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ふつうの軽音部【名言集Ⅵ】「数とか人気で勝負やったら勝てへん…今はな」

高校生の青春を描いたマンガ『ふつうの軽音部』(原作:クワハリ・漫画:出内テツオ)を読んで、わたくしゆーしんけんが独断で気に入ったセリフをピックアップするぶっとび名言集。早いもので6回目となりました。

まずは(今さらではありますが)YouTube「ジャンプラチャンネル」による公式動画を紹介させてください。まだ本作を知らない方々も感じが掴めるかと思います。


今回はコミック第7巻をもとに“名言”とわたしが勝手に妄想した“使用例”を書き連ねてみました。よろしくお付き合いください。


切磋琢磨な関係

1年生によるバンドのなかで実力を伸ばしているのが「はーとぶれいく」と「protocol.」(プロトコル)。

はーとぶれいく
主人公・鳩野ちひろ(通称はとっち)(ギターボーカル)、幸山厘(ベース)、内田桃(ドラム)、藤井彩目(ギター)。

protocol. 
鷹見項希(ギターボーカル)、田口流哉(ベース)、遠野元(ドラム)、水尾春一(ギター)。

切磋琢磨というより張り合う感じは「しのぎを削る」の方がぴったりかも。

鳩野の個性的で魅力的なボーカルは聴く者の血をざわつかせるのでしょう。当初は幸山厘や内田桃が気づいてバンド結成に至り。さらにプロトコルの水尾や鷹見が衝撃を受けて「はーとぶれいく」へのライバル心を燃やすのでした。

いよいよ始まった『ハロウィンライブ』では、はーとぶれいくが先に登場。現段階では実力、人気ともプロトコルの方が上。そんな空気を感じながら熱いステージを繰り広げます。

さぁてそろそろ名言にいってみよお~


数とか人気で勝負やったら勝てへん…今はな

動物に仮装して笑いを誘いながら、1曲目で度肝を抜いたはーとぶれいく。その勢いのまま2曲目に突入したときに“心で会話”した言葉。

藤井彩目「もし数とか人気で勝負やったらプロトコルには勝てへんやろうな 『今は』な…」

鳩野ちひろ「私たち 天才でもなんでもないから ほんとにちょっとずつしかうまくならないけど いつかすごいバンドになるかもしれないから 今のうちに追っかけとかなきゃ損だよ…なんてね」

【使用例】
「芥川賞とか直木賞の該当作がなかったらしい。おいらなんて候補にすらかすりもしないから関係ないけど。数とか人気で比べものにならないしふーんって感じ、今はね…」
「note界隈では創作大賞に挑戦して、ちょっとした反応に一喜一憂する人々がいっぱいいる。おいらもその一人だけど、いつか有名になるかもしれないから、無料のうちに読んどくべきだよ…なんてね (・ω<) テヘペロ」


ずっと見ないふりをしてきた 私の願い

新田たまきは軽音部の元副部長。2年生まで「性的カスタマーズ」のボーカルを務める。3年生になり引退したが、ハロウィンライブではーとぶれいくの鳩野を見て目覚める。「まだやりたいことがあるのだ」、本当の自分の心に気づく。

※『ふつうの軽音部』5巻の表紙を飾るたまき先輩。(現役最後、後夜祭ライブの図)


「そのとき心に浮かんだのは、臆病な私がずっと見ないふりをしてきた 私の願い」
「青春がもう終わったとか 大人ぶってわかったふりして…(ほんとに成長しないな私は 情けないや)まだ何も始まってないよ」

【使用例】
「わたしは仕事に追われ疲れ果てていた。もう大好きな音楽をやる気力もなくなっちまった…と諦めていた。娘が通う高校のイベントでピアノとケンカする山下洋輔を目の当たりにするまでは」
「そのときふと思い出したのだ。ずっと見ないふりをしてきた 私の願い。ギタリストになりたいという夢を。忙しさを理由にもう10年以上弾いていない。しかも、この歳になって情熱も失せちまったなんて言い訳をしてきた。だが20歳近く年上の山下洋輔はあんなに熱い演奏をしている。わたしだってこれからだ。まだ何も始まってないし、終わってもない」

2014年4月、母校の世田谷区立東大原小学校で卒業生たちに講演した際の映像。※必聴。できるだけ最後までね。


「だから俺は何者にもなれない」

プロトコルの中心的存在でボーカルとギターを担当する鷹見項希。兄とは9歳離れている。項希が小学生のとき、兄はすでにバンドを組んでライブハウスで演奏していた。一方、自分は父親の期待に応えよるため真面目に学生生活を送らねばならない。そう思いこんでいたが、軽音部でプロトコルを組んでから何かが変わりだした。ハロウィンライブではトリを務め、項希は兄と自分を比べる。

「まわりがどう思うとか そんなことばかり気にしてる 自分がかっこいいと思えたならそれでいいはずなのに 俺は臆病者だ だから俺は何者にもなれない」


【使用例】
「大谷翔平は野球(ベースボール)が大好きに違いない。契約金がどうだとか貯金はいくら残ってるかとか、友だちいっぱいできたかな、とかたぶん気にしてない。自分が納得いくプレーが出来て、自分がかっこいいと思えればそれが一番なのではないか。
オレなんか文章を書くのが好きではあるが、リアクションがどうだとか、マネタイズをどう進めるかとかばかり気にしてる。自分でよいものを書けたと思えればそれでいいはずなのに。どうもそこんとこ覚悟が足りない。ある意味臆病者なのだろう。だからオレは何者にもなれないのさ」


「めちゃくちゃすぎる…」(※オマケです)

プロトコルのドラム担当・遠野元。軽音部のなかで(たぶん)一番うまいドラマー。

心意気だけはパンクのスリーピースバンド「カキフライエフェクト」がグリーン・デイの楽曲を演奏するのを聴いてぼやいた言葉。

「めちゃくちゃすぎる…シンプルなパワーコードの曲だからこそ 基礎的な演奏技術が必要になってくるのに…上手な演奏よりも初期衝動こそパンクでは重要という考え方はわかるが グリーンデイだって日々すごく練習しているからいいライブができるわけで…」


【使用例】
「ボクは沢野ひとしさんのイラストや蛭子能収の漫画みたいに味のある絵が好きだ。いわゆる“へたうま”な絵を目指している。だが冷静に自分が描いた色えんぴつ画を見ていたらふと気づく。めちゃくちゃすぎる…(※あとは遠野元のぼやきを当てはめてください)」


ふつうのまとめ

わたしはコミック版『ふつうの軽音部』を読みます。なぜなら娘が買ったあと貸してくれるから(父の日には妻経由でプレゼントしてくれたし😭)。だけど連載中のウェブコミック(少年ジャンプ+)ではすでにストーリーが進んでいる模様。

ハロウィンライブでのはーとぶれいくとプロトコルの対決結果。鷹見項希は兄への憧れから「俺は何者にもなれない」と思いつつ、どう心境が変化するのか。等々気になるわ~っ!

すでに感想を投稿している記事もあるのでチラ読みしてますけど😅👍

今回も掴み所の少ない(無いとはいわない)わたしの記事におつきあいいただきありがとうございました。

お別れはいつものように関連映像を紹介させていただきます。こちらの方が見応えあるかも。どうぞお楽しみください。

【関連映像】

『IGGY POP FAN CLUB』NUMBER GIRL

はーとぶれいくがハロウィンライブで3曲目に演奏。鳩野ちひろが父親に勧められた思い出から選曲したもの。ちなみにナンバーガールは福岡市出身らしい。


『閃光少女』東京事変

最後(4曲目)に歌った曲。選曲したのは幸山厘。

はとっちが熱唱する姿に新田先輩が心を打たれるシーンは圧巻。歌詞が効果的に使われてる。

ちなみに2010年の楽曲だけど、バンドサウンドがはーとぶれいくにマッチ。MVの女子たちもいい感じ。


『American Idiot』Green Day

ハロウィンライブでカキフライエフェクトが演奏した曲。本家の素晴らしい演奏を聴きながら遠野元のボヤキを振り返ってみよう。


『どうぶつの先輩 カラカル』 (声:神谷浩史)

カラカルとはハロウィンライブで、はーとぶれいくが仮装した際、ギターの藤井彩目がかぶった動物。

思いのほかカッコ良い。



【関連記事】『ふつうの軽音部【名言集】』シリーズはこちらのマガジンでご覧ください。


※この記事は「カタリベ」活動に参加しています。

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