三月十六日
そうか、俺は将軍と話をしていたのか
「キングダム」には考えさせられる台詞が沢山あります。 当今の名台詞などより吟味すべき言葉は、決め台詞よりむしろ何気ないシーンにこそ誠の価値があるのです。

出典「キングダム」信
そうか、俺は将軍と話をしていたのか
《荒筋》
秦国の下僕・信は漂と自身の夢を叶えるため、王子の玉座奪還に手を貸す。逃避行で一緒になった河了貂を加え、嬴政達は山の王の助力を借りて連合を組み、玉座奪還作戦を行う。
王都咸陽に入城し、信たちは遊撃部隊として回廊と王宮にて王弟側の兵達と戦闘、激戦を制す。かくして嬴政と山の王達は王宮反乱を収めた。
王宮反乱を鎮めた信は下僕の身分から財と家をもらい正式に秦人となる。
そして、彼は村に掲げられた歩兵募集に応じ、初陣の戦場に向かう。戦場では共に玉座奪還戦を戦って壁もいる。
初陣の戦場で信たちが戦うも、歩兵部隊は苦戦を強いられる。その最中、麃公大将軍は信達の戦場に騎馬隊を援軍に出す。
壁の騎馬隊が歩兵達を援護する中、縛虎申千人将は活躍した信たちに更なる死地に投入することにした。
騎乗している信達は遂に丘の魏軍本陣まで辿り着く。
魏将・宮元を縛虎申は相討ちとなり、両将の死後の戦いで信たちは丘を奪取する。
その時、割って入ってきた怪鳥・王騎将軍に言葉をかけられた信は、戦と将軍について教えられる。
《解説》
❤️想像力の活かし方
想像力は誰もが等しく持っています。性別種別年齢無関係です。その想像力をどのように活かしていくかで生き方が変わります。
一介のサラリーマンと一組織員にいきなり社長の仕事は出来ない。一流のアイデアを二流以下の人が具現化、現実に適応させることは至難です。
天下の大将軍とはだれもが知っている強ェ英雄、そんなことしか知らずに吼えていた。
蛇甘平原の丘で王騎将軍の話を聞いていた信が己を見つめ始めました。下僕の立場から描いていた天下の大将軍の想像力と、文字通りの天下の大将軍の実像が違うことが分かったのです。
知っていることを知り、知らないことを知ることが知。孔子は教えています。
知行合一と王陽明は教えます。自分が夢描いた想像力をどのように活かすか、
それは、自ら道を進みながら自分の姿を作っていく。
道は未知、されど知らないことを知る、未熟を知る覚悟を持っていること。
行動無き想像力は妄想の一つに過ぎないのです。
❤️当日試合と練習は違う。それでも練習をしなければ成果に届かない。想像力もまた然り。
信も剣撃の鍛錬を繰り返し、生死の戦いをくぐってきたからこそ王騎将軍の話に出会うことが出来た。
だけど少しだけそれが見えるようになった。
欲望、情熱、節度、礼儀など心から生じる想像力は個人から組織に至るまで、人を大きく成長させてくれます。
それでも想像力は心、意識の範囲でありそれを現実の世界で実らせるには行動、体現させていくしかない。
行動努力することで願いの想像力を現実に見合うように鍛え上げる。原木を誰もが鑑賞できるほどの美術品に仕立て上げるように。
トーナメントのスイングは練習のスイングとは別物。ゴルフの世界にもあるように、あらゆる道の理は同じです。
