知名度0でゲームマーケットに出展してみた
『マスバト』というゲームをつくった人、ていたんです。
今回、初めてゲームを制作し、そのままの勢いで『ゲームマーケット2025春』に初出展しました。
その結果や今回の反省点などをまとめていきますので、秋以降に初出展を検討されている方の参考になれば幸いです。

ちょうど真ん中辺りがマスバトブースです(わからん)
結果は「上出来」以上、気持ちは…
最初にお伝えしておくと、当初「これくらい売れたら上出来じゃない?」って話してた数よりはずっと多くの方にご購入いただきました(具体的な数は差し控えます)。
事前にSNSで得た情報から「相当苦戦する可能性がある」という認識を持っていたので、「売れなくてもショックを受けない」心積もりはしていました。
それが、良い意味で裏切られたかたちになり、非常に満足しています。

充実感+疲労困憊の中山を添えて
ただ、やはり「もっと上手くやれたんじゃないか」という気持ちはめちゃくちゃあり、そこが今後への課題だと思っています。
以下、マスバトをご購入いただいた方の内訳(体感になりますが)を簡単にまとめました。
①ざっくり男女比
男性がだいたい8割前後だったかと思います。
ゲームのテーマが「計算」ですしね。
これは想定通りといった印象ですし、ちゃんと評価いただけて嬉しかったです。
カップルで覗きに来てくださった方も多かったですね。
ウチのイラスト、カワイイですし。
お二人で遊ぶときは、こういう遊び方がオススメですよ。
②ざっくり年齢構成
10代後半~20代くらいの方々が一番多かったかなと思います。
全体の半分か、もう少し多いか。
ゲームをつくると決めた時点のメインターゲット層なので、これも良かったなって思っています。
30代~の方だと、ご自身で遊ばれる方と、お子さんにって方の両方がいらっしゃった感じですね。
「小学生の子どもでも遊べますか?」と聞かれることも多かったです。
大丈夫です、遊べます。
③事前予約
だいたい10日間予約の受付をさせていただいて、予約数2でした。
知名度がないってこんなもんかぁって思いましたが、そのお二人には本当に感謝です。
めちゃくちゃ嬉しかった!
で、2日間でその数十倍の方にご購入いただけました。
本当にありがとうございます!
④SNS等を通しての認知度
SNSでマスバトを知っていただいた上でブースに来てくださった方は、だいたい1割~2割いかないくらいですね。
「SNS見てますよ」ってお声掛けいただけるのは、やっぱり嬉しいですよね。
⑤学校関係の方々
マスバトを「学習のサポート的にもご活用いただけたら」というのも、制作時点からの思いの1つでした。
ご購入くださった方の1割くらいが、学校の先生、塾の先生、学童の先生などの皆さんでした。
「知り合いの先生に紹介しておきますね」などのお言葉もいただき、本当にありがたかったです。
⑥ブースに寄ってくださったきっかけ
まず、シンプルに「計算」で興味を持ってくださった方がやはり一番多かったと思います。
ブース後ろのパネルに、SNSで発信している『マスバトからの挑戦状』も貼っていましたので、「あれは何?」って食いついてくださる方も一定数いらっしゃったのかなと。
あと、小さな黒板に手書きしていた「麻雀」の文字。
以前は「麻雀ってきっと印象悪いんだろうな」って思って、相方の中山が麻雀のお店(ノーレートの健全な、大阪で大人気のお店です)やってることや、彼が麻雀プロであることをひた隠しにしていたんですが、実は結構麻雀好きな方が多いことに気づいて試しに書いてみたら、そこに引っ掛かって覗きに来てくださった方も結構な人数いらっしゃいました。
中山のお店『まーじゃんラキラビ』↓
https://x.com/majan_r?t=2tYoq6zb-qAspRwC4FoJ8w&s=09
ただ、「麻雀のゲームかと思った」「符計算のゲームかと思った」などの誤解を招いてしまったので、これは改善しないといけない部分です。
反省。
あと、特に女性になるんですが、デザインを気に入っていただいてブースに寄ってくださった方が非常に多かったです。
ウチの敏腕デザイナー、本当にグッジョブ。

名前は…まだ決まってません!
「知られていない」ことが如何に弱いか
出展する前の時点で「どれだけ知っていただけているか」がとにかく大切。
これが今回、一番痛感したことですね。
購入するゲームを事前に検討された上で来られている方が多いので、無名な我々は当然その予算枠の中に存在しません。
ゲームそのものにいくら自信があっても、購入を検討する対象になっていなければどうにもならないわけです。
試遊会だったり、ボードゲームカフェさんにご協力いただいてのテストプレイ会だったり、こういった「事前に知っていただく場をつくる」ことは絶対に大切だと感じました。
あと、事前に知っていただくことの強みの一つが、「説明にかける時間」です。
今回二人で2日間ブースに立ち、恐らく200組以上の方にゲームの説明をさせていただいたかと思います。
どなたか1人でも立ち止まってお話を聞いてくださると、その方が呼び水となって人が集まってくるわけですが、説明させていただく時間が長くなると、結局後ろで見ていた方が離れてしまうんですよね。
これがあまりにももったいない。
事前に知っていただいていると、概要などの説明にかける時間も少なくなり、より解像度の高い質問をいただくこともできますし、結果として「商品が売れている様子」を見ていただくことができます。
こういう好循環を作り出せるのも、知ってもらうことの強みかなと思っています。
実際に出展してみて感じたこと
①初日の最初の1時間はちょっと心折れそうになる
皆さんお目当てのブースに一直線ですから、全く立ち止まっていただけません。
自分たちはそんな状況で、周りに列ができているブースがあると、さすがに焦ってしまいますね。
でも、その波が落ち着き出すと、少しずつ覗きに来てくださる方が増えてくるので、最初はとにかく「耐え」ですね。
ただ、「面白そうだけど、予算的に厳しいから」というお声も多くいただいたので、やはりまずは予算枠に入ることが大切だなと感じました。
②辛辣な言葉を受けること…
事前にSNSで「辛辣な言葉を投げかけられることもある」といった話を見ていましたが、実際は全く無かったですね。
まぁ、ブースに立っているのがオジサン二人ですから笑
そういう方も、相手を選ぶんでしょうね。
③足腰がツラい
初日、2日目ともに腰が悲鳴を上げました。
足も痛くて、途中トイレに行くときなんかヨロめきながら歩いてました笑
これが老いか…って、悲しくなりますね。
④ご購入いただいたとき、最高に嬉しい
やはり、これに尽きますね。
「他も見て回ったけど、やっぱり欲しくなったから戻ってきた」
とか、
「こういうの探してたんです」
とか。
ちょっと心震えました。
お酒入ってたら、絶対ハイタッチとかしてます笑

最後に
ゲームマーケットが終わって、充実感と疲労感と、手応えと反省と。
いろんな感情が入り交ざっています。
今回をきっかけに多くの方にマスバトを知っていただけましたが、もっと多くの方にマスバトをお届けできるように、ひとまずは地元関西で、しっかり認知されるゲームとなれるよう努めていきたいと思います。
そしてまた、マスバトと、できれば新作も合わせて、ゲームマーケットに戻ってきたいと思います。
そのときは、ぜひブースに遊びに来てくださいね!
