二月七日
いつの日にか、儂のような王が再び現るやもしれん。その時には王騎よ、今より大きく羽ばたくのだ。
「キングダム」には考えさせられる台詞が沢山あります。 当今の名台詞などより吟味すべき言葉は、決め台詞よりむしろ何気ないシーンにこそ誠の価値があるのです。

出典「キングダム」昭王こと昭襄王
いつの日にか、儂のような王が再び現るやもしれん。その時は王騎よ、今以上に大きく羽ばたくのだ
《荒筋》
秦国の下僕・信は漂と自身の夢を叶えるため、王子の玉座奪還に手を貸す。逃避行で一緒になった河了貂を加え、嬴政達は山の王の助力を借りて連合を組み、玉座奪還作戦を行う。
王都咸陽に入城し、遊撃部隊として宮殿に通じる回廊で信たちは王弟側の兵達と戦闘、激戦を制す。
ついに正殿に辿り着き王弟と竭丞相の抵抗を廃し、彼らを打倒する。
しかし、城壁の上から怪鳥・王騎とその兵達が介入する。王騎は笑いつつも嬴政に目指す王の姿について問い始める。
嬴政は中華の唯一王と即座に答える。そして、昭王の死を受け入れてから中華に羽ばたけと言う。
中華に羽ばたく。王騎は昭王との会話を思い出す。王騎は昭王のような王は現われないと嘆く。昭王はそんな王騎に言葉をかける。
《解説》
❤️人生は有限ですが思いは無限です
昭王は最後まで諦めていなかった。たとえ夢を掴めず果たせずとも誰かがそれを果たしてくれれば・・・本望だと。
その人物が王騎将軍であっても、他の諸国の人間であろうとも。
夢、大志とは人が入ってこれるから価値が高まる。自分本人だけでなく、全く知らない人々でさえ入ってこれるほど大きくなる。
夢の価値を信じられる人は他人を受け入れられる人達です。
人生幾ばくぞ朝露の如し
三国志の英雄・曹操孟徳が吟じた詩の一節で有名です。 人生は露のように儚く短いとは豊臣秀吉も詠ってます。
人生が有限だからこそその時を懸命に生きられる。懸命な生き様は人を輝かせてくれることを英雄は知っている。
後世の人達に残せし先人達の金言です。
輝けば価値がある。明るい日と書いてあしたと読みます。暗い時より明るい時の方が動く範囲は広がるのは自然です。
光は標です。標を頼りに皆動くことに不安が消え、希望を抱くことができます。希望とは可能性に他なりません。
後世に語り継がれる大志や夢は正に人々の標です。立てた人が叶えられるかは当時の運次第です。
しかし、標は残って立てた人の名も共にある。
大志も夢も一人では叶えられない。それが分かる人が強い人です。
強い人は冒険を恐れない。強い人は目的目標を持つ人を無視しないのです。
