復職の冬足のマメ消えていた (エッセイ4-冬)
良い句かどうかはさておき。
説明がいるタイプの句なのかもしれないと思っています。
私自身、うつからの回復過程において、
散歩マスターを目指し、散歩をたくさんしてきました。
散歩の重要性は最近言われてきていると思います。
また、
うつ病の回復に田んぼ理論というものがあり、
この理論によると、
歩くことが中心の時期と、心理療法が中心の時期があります。
歩き続けて、いつのまにか足にマメが出来ていました。
※この時点ではマメと判明していません。
足にマメがあること、それがなかなか消えないことで、
これは水虫かもしれない、と思い、
復職し、短時間勤務のころに病院に行きました。
「これはマメだよ。」と言われました。
あぁ、自分はそれだけ歩いてきて、
自分のうつからの回復の舞台を、会社に移せたんだなぁと、
不思議な気持ちになりました。
そして、デスクワークに復職して3カ月、
私の歩く量は減りました。
仕事後の夜に息抜きをしたい時間、
土日の朝に、ふっと息抜きの、うつからの回復のための朝散歩ぐらいで、
最近は歩数までは測っていない日々です。
復職の冬足のマメ消えていた うつスピ
俳句としての評価はどうか。
うつ病のひどいころに散歩をし続けたことで足にマメができて、
デスクワーク中心の日々で足のマメが消えるような日々だったという背景が句の鑑賞に求められるような気がします。
句の評価よりも、
私は復職していつの間にか消えた足のマメに、
私の復職までの長い長い道のりを見ました。
素敵なお話だなぁ、
足のマメが出来て、いつのまにか消えていたことを覚えておきたいなぁと思い句にしました。
復職の冬すり減った靴を履く
とか、
焦点をあてる場所を変える技術論、
足のマメ周辺を描いた方が俳句的にいいかもしれないですけれど、
探せばなにかもっと素敵な句になるのかもしれないですけど、
いつの間にかマメが消えていたことが今日の私にとっての大きな発見、
うつからの回復の舞台を、
散歩から、
実社会に移したこと・移せたことが、
大きな一歩なので、この句を採用しました。
評価を目指す句と、自分のために詠む句と、どちらも大事ですね。
復職の冬足のマメ消えていた うつスピ
足のマメが消えて、
頭を使う日々に移行したこと、復帰した記念の一句です。
愛を込めて。
