三月十二日
侵略者に対して退くことは絶対にない。それが、たとえこの身が砕け散ろうとも。
「キングダム」には考えさせられる台詞が沢山あります。 当今の名台詞などより吟味すべき言葉は、決め台詞よりむしろ何気ないシーンにこそ誠の価値があるのです。

出典「キングダム」呉慶
侵略者に対して退くことは絶対にない。それが、たとえこの身が砕け散ろうとも。 呉慶は覚悟していた。
《荒筋》
秦国の下僕・信は漂と自身の夢を叶えるため、王子の玉座奪還に手を貸す。逃避行で一緒になった河了貂を加え、嬴政達は山の王の助力を借りて連合を組み、玉座奪還作戦を行う。
王都咸陽に入城し、信たちは遊撃部隊として回廊と王宮にて王弟側の兵達と戦闘、激戦を制す。かくして嬴政と山の王達は王宮反乱を収めた。
王宮反乱を鎮めた信は下僕の身分から財と家をもらい正式に秦人となる。
そして、彼は村に掲げられた歩兵募集に応じ、初陣の戦場に向かう。戦場では共に玉座奪還戦を戦って壁もいる。
初陣の戦場で信たちが戦うも、歩兵部隊は苦戦を強いられる。その最中、麃公大将軍は信達の戦場に騎馬隊を援軍に出す。
壁の騎馬隊が歩兵達を援護する中、縛虎申千人将は活躍した信たちに更なる死地に投入することにした。
騎乗している信達は遂に丘の魏軍本陣まで辿り着く。
魏将・宮元を縛虎申は相討ちとなり、両将の死後の戦いで信たちは丘を奪取する。
魏の総大将と秦の総大将の最後の戦いに、魏の総大将・呉慶は己の覚悟を更に固める。
《解説》
❤️覚悟は人を固める
心に決めること。それは人の心技体を強く、強固にします。
目的目標を定めるのも同じ効果を得られます。
しかしながら、覚悟を固めすぎるのも考え物です。
それは心に囚われて体の自由を束縛するからです。
信仰、覚悟と心に決めたことに人は強い精神力を発揮します。しかしながら、過度の自信が気づきを遅らせたせいで事態を悪化させたり、信仰心が強固であったために過激な行動に走り、命を粗末にすることが見られます。
道を進むため、生きるために強くあるのは宜しい。
されど、体を疎かにしてはならない。
心が大事であれば尚のこと、受容している体を労ることは自然の道に適うことであり、人生で第一に尊ばれることだと趣簿は思います。
呉慶将軍も侵略者を撃退する、汚れをゆるさないその精神は何者にも代えがたい。
ですが戦争、戦いとは生きることで勝利を掴むことの筈です。
名将は退却戦、逃げることにも達者でした。
総大将は逃げねばならぬ
