記憶力の正体について
こんにちはURARAです。
突然ですが、「記憶力がいいですね」と言われることがあります。
自分でも記憶力はいいと思っています。忘れたくないことは忘れません。
ただ、別に特別天才的ってわけではないです。
むしろ、自分が無意識にやっている“ちょっとした工夫”があることに最近気づきました。
今回は、そんな記憶力の正体が「タグ付け」だったという話をしたいと思います。
記憶力がいい(と見られる)人がやっている、無意識の工夫
私自身、「これは絶対に忘れないようにしよう」と思ったことは、
だいたい覚えていられます。
一方で、興味がないことや、心が動かない情報は、
本当にまったく覚えられません。
(どうでもいい知人の名前とか?)
たとえば、誰かの誕生日や、業務上の正式名称、
細かいルールの記述などはすぐに忘れてしまいます。
でも、何気ない日常の中で起きた小さな出来事や、
友人がポロッと言った一言などは、ずっと記憶に残っていたりします。
この差って、なんなんだろう?と考えていたとき、
自分が普段から無意識にやっている「ある行動」に気づきました。
それが、「タグ付け」です。
記憶とは“タグの塊”
人間の記憶って、ただの「情報の保存」ではないと思っています。
むしろ、さまざまな要素が関連づけられて保存されている「関連構造」みたいなものです。
たとえば、誰もが知っている「桃太郎」の物語。
おじいさん、おばあさん、川で流れてくる桃、桃太郎、犬・猿・キジ、鬼退治、宝物…。
この一連の流れを、私たちはストーリーとして覚えていますよね。
桃太郎の話って大体誰でも話せると思うんですよ。
細かくは覚えてないけど、ポイントは全て覚えている人が多いと思います。
「川 → 桃 → 桃太郎 → 鬼退治 → 仲間 → 宝物」
というふうに、情報にラベルをつけて保存しているイメージです。
この「タグ付け」を無意識に行っている人ほど、
記憶に残りやすくなっている気がします。
ツッコミが鋭い人は「タグ職人」
このタグ付けの力を実感したのが、ある友人の一言でした。
旅行先でチェックアウトするときのことです。
友人がぐちゃぐちゃに畳まれた布団を見て、
「マック食べたあとか!」
とツッコみました。
この瞬発力、すごくないですか?
ハンバーガーを食べ終わったあとの包み紙の感じと、目の前の布団の状態を一瞬で結びつけてツッコミを入れる。
日頃から無意識に行っている、タグ付けの賜物です。
彼は決してめちゃくちゃ学歴があるとか、勉強ができるわけではないですが、こういう時の地頭、瞬発力はすごいなと思います。
つまり、普段から「あの感じ」と「この感じ」を結びつけるクセがついているから、こういう発想が自然と出てくるのだと思います。
例えツッコミが上手い人は、ここの力が凄いんだろうなと思います。
映像や感情、空気感に対してタグを貼るのがうまい。
そして、それがそのまま記憶力の高さにもつながっているように感じます。
記憶力は“キャパ”じゃなくて“構造”だった
タグ付けが習慣になると、自分の記憶の限界もわかるようになります。
「あ、これは放っておくと忘れそうだな」とか、「このくらいタグがついていれば、覚えていられるな」みたいに、記憶の管理ができるようになるんです。
つまり、記憶力って「情報をどれだけ詰め込めるか」という“容量”の問題ではなく、
「情報をどう構造化できるか」という“整理のうまさ”の問題なんじゃないかと思っています。
構造ができていれば、多少の量があっても混乱しないし、必要なときに必要な情報を取り出せます。
これはビジネスでもすごく重要な感覚です。
タグ付けは仕事にも役立つ
このタグ付けは、仕事の場面でもかなり使えます。
たとえば、商談メモを取るとき。
ただ話を箇条書きで書くだけでなく、「この話は誰との関係性の話だったか」「この要望はどのフェーズで出たか」など、自分なりのタグをつけておくと、後からの振り返りが段違いにラクになります。
また、プレゼン資料の構成を考えるときも、
「このスライドは“信頼性”を出すためのもの」
「ここは“感情に訴える”場面」
「この部分で“実績を見せる”」
といったタグを頭の中で整理しておくと、流れを忘れにくくなります。
記憶力がいい人って、特別な記憶術を使っているわけではなくて、
こうした「情報整理のセンス」が自然と身についているだけなのかもしれません。
タグを意識して貼ってみる
じゃあ、どうやったらそのタグ付けができるようになるのか?
最初は、意識的にやってみることが大事です。
たとえば何かを読んだとき、誰かと話したとき、映像を見たとき。
「これ、何に近い感じだろう?」
「これは前にも似た場面があった気がするな」
「この話は、あの人の考え方とつながってるかも」
というように、自分の中にすでにある情報と関連づけてみる。
それだけで、タグがつき、記憶に残りやすくなります。
最初は無理にでもやってみてください。
続けていると、だんだん自然にできるようになります。
おわりに:記憶力は、鍛えられます
記憶力って、特別な才能のように語られることが多いですが、
私は「構造化する力」だと思っています。
そして、この構造化の第一歩が「タグ付け」なんです。
ちょっとしたツッコミ、誰かのひと言、仕事のメモ、プレゼンの構成…
あらゆる場面で「タグをつける」という習慣を持つことで、記憶力は確実に変わっていきます。
「なんでそんなに覚えてるの?」と聞かれたとき、
「いや、ちゃんとタグ貼ってるからね」って、言えるようになるかもしれません。
今日から、ぜひ試してみてください。
タグ付け、楽しいですよ。
