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アルバム「Before & After Artifact」について/11:Young 2020s Americans

この曲もアルバム以前にシングルで出した曲です。

タイトルからもわかるように、あの人のあの曲からアイディアをもらっていますが、「Young 2020s Americans」が”1970年代の”アメリカンドリームへの疑問・消費文化への皮肉”を歌ったものであるのに対し”2020年代の若者の、”デジタル社会・不安定雇用・気候変動・SNS・メンタルヘルス・消費社会が当たり前になった世界で生きること”をテーマに取っています。

意訳

ネオンが光る借り物の街で暮らし、
足元ではローンの返済が静かに積み重なっていく。

4Kの美しい映像を眺めながら、
SNSを延々とスクロールして夜更かしをする。

彼は人知れず借金を抱え、
彼女は加工アプリや情報収集を使いこなして生きている。

ニュースは次々と流れていき、
何もかも長続きしない時代。

私たちが本当に自由に生きられるのは、
せいぜい二十年くらいなのだろうか。
その後の五十年は、
将来への不安のために差し出してしまうのだろうか。



若いアメリカ人。

スマホの通信契約に命綱を預けるように暮らし、
より良い未来を、
次のアップデートのように待ち続けている。

母は言った。
「自由はあなた自身の手の中にある」と。

でもその手は、
次々と変わるブランドやサービスでいっぱいだ。

仕事は短期契約から短期契約へ、
シフトからシフトへ渡り歩く。

希望さえも、
毎月少しずつ先送りになっていく。



夜にはカウンセリングを受け、
マインドフルネスを試し、
安い赤ワインで一息つく。

気候変動の記事を延々と読み続け、
その罪悪感を埋めるように、
「木を植える活動につながるエコバッグ」を買う。

若いアメリカ人。

サイレンが鳴る街で今日も投稿を続け、
どうすればこの時代を理解できるのか、
少しずつ学んでいる。



誰も革命を起こそうとはしない。

運命とは戦うのではなく、
折り合いをつけながら生きている。

郵便投票を済ませ、
SNSを閉じて、

庭に植物を育て、
本を読む。

そんな小さな行動を選ぶ。



広告に覆われた世界の向こう側には、

小さくても確かな真実がある。

私たちは世間知らずではないし、
何も感じなくなったわけでもない。

ただ、
少しだけ早く現実に目を覚ましてしまっただけ。



若いアメリカ人。

歴史が期待したような
大きな声を上げる世代ではないかもしれない。

それでも、

壊れそうな世界の中で、
まだ自分の手に残っているものを、
静かに抱きしめながら生きている。

Young 2020s Americans  歌詞意訳

曲に関してですが、この曲はスノ子さんの作曲関与度がアルバムの中でもかなり高いのですが・・・DボウイがYoung Americansについて「なにか人工的なプラスティックな感じのするソウルだよね」と説明したのを知っていたので”plastic soul”とプロンプトの一部に入れたらかなりス⚪︎ィービーワ⚪︎ダーに寄せた音になったのに制作当時すごく驚いた記憶があります。 そうか⚪︎ティ⚪︎ビーはプラスチックなのかと・・・


#Before & After Artifact
#ライナーノート