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「それ本に書いたら良いじゃん!」と言われたことのある人へ

UTSUWA出版代表の岩井です。

出版相談に来られる多くの方は、仕事仲間や友人から、
「その話すごいね! 本に書けば良いじゃん!」
と言われた経験がある、という共通点があります。


かくいう僕も先日、ありがたいことに仕事の先輩からそう言って頂けました。

僕が先日メキシコに旅行したこと、大学生の時に南米チリに留学した経験、その経験から「人と話すことの抵抗感がぐっとなくなったこと、自己肯定感が一気に高まったこと」を話した時に、先輩からそう声をかけて頂きました。

(なぜ海外に旅行に出かけるのが良いのか、個人的に書きたいので、また別記事にします!)


「その経験(知識)は本に書けば良いじゃん!」
と言われることは、かな〜り自己肯定感が上がります。


たしかに、お世辞なのかもしれません。

が、人のどの言葉がお世辞で、どの言葉が本心なのかは「本を書いてみれば?」に限らずわからないものです。


であれば素直に受け止めても良いでしょう。

少なくとも、目の前にいる人が、
「あなたのその経験や知識をもっともっと知ってみたい!しかも、それで心動かされる人や不安・悩みが解消される人がいるんじゃない?」
と興味を示してくれているのです。


「目の前にいる人が興味を示している」
これ、とても大切です。


本を作る時は、企画の段階でペルソナ(読者像)を顔が浮かぶくらいにまで明確にします。


僕はよく著者さんに、
・その人は何について悩み、どれくらいの不安(夜も寝付けないくらい)を抱いているのか?
・その人は悩みの解消に対してどのような行動を取っているのか?
・その行動をしているにも関わらず、なぜ本書を手に取るのか?
・その人が問題解決に取り組めない理由は何か?

などを徹底的に尋ねます。


そうすることで、著者さんが自身の膨大な経験と知識のデータバンクから必要な情報を引き出せ、不要な情報を書いて、読者が本から離脱することがないようにできるのです。


「本を書いてみればいいじゃん」と言ってくれた、その人自体が理想の読者像でなくても構いません。

その人が関わってきた、読者像に近い人なら読みたいだろう、という提案なのです。


もし「本を書いてみるのもありかも」と思ったなら、「本を書いてみればいい」と言ってくれた人に対して、「どんなことを書いたら喜ばれるかな?」「どんな感想もらえるだろう?」なんて話してみるのも楽しいですね!


それに、より自分の知識や経験に対する確信度(知識や経験が誰かのためになるという自信)が深まります。


ただし、人から「本を書いたほうが良い」と言われたことをモチベーションの全てにしない、中核にすえないでください。


たまに出版の相談を受けている時に、「周りからよく『本を書いた良い』と言われるんです」とだけ話し、それだけを押してくる人がいます。

僕が「〜さんは本を書きたいのですか?」と尋ねても、「周りの人が書いた方が良いって、言うから」と答えません。


そのような方には申し訳ないですが、僕は「一緒に本を作りましょう」とオファーしません。


本は読む人の悩みや不安を解消したり、夢を叶えたりするお手伝いをするものである一方、

著者さんの人生をより豊かにするものでもあります。


多くの著者さんは、「本を出すこと」自体が最終目的ではなく、「本を読んでもらった先」に売上や集客、もしくは講演活動などの目的を持っています。


だからこそ、
「自分は〜を書きたい!」
「出版して、ーという未来を手に入れるんだ!」
という覚悟がないと、本作りは進みません。


人から「あなたのその経験や知識を本に書いたら良いじゃん!」
と言われることはとても素敵です。


けれども、最後は「自分はこういうことを書きたい!その先にこうなりたい!」という自分の核を持ってくださいね!



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