「自分のやりたいことがわからない」の解消
UTSUWA出版代表の岩井です。
「自分のやりたいことがわからない」
という方が増えているという話を聞いたり、身の回りにこのように言う人がいたりすると……
「そんなことある!?」とか、
「この人は本当に自分の意思がないんじゃないか」とか、
思ったりしませんか?
失礼ですが、僕はそう思っていました。
でも、これって“ある特定の状況下”では誰にでも起こりうると思うんですよね(少なくとも、批判的姿勢だった僕自身にも起こりました。しっかりとブーメランです)。
“ある特定の状況下”なんて書くと、ちょっと大げさな感じがしますが、言ってしまえばそれは「他の人に話す時」なんです。
親しい人から、信頼している人から、尊敬している人から、
「君は何をやりたいの?」
と真剣な目で聞かれたら、ドキッとしませんか?
ドキッとする理由は、その質問に対して真剣に答えなければいけないという、ある種の重圧。
そして自分の意思や理想を、信頼や尊敬の念を持っている人に伝えるという、ある種の責任感。
その重圧や責任感を感じることによって、「出来なかったときの周りの反応」を想像してしまうと思うのです。
ガッカリされたらどうしよう…
失望されたらどうしよう…
出来ない奴、使えない奴なんて思われたらどうしよう…
重圧と責任感が、未来への不安を呼ぶ。
そんなリスクを考えると、夢や理想を口にすることが怖くなり、いつしか自分だけの胸に秘めるようになります。
けれども、これが怖い。
最初は「ただ周りに言わなかったこと」から、だんだんと「人から隠すこと」という認識になり、そこから「現実的に難しいこと」に時間が経つにつれ変わっていくのです。
「転職するから今はその時期じゃない」
「もうそろそろ結婚(出産)を控えている」
「今は経済情勢が悪い」
「今は疲れているから」
そう言いたくなる気持ちもすごくわかるんです。
ただ何より恐ろしいのが、人に嘘をつくときや隠し事、言い訳をするときは自覚がありますが、自分に嘘をつくときや隠し事、言い訳をするときは自覚がありません。
重圧や責任感、「出来なかったときの周りの反応」から逃れるために、嘘をついたり、言い訳をしたりしていると、いつしかその嘘や言い訳が本心にべったりと貼り付いて、貼りついた嘘や言い訳が本心に見えてくるようになります。
僕はまさにそうでした。
気がつけば、嘘や言い訳が「冷静な判断」なのか、それとも「理想に挑戦する怖さから来るもの」なのか、わらかなくなってしまいました。
だからこそ、「本心を言う、思っていることを素直に言ってみること」が大切です。
それを言ってみて、相手が自分に何を思うか、たとえ期待や失望などされたとしても、自分の本心には違いありません。
また、やりたいことや理想を言ったところで、別に重圧や責任感を負う必要はありません。
途中で変わっても良いのです、人は常に進化し続けるので(もちろん言っていることを常にコロコロ変えるのはよくありませんが)。
「自分のやりたいことがわからない」という人は、まずは誰にも見せないノートに本心を書いてみてください。
やりたいことや理想だけでなく、それらが叶わないかもと思っている怖さや理由もです。
本心を紙に出すことに慣れたら、今度は人に話してみてください。
意外とあっさりした反応で、拍子抜けすること間違いなし!
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