スピリチュアルなことも「論理的」に説明できる
UTSUWA出版代表の岩井です。
先日、弊社のライターと話していた時、
「スピリチュアルの分野で、論理的な本を作るというのはどういうことですか?」
と尋ねられました。
なるほど、たしかにスピリチュアルの分野では、量子力学や脳科学などで説明できることもあれば、データや論拠を明示できないこともあります。
そこで僕は、
「論理的な本とは? 論理的に説明するとはどういうことだろうか?」
と思いました。
まずは、広辞苑(第七版)を参照してみます。
①論理学で取り扱う対象であること
②論理の法則にかなっているさま。りづめ
う〜ん、よくわからない。
なので日常の文脈で考えてみましょう。
「論理的に説明して」
と人から言われるときは、大体、「伝えたい情報が相手に(充分に)伝わっていないとき」であるため、「論理的=わかりやすく、わかるように」と言い換えても良いのかもしれません。
もちろん、伝えた方を変えることも1つでしょう。
口頭だけで伝えていたものを文章にしたり、プレゼンツールを使って視覚的にしたり、もしくは物語調や漫画にすることだって方法としてあげられます。
けれども冒頭の疑問、
「スピリチュアルの分野で、論理的な本を作るというのはどういうことですか?」
は弊社のライターからのものであるため、伝える方法は「本(つまり文字情報)」です。
であれば、「伝え方」は変えられないので(正確に言えば画像の挿入や動画の挿入などは可能であるため変えられないわけではないが)、「情報の扱い方」を変える必要があります。
では、「情報の扱い方」とは具体的に何を指すのでしょうか。僕が思いつく限りでは、
情報の並べる順番を変える
表現を変更したり比喩を用いたりする
抽象的な情報(総論)と具体的な情報(具体例)のバランスを変える
情報を細分化する
情報を追加したり、削除したりする
箇条書きを用いて、文章、情報の見え方を変える
情報の“階層”を意識する(※)
(※)は下記の記事をぜひ参考にしてください。
情報の扱い方の具体例を出されてもわかりづらいですよね。
ここで、ある著者さんの一冊に書かれた表現を使わせていただきます(どの本かは最後に紹介)。
「人間は、お風呂に入ったりジムに行ったりと肉体のケアはするのに、エネルギーのケアはしない」
この一文で終わってしまえば、「エネルギーのケアって何?」で終わってしまいますよね。
けれども、
エネルギーは具体的に何を指すのか?
例:気持ち、感情、気分、体の何となくの感覚…
エネルギーのケアはどのように行うのか?
例:神社やお寺に行く、マインドフルネスをする、息抜きをする…
エネルギーのケアはいつ行うのか?
例:朝起きた直後、寝る前、疲れたとき…
エネルギーのケアをすると、どのような良いことが起きるのか?
例:朝起きたときに頭と気分がスッキリしている、体の気だるさがない、不安な気持ちになる時間が少なくなる
このように色々な疑問を用意して答えることで、情報が読者にとってわかりやすくなります。
最後に、「論理的な説明に、論拠やデータは必要ないのか?」と思われる方もいるかもしれません。
もしも、その本が論文であったり、科学に基づくものであったりするなら、当然必要です。
けれども、「論理的」に説明する理由は、あくまでも「相手に伝わること」。
論拠やデータに基づいて説明することは、科学的な営みであって、本を執筆するうえで絶対というわけではないのです。
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