AIにはわかるまい“ブレイク前夜”の魅力|アンジーモーテル
このエッセイは若きロックバンドを応援する気持ちを書いたものです。タイトルにあるAIとはあまり関係ないので(でも全く関係なくもありません)、AI論などを期待された方は悪しからずご了承ください。
金沢発の4ピースロックバンド
福岡出身の私が、昨年夏頃、「金沢発のロックバンド」というコピーに「へぇ、そうなんだ」と何気なくMVを見てハマったのがアンジーモーテルでした。
アンジーモーテルは金沢大学の軽音サークル・XXTRA!!(エクストラ)から誕生した4ピースロックバンドです。メンバーの変遷があって初期メンバーは木下大雅(ボーカル・ギター)ひとりになりました。現在は石原一輝(ギター)、砂留侑斗(ベース)、髙野優作(ドラム)との4人に落ち着いたようです。
そんなアンジーモーテルによるNEW・E.P『Neo狂騒』(10月2日リリース)はこれまでに関わったメンバーと培ってきたバンドの熱量を全て詰め込んだような作品です。
まずは収録曲の『ハニースパークレモン』を一節お聴き下さい。
ハニースパークレモン pic.twitter.com/mXNolSSjc9
— アンジーモーテル (@angeemotel) May 8, 2023
アンジーモーテルについて「歌詞の内容はシンプルで共感できるし、詩的な表現が云々」とか「ギターの音がいい」とか個人的な感想は書き出すとキリがないので止めておきますが、気になる方は私の音楽ブログをご覧下さい。
還暦過ぎたG3が久しぶりにテンション上がったわけとは。
メンバーやファンに怒られそうですが、アンジーモーテルを(動画で)初めて見たとき、プロへと成長する過渡期を目の当たりにした感覚でした。それは私にとって新鮮であり、懐かしくもあったのです。
最近は上手いバンドが溢れていて、ライブでもそつなく演奏するのが当たり前になってきました(個人的見解)。
でも私が中学・高校生頃はフォークソング全盛期で、ロックシーンは1970年代に一世風靡したキャロル(ボーカル・矢沢永吉)からRCサクセションなどへの移行期でした。ライブと言えばどれだけレコードの音源と違うことをやってのけるか”アドリブ”が見どころだったものです(超個人的見解)。
アンジーモーテルが全身全霊で演奏するライブを見ていたら、そんな当時の熱気を思い出しました。もちろん彼ら以外でも熱いライブを届けるバンドはたくさんいることでしょう。しかし“今のアンジーモーテル”を感じられるのはほんの束の間かもしれません。私にとってRCサクセションやサザンオールスターズがそうであったように、売れはじめたら何かが変わってしまうからです。
年甲斐もなく「頑張れ、頑張ってバンドを続けてほしい。でも人気が出ちゃうと寂しいかも」という心理が働いて、余計に応援したくなるわけです。
AIにはわかるまい“ブレイク前夜”の魅力
リードギター担当の石原一輝はツイッターで次のように語っております。
新譜リリースにあたって、アンジーモーテル、リードギター兼サウンドコンポーザーとして、少し語ってみました。こんな作品になってる。世界変わってくれ。 pic.twitter.com/hFmgGzxtrV
— 子ボンイ (@WeyyoBlues) August 21, 2023
どうですか、この意気込み!『Neo狂騒』リリースに合わせて、東京、大阪、名古屋とライブを開催するらしいので、注目度もかなりアップすることでしょう。
もしタイアップでも決まったら99.9%ヒットするはず(個人の予想)。つまりアンジーモーテルにとって今は“ブレイク前夜”なのです(個人的意見)。
若くて、これから売れ出そうという立場にいるからワクワク感があるわけで、もし2003年に解散した4人組ロックバンド「ミッシェル・ガン・エレファント」が再結成したら、話題にはなるでしょうが、残念ながら“ブレイク前夜”の感情を呼び起こすことはできないのです。
世間じゃ、AIが「みんなの校歌」を作成するとか話題になっています。しかし、AIはデータや理論は分っても感情の機微をどこまで理解できるのか疑問です。ましてや“ブレイク前夜”の気持ちなど理解できるとは思えません。
ああ、ヒットしてほしくもあり、金沢にとどまってもほしきアンジーモーテルよ。
最後にアンジーモーテル『線香花火』をどうぞ。
#エッセイ
#アンジーモーテル
#Neo狂騒
#ロックバンド
#金沢
#AI
