息を呑むほど美しい芸術的な空間 東京国際フォーラム
東京都千代田区有楽町にある東京国際フォーラム。
電車からよく見えますが、イベントなどの用事がないと訪れる機会が少ないと思います。
現代的だけどシンプルで無機質なイメージでしたが、実際見てみると全くそんなことなく、木の温かみや光の入り方が完璧に調和した芸術作品でした。
ぜひふらっと立ち寄って見てほしい建築です。
東京国際フォーラムについて
有楽町にある、国際会議場(コンベンションセンター)です。
会議場やイベントが開催できるホールなどを備えた大きな施設です。
1997年開館で、意外と昔からあります。
ホール棟とガラス棟の2つで構成されています。
今回注目するのは船をモチーフとしているガラス棟です。
旧都庁はこちらにあったという話は意外と有名でしょうか。
ちなみに旧庁舎も有名な建築家・丹下健三氏による素晴らしい建築ですので、興味がある方は調べてみると良さそうです。
地下広場について

地上1階は出入口付近しか基本はないです。
エスカレーターで下って、地下の広場に行くことで地下コンコースや各ホールに接続します。
広場を地下にすることで開放感につながっています。
ガラスの壁で隔てられている外の地上広場には飲食店があるほか、定期的にキッチンカーが来ます。通行量も多く、意外と賑わっているのが特徴です。
その上で、ガラス棟の広場が地下にあることに注目すると、空間がきちんと分けられていることがわかります。

これにより、ガラスで隔てられているのにも関わらず、建物の中は急に静かで落ち着いた国際会議場という雰囲気になっている気がします。
地下広場の木のルーバー

吹き抜けのガラスに目が行きがちですが、その次に目に入るのはこちらの木のルーバーではないでしょうか。
壁一面に設置されていますが、これによって無機質なガラスや構造物とのバランスがとられています。
これがなかったらかなり堅い印象を受けていたかと思います。

全面がガラスであることで、光の差し込み方がまさに芸術的でした。
ちなみに、光が差し込むことで暑いということは特にありませんでした。

地上広場の木も見えるので、割と温かみがあります。
空中回廊について
ホール棟と接続する空中回廊があります。

4 ~ 6階にあり、ホール棟に行くことができます(通常時は閉鎖されています)。
かなり高さがあるので、京都駅の駅ビルみたいな雰囲気があります。

空中回廊は構造的に必要な感じだったのでしょうか。
一見して天井がすっきり見えない感じがしますが、V字型になっているので、デザイン的には良い感じに馴染んでいると思います。


意外と高いので、高所恐怖症の方にはお勧めしません。
形がトラス構造でおしゃれです。その点もうまく馴染んでいます。
その他

光が差し込んで影ができています。
壁や床に不規則に写っている感じもなかなかいいです。
暑いのでみなさん休憩用のベンチに座っていますね。
こんな贅沢なベンチがあるのはさすが東京といった感じです。

1997年開館もあってか、サインは平成みがあってかっこよかったです。
自分の幼少期はこのデザインがスタンダードだったので、懐かしいですし近未来な感じのこの時代の東京が一番好きでした。

敷地内にはシェイクシャック(SHAKE SHACK)があります。
シェイクシャックではアルコールも楽しめるので、夜も賑やかでした。
おわりに
普段は古い建築に思いを馳せていますが、たまには現代的なデザインを見るのも良いです。
今回は昼しか見れていませんが、夜もまた違う表情を見せてくれそうなので楽しみです。
基本情報
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
有楽町駅より徒歩1分
開館時間:07:00~23:30
