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【詩】闇夜に香る


ー子犬が見つめているー

夜を待ち受けていたのは
百合
一面に
それは爆発するのだ

夢想家は殺戮へと旅立ち
逃亡者は革命を夢見る夜

血塗られた夢の欠片も
赤き革命の断片も

ー子犬はじっと見つめるー

ひと思いに覆うのだ
未だ見ぬ頭の弱い朝露も
夜が頼りのせせらぎさえも

さあ今こそ
百合よ
撒き散らすのだ

世界を回す静けさが
平穏を恐れるあまり
自らの首をくくる前に

さあ今こそ
百合よ
爆発するのだ

ー子犬は見つめているー





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