機材のことほんの少し-7:KORG minilogue xd
みんな大好きminilogue xd。LausbubのRicoさんも使っているminilogue xd。2020sのアナログシンセの代表格みたいな存在のminilogue xd。
あまりにも有名でみんな持っている楽器なので長々と文章を書くのはやめて、この楽器に対して思うところを箇条書きでどんどん書き出してみますね。
開発者の高橋さんの仰ってる「ジュワっ」が本当いい。すごくいい。どこをどうしてこのジュワになるのかわからないけどとても良い(リンクしてあるインタビュー記事はminilogue無印のものですが)
minilogue無印と比較してフィルターEGが2ポイントなの最初気になったけど実際鳴らしてみると意外と気にならない。音色変化つけたかったら片手でノブ回してください、という機種なので。
LFOが1機なのも最初どうかなって思ったけど、これも片手でノブを回せばいいので。
典型的なポリシンセの和音の綺麗さとも、アナログモノシンセのとにかく音が太ければ・・というのとも違う独特の全体のバランス・チューニング
モジュレーションソースが少ない割にはディスティネーションが的確なので、意外にいろんな音が作れるシンセ
「Minimoogのシンセベース」「Prophetのパッド」みたいな”唯一無二の音”はないけど、守備範囲が広いので「全てのシンセ音を一台で作りたくなる」機種
デジタル・マルチ・エンジンもエフェクトもだけど「プラスアルファのデジタル要素」がこの楽器に凄く深みと面白みを与えていると思う
logue SDK サード・パーティ・カスタム・コンテンツの中ではSuparSAWの倍音を再現するやつが好きです。単体で聞くと「なにこれ?」なんだけどアナログに混ぜるといい音になります
オシロスコープがとにかくいい。あ、倍音ってこういう感じで変化するんだ、というのが一目瞭然
エフェクトは3系統x2パラメーターなんですがとにかくエディットが早くできるし、オンオフもできるところも素晴らしい
実質シマーリバーブが良い。凄く良い。「アンビエントドローンシンセとしてのminilogue xd」の地位は、このエフェクトがあってのこと。ライズもフォールもどちらもいい感じ
ポルタメントやユニゾンのかかり具合もとても好印象なんですよね。ユニゾンのでチューンデプスもつまみで変えられるし
自分はマシンライブとかはほとんどやらないのでシーケンサーはあまり触ったことがないのですが、ライブパフォーマンス動画とかみてると「うぁわーこんなことできるんだ!」みたいな驚きはいつもありますね。
・・という感じで、ソフトシンセ小さなガジェット的音源もある現在でも”キーボード付アナログシンセサイザー”としての存在意義をギュッとまとめた完成度の高い機材なんです。 あとプロダクションに使っても結構採用率が高い音源です。 エディットがパパッとできる瞬発力があるから「思った音」に速く辿りつけるから、でしょうねきっと。今後10年間以上きっとお世話になり続けるだろうシンセです☺️

”素のオシレーターの音が太過ぎない”ことが、モジュレーションしたりノイズ混ぜたりエフェクトかけたりフィルターで歪ませたりで「音を加工」してったときに活きるんですよね。
