一本松高校剣道部ツインノベルズ、ひとつのフィナーレへ
本日、5月31日。
kokoro_hashiruさんの
『一本松高校剣道部 〜誠の剣〜』が、エピローグを迎えます。
3月21日。
『誠の剣』のプロローグから始まった、一本松高校剣道部の物語。
【「ねっ!剣道しよーよ」から始まった物語 】
大阪から一本松高校にやって来た森山誠くんは、最初から前を向いていたわけではありませんでした。
新しい学校。
慣れない教室。
前の場所に置いてきたもの。
そんな誠くんの時間を動かしたのが、山口伊月の少し強引で、まっすぐな一言でした。
「ねっ! 剣道しよーよ」
あの言葉から、誠くんの物語は動き出しました。
剣道部の仲間たちと出会い、竹刀を握り、迷いながらも少しずつ前へ進んでいく。
『誠の剣』は、誠くんがもう一度、剣道と向き合いながら、自分の居場所を見つけていく物語だったと思います。
【ツインノベルズとして並んで走った時間】
そして、その物語と並ぶように、私も
『一本松高校剣道部 ~伊月の剣~』を書かせていただきました。
一本松高校という場所。
剣道部で過ごす時間。
誠くんと伊月、それぞれの目に映る景色。
出来事はひとつでも、見る人が変われば、受け取る言葉も、胸に残るものも変わっていきます。
片方だけでは見えなかったものが、もう一方の視点から見たときに、ふっと見えてくる。
その瞬間が、私はとても好きでした。
ツインノベルズは、簡単な形ではありませんでしたが、その分、ひとつの物語を二人で育てていくような楽しさがありました。
『誠の剣』が先に道を作ってくれたから、
『伊月の剣』もその横を走ることができました。
【kokoroさんへの感謝】
この物語をここまで引っ張ってくださったkokoroさんには、本当に感謝しています。
過去を抱えながらも、もう一度剣道に向き合おうとする森山誠くんの姿を、最後まで丁寧に描いてくれたこと。
一本松高校剣道部という場所に、稽古の空気、仲間との距離感を積み重ねてくれたこと。
また、試合の場面では、技の出し合いや間合いの探り合い、踏み込むまでの一瞬まで細かく描かれていて、勝負の流れが目に浮かぶようでした。
その一つひとつがあったから、伊月の物語にも厚みが生まれました。
kokoroさん。私をツインノベルズという新しい挑戦に連れてきてくださって、本当にありがとうございました。
【読んでくださった皆さまへ】
3月21日から5月31日まで。
春に始まった物語が、今日、ひとつのフィナーレを迎えます。
そして、ここまで読んでくださった皆さまにも、心から感謝しています。
更新を追いかけてくださった方。
コメントをくださった方。
スキを押してくださった方。
誠くんと伊月を見守ってくださった方。
本当にありがとうございました。
今日のエピローグが、誠くんや伊月にとって、そして一本松高校剣道部にとって、あたたかい締めくくりになりますように。
読者の皆さまにも、この物語の最後のページまで見届けていただけたらうれしいです。
『一本松高校剣道部 〜誠の剣〜』
『一本松高校剣道部 ~伊月の剣~』
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