【雑記】Perfume「コールドスリープ」の裏側。全ての点を線に繋いだ、MIKIKO先生の母なる愛
前回に続き、Perfumeのコールドスリープを描いたドキュメンタリー映画を、2度目の鑑賞をしての感想です。今回は、彼女たちを支え続けてきた演出家・振付師であるMIKIKO先生の視点から、この大きな決断を紐解いてみたいと思います。
アクターズスクール広島時代から数えて約25年。MIKIKO先生は常にPerfumeのそばに寄り添ってきました。映画を観て強く感じるのは、先生の視線がもはや「4人目のPerfume」であり、お姉さんであり、そして何より「母親」そのものであるということです。
MIKIKO先生が誰よりも願っているのは、あーちゃん、かしゆか、のっちの3人が幸せになることです。それは「Perfumeとしての幸せ」だけでなく、一人の女性としての「私人としての幸せ」を意味しています。10代の頃からPerfumeとして生きることが当たり前だった彼女たちだからこそ、25年間を見守ってきた先生にしか提示できない「私人として生きる道」があったのだと感じます。
今回のコンセプトである『ネビュラロマンス』に登場するキャラクター・キキモは、完全にMIKIKO先生が投影されていると思えてなりません。「私が鍛え上げた娘たちだ。これからも、ずっと大丈夫」というキキモの台詞は、先生の心の声そのものでした。
作中では、東京ドーム公演の直前にコールドスリープを決断したように描かれていましたが、MIKIKO先生の頭の中では、実は2023年の年末頃からこのストーリーが描かれていたのではないでしょうか。
2023年のカウントダウンライブのタイトル、2024年末の紅白歌合戦への不出場してのカウントダウンライブ、そして2025年の『ネビュラロマンス エピソード東京ドーム』――。これまでファンとして見てきた全ての「点」が、ここにきてコールドスリープという一つの美しい「線」に繋がった瞬間の鳥肌は忘れられません。
結果としてあーちゃんの結婚が大きな契機となりましたが、それ以前から、MIKIKO先生は3人の人生を何よりも大切に想っていました。愛する娘たちの未来を祝福するような、あまりにも優しく壮大な愛の物語に、改めて深く感動させられた2回目の鑑賞でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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