とその兵達が介入する。王騎は笑いつつも嬴政に目指す王の姿について問い始める。
嬴政は中華の唯一王と即座に答える。そして、昭王の死を受け入れてから中華に羽ばたけと言う。
中華に羽ばたく。王騎は昭王との会話を思い出すと、改めて若王嬴政を見つめ直す。
《解説》
❤️本気で目指す人は甘えが消える
言うまでもありません。努力する人に怠惰が入ってこれるわけがありません。
思いは一途、行動は怯まず、知恵は自由自在。 目的目標に向かって行動し続ける人は皆「論語」の孔子様です。
孔子様は大志を抱いた人物で、「論語」とは人の行動哲学の書なのです。行動哲学で目指したのが人の倫理道徳ということなのです。
行動と思いを積み重ねるから技が磨かれる。身につける知恵によって今の置かれている自分の境遇と世界の事実を受け止めているからこそ厳しくなっていく。
そうして自分の中から甘えが消えていく。
「キングダム」嬴政もそのような人物であり、歴史に名を馳せた偉人達もそのような資質を有しています。
努力する人は目的目標に体を預ける人です。他人の常識に自分を預けません。
他人に預けないとは、自分の意思で行動の責任を背負って自らを鍛え上げる。甘さを消す王道と言えましょう。
美食に怠惰な生活は努力を怠らせます。そのような生活は健康を削り動きを鈍化させます。
動きが鈍化し、健康を害しては体が競争に耐えきれません。
とはいえ、甘えと休みは違います。後で嬴政が信に教えることです。
