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天気図を予習!風修行の山行|瓶ヶ森

愛媛・高知 / 標高1,897m / 往復1時間半


毎年、GWのうち最低でも1日は山に行くようにしています。
当然道中も混むし、車も借りれるかわからない、天気も読めない。。。
それでも、山に行きたい!なぜなら、美しい新緑の中に身を置きたいから。

4月に入ったらすぐにレンタカーを予約し、当日が晴れるようにてるてる坊主に祈祷する。その過程がもう、GWの楽しみと言って過言ではありません。最悪、天気が悪くても観光はできます。

今年は、四国の霊峰!石鎚山系にある瓶ヶ森(かめがもり)へ。

四国のパノラマ台と呼ぶにふさわしい自然美
どっしりとした風格を漂わせる瓶ヶ森の頂上一帯はなだらかな平原で、見事なまでに一面がササで覆われています。樅(もみ)や栂(つが)などの群生があり、白骨林がひときわ美しい景観を見せていて、四国のパノラマ台と呼ぶにふさわしい自然美です。山頂には女山(めやま)と男山(おやま)と呼ばれる二つの頂があり、眺望は抜群です。特に石鎚山が堂々と美しく見られます。瓶ヶ森駐車場の登山口から山頂まで1時間程度、眺望も抜群であることから、登山初心者にも人気の山です。避難小屋・トイレが2017年末に完成し、近くのキャンプ場とともに利用可能です。

石鎚山系公式WEBサイト


山に行く前日は、全国的に大雨の予報。四国も、夜中に大雨が降りました。
翌日の朝早くに雨は止み、天気はとてもよかったのですが、風がすごい。
山の上はどうだろうとずっと気になっていました。

めちゃくちゃ晴れている。気温もまずまず。
気持ちはもう、登山口である。


事前準備:専門天気図の記事を読んでいった

今回、山の風速を調べようと思って、はじめて専門天気図というものを知りました。気象のnoteクリエイターNagiさんの記事「山で強風に遭わないために…かんたんな専門天気図の読み方」がわかりやすくて、出発前に読んでいきました。


街の天気予報と山の風速は全然違う、標高ごとに天気図で確認できる、平均風速の1.5〜2倍が瞬間最大風速になる、風速1m/sで体感温度が1℃下がる……そういうことを、はじめてちゃんと知りました。

読んでみて正直思ったのは、「天気図、まだ全然読めない」でした。矢羽の読み方とかhPaの単位とか、一度読んだだけじゃ自分では使いこなせない。でも、「山の風は街より強い」「専門天気図を見ることが大事」という感覚だけは持って行けました。

登るか決めたのは、登山口で人に聞いたから


駐車場にある案内図


登山口に着いたとき、すでに下山してきた人がいたので、迷わず聞きました。


「上、風どうですか?」

「まあ、吹いてるけど、歩けるよ」
「あなたの装備なら大丈夫」

ホッとしました。それで決めました。
天気図も大事で、実際に山にいた人の言葉が安心材料だと思いました。

実際の山はこんな感じだった

動画を撮っていれば風の様子も分かったのでしょう。


風速10m/sくらいかな。平野部で8m/sだったので、それよりは強いと感じました。時折突風も吹きます。
帽子は飛びそうでした。耳が冷たくて痛くて、泣きそうでした。冬用の帽子で臨むべきでした。おまけに、グローブを忘れてしまったので、手がかじかみました。稜線に出ると、大雨の翌日で地面がぐちょぐちょ。岩に手をついても滑ってしまい、風にあおられてよろけ、捻挫。転倒の一歩手前、が何度かありました。

早めに撤退しようと思いましたが、景色は本当にすばらしくて、
結局男山から女山、少し遠回りして帰ってきました。


山の写真って良さが伝わりにくい気がします。。


笹が一面に広がる稜線、雲の合間から時折見える愛媛県西条市の街並みが幻想的で、遠くに自分が歩いてきた道が見えたときは、じわじわと嬉しい気持ちになります。寒すぎて駆け足だったけど、自分で作った卵焼きをお昼にいただき、山の頂上で食べるごはんのおいしさを堪能しました。

ネギ入り卵焼きが好き


真っ白の中に、うっすらと西条の街が…見えない🫥


反省点:装備が足りなかった


登山経路
土小屋は石鎚山の登り口、笹ヶ峰も絶景スポット
体力と装備があれば一度で何度も美味しい山、石鎚山系


瓶ヶ森は難易度やさしい山で、往復1時間半のコース。
晴れていれば余裕のある山です。
でも今回は、強風の中を歩くのがはじめてで、それに対する準備が薄かったと思います。

耳当てか帽子を固定できるものがあればよかった。
ぬかるみを想定した、カッパのようなパンツで行けば服も汚れず風よけにもなったはず。山ではグローブは必須だし、地面が滑るときにポールがあると安心だったかもしれない。
自分の体が小さくて体重が軽いので、風であおられやすい。それを、もう少し織り込んだ準備ができればよかったです。

Nagiさんの記事にも書いてあった。「急に強風の日に稜線へ行くのではなく、エスケープルートや避難場所を確保しながら、自分が耐えられる風速を試していってください」。そういうことだなと、歩きながら実感しました。

風に対する修行になった登山でした。

結果、行ってよかった

専門天気図の存在を知りました。強風の中を歩く感覚を体で覚えました。次に必要な装備がわかりました。登山口で人に聞くのは大事だと再確認しました。

景色も、経験値も、GWの目標達成も、ちゃんと積み上がった一日でした。


🎋タケノコを食べる猿にも遭遇🐒春ですね☘️

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