派遣ってどうなの?と思ったらまずここから|派遣歴約10年・派遣先7社の入門書
「派遣って実際どうなの?」
「自分にもできる?」
「気になるけど、どこから探せばいいかわからない」
そんなふうに思っていませんか?
派遣という名前は知っていても、仕組みや仕事の探し方まではよくわからない。
不安定そう、正社員よりラクそう、パートよりは稼げる?
イメージだけが先にあって、選択肢に入れていいのか迷う人も多いと思います。
このnoteでは、
・派遣はどんな仕組みなのか
・どんな人に向いているのか
・求人サイトと派遣会社をどう見ればいいのか
・エントリーから就業開始まで、どんな流れで進むのか
・職場見学では何をするのか
を、派遣初心者向けにまとめています。
条件を上げる方法や、経験を実績に変える方法まで詰め込んだnoteではありません。
まずは派遣という働き方を知って、
「自分の選択肢に入るか」を考えるための入口です。
こんな人に読んでほしい
・もう少し稼ぎたいけど、自分や大切な人との時間も大切にしたい
・正社員は難しいけど、パート以外の働き方も探してみたい
・子育てしながらパートで働いているけど、急な呼び出しで肩身が狭い
・派遣ってパートと何が違うの?と気になっている
・転職活動中だけど次が決まらず、派遣も視野に入れようか考えている
・現在休職中で、これからどう動こうか迷っている
今すぐ派遣で働くと決めていなくても大丈夫です。
まずは読むだけでOK。
何もわからないまま飛び込む状態から、卒業するために使ってください。
読んでいただいた方からの声を少しだけ。


実は私も、派遣のことを何も知りませんでした
元々は夜職からのスタートで、
高卒・正社員歴なし。
道外れた私が逆転するには、
違うルートから行くしかない。
そう思って派遣という働き方を選んだものの、最初は仕組みも流れも何もわからないまま動いて、無駄に消耗していました。
求人サイトで案件を見て、
気になった案件があるたびに、その派遣会社へ登録。
結局、一度も働いたことのない派遣会社から案件紹介メールが延々と届く…そんな状況に疲れた経験もあります。
でも、派遣社員として働いた期間は通算約10年。
今の派遣先が7社目です。
最初から仕組みや派遣会社の違いを知っていれば、
無駄な登録も、余計なメールも、消耗する時間も減らせていたと思います。
だからこのnoteには、
「派遣社員として働くなら、最初から知っておけばよかった」
と思ったことをまとめました。
派遣の入口チェック
ハローワークに行ってもピンとこない。
転職エージェントに登録したけど、
なんか微妙な案件しか来ない。
そんな中で「派遣ってどうなんだろう?」と気になっているなら、
まずは仕組みから整理していきましょう。
派遣って、どんな働き方?
派遣で働くときに登場するのは、主にこの3つです。
・求人を探すための「派遣求人サイト」
・雇用契約を結び、仕事を紹介してくれる「派遣会社」
・実際に働く場所になる「派遣先」
派遣社員は、派遣先で仕事をしますが、雇用主は派遣会社です。
仕事の探し方は、大きく分けて2つあります。
①派遣会社から自分の経験や希望条件に合う仕事を紹介してもらう方法
②求人サイトや派遣会社サイトで案件を探し、自分からエントリーする方法
私は最初、この関係がよくわかっていませんでした。
求人サイトに載っている会社が雇用主なのか、派遣会社と派遣先はどう違うのか。
ここがわかるだけでも、案件を見たときの混乱はかなり減ります。
エントリーから働き始めるまで
細かい進み方は派遣会社や案件によって違いますが、だいたいの流れはこんな感じです。
1.求人を探す、または派遣会社から紹介を受ける
2.気になる案件へエントリーする
3.必要に応じて派遣会社へ登録する
4.派遣会社が経験・スキル・希望条件と案件が合うか確認する
5.仕事内容や条件の詳しい説明を受ける
6.希望する場合は職場見学へ進む
7.就業の意思を確認し、雇用契約などの手続きをする
8.就業開始
以前の私は、この途中に出てくる派遣会社内での確認を
全部まとめて「社内選考」と考えていました。
ただ、派遣先が候補者を採用面接して選ぶ仕組みではありません。
誰を派遣するか決めるのは、雇用主になる派遣会社です。
職場見学では何をする?
本人が希望した場合、働く前に仕事内容や職場環境を確認する
「職場見学」が行われることがあります。
派遣会社の担当者と一緒に派遣先へ行き、
仕事内容や一日の流れを聞いたり、こちらから気になることを確認したりします。
「顔合わせ」と呼ばれることもありますが、派遣先による採用面接ではありません。
私はここで、実際に働く場所の雰囲気や仕事内容を確認するようにしていました。
進め方は派遣会社や案件によって異なります。
派遣という働き方が向いている人
こんな状況の人には、派遣という選択肢が合うかもしれません。
・正社員のプレッシャーやノルマから離れて、別の働き方を試してみたい
・子育てしながらパート以外の働き方も考えたい、でも無理はしたくない
・転職活動に疲れて、まず働きながら次を考えたい
・仕事内容や勤務時間など、希望条件を決めて仕事を探したい
・新しいスキルや業界を試しながら、自分に合う仕事を探したい
派遣は「仕方なく選ぶ働き方」とは限りません。
今の自分に合う条件や環境を考えた結果、派遣を選ぶ人もいます。
一方で、こんな人には合わない可能性があります。
・今の働き方を変えるつもりがない
・ひとつの会社で昇進・出世・役職を目指したい
・契約期間が決まった働き方に強い不安がある
・長期雇用されることを何より優先したい
どちらが正解ということではありません。
大事なのは、自分が今、働き方に何を求めているかです。
派遣の探し方
派遣の仕事を探すなら、
まずは派遣求人サイトを眺めてみるのがわかりやすいです。
どんな仕事があって、どれくらいの時給で、どんな条件が多いのか。
登録する前でも、今の市場感をざっくり知ることができます。
エン派遣
私が最初にたどり着いたのは「エン派遣」でした。
当時は派遣のことをなーんにも知らなかったので、
とにかく検索して見つけたサイトです。
「どんな派遣があるのかな?」と広く見ながら、
未経験OKなどの条件で絞り込めます。
私は最初の派遣探しに使いやすいと感じました。
はたらこねっと
「はたらこねっと」は、未経験OK・主婦/主夫歓迎などの条件で絞り込みやすく、求人を見るときに平均時給も確認できます。
収入のイメージをつかみながら探したい人には、比較しやすいサイトだと思います。
リクナビ派遣
「リクナビ派遣」は、トップページで地域を選ぶところから始められ、
未経験などの条件でも絞り込めます。
求人数は日々変わります。
「このサイトが一番多い」と決めるより、まずは2〜3サイトを見比べて、自分が探しやすいサイトを見つけるのがおすすめです。
求人を見るときに、最初に確認したいこと
気になる求人を見つけたら、時給だけで決める前に、次の項目も確認してみてください。
・仕事内容と、自分が担当する範囲
・勤務地、勤務時間、残業の有無
・時給、交通費、休日
・契約期間と更新について
・求人を出している派遣会社
全部を完璧に判断できなくても大丈夫です。
まずは「自分は何を優先したいのか」を考えながら見るだけでも、
求人の見え方が変わります。
派遣会社の種類
求人サイトで気になる案件を見つけたら、その案件を出している派遣会社を確認します。
応募しようとすると「まずは登録」と案内されることもあれば、
エントリー後に派遣会社から連絡が来ることもあります。
派遣会社には大手も中小もあります。
私が使ってきた中では、
大手は扱う案件やサポートの選択肢が多いと感じることがありました。
一方、中小の派遣会社で、大手では見なかった業界や企業の案件に出会ったこともあります。
会社の規模だけで決めるより、希望する仕事を扱っているか、
担当者とやりとりしやすいか、条件の説明がわかりやすいかを見る方が大切です。
知らないと損する!派遣の謎ルール
派遣の仕組みを知らなかった頃、
私も「え?そうなの?」と驚いたことがたくさんありました。
ここでは、制度上のルールと、派遣会社や案件によって違うこと、
私自身の経験を分けながら紹介します。
① 同じような案件でも、時給や条件が違うことがある
同じ派遣先・似た仕事内容に見えても、
派遣会社によって時給や条件が違うことがあります。
ただし、求人票だけでは仕事内容や契約条件が本当に同じかまではわからないこともあります。
「マージンが高いから時給が低い」と単純に決めつけることもできません。
派遣料金とスタッフへ支払われる賃金との差額には、社会保険料、教育訓練費、福利厚生費、派遣会社の運営費なども含まれています。
だから私は、気になる案件があったときほど、1社だけで決めず、
似た求人や条件も見比べるようになりました。
② 求人に派遣先の会社名が出ていないことがある
求人を見ても、「大手○○企業」「駅近のIT企業」のように書かれていて、
派遣先の会社名がわからないことがあります。
一部には会社名を公開している案件もありますが、いつ詳しい社名を知らされるかは、求人サイトや派遣会社によって異なります。
複数のサイトに同じような求人が出ていても、会社名が出ていないと、
同じ派遣先の募集だと気づかないこともあります。
③ 顔合わせは「採用面接」ではない
一般派遣では、派遣先が就業前に候補者を面接して選ぶことは、
原則として認められていません。
だから、本人が仕事内容や環境を確認する場として、
「職場見学」「顔合わせ」という言葉が使われます。
実際には派遣先の人と話すので、
初めてだと面談っぽく感じるかもしれません。
でも、派遣先による採用面接ではありません。
私が経験した範囲では、職場見学は1回で終わることが多かったです。
これは一般ルールではなく、あくまで私の経験。
進め方は案件によって異なります。
④ 派遣会社の無料研修を使えることがある
派遣会社によっては、Excel・Word・ビジネスマナーなどの無料研修が用意されています。
登録後に使える講座もあれば、就業中のスタッフが対象の講座、利用期限がある講座もあります。
「登録すれば全部使い放題」とは限らないので、
利用条件は派遣会社のサイトや担当者に確認してください。
スキルに不安がある人は、
登録先を選ぶときに研修内容も見ておくといいと思います。
⑤ 個人情報の扱いにはルールがある
職場見学前に派遣先へ共有されるスキルシートは、
仕事内容に関係する職歴やスキルが中心です。
一般派遣では、派遣先が就業前の選考を目的に履歴書を求めたり、
年齢・性別などで候補者を絞ったりすることは、
原則として認められていません。
一方、就業が決まった後は、
法令に基づく通知として氏名や性別などが派遣先へ伝えられます。
45歳以上の場合は「45歳以上であること」、
18歳未満の場合は年齢も通知されます。
就業前に派遣先が選考するための情報と、
就業が決まった後に必要な通知は別、と覚えておくとわかりやすいです。
⑥ 職場見学後の連絡は、意外と早いこともある
私が経験した範囲では、
職場見学後の連絡は当日〜3日程度で来ることが多かったです。
ここでいう連絡は、
派遣先が候補者を選んだ結果という意味ではありません。
派遣会社から、就業に向けた確認や今後の連絡が来るイメージです。
連絡までの日数は、派遣会社や案件によって異なります。
⑦ 辞退するときは、早めに伝える
詳しい条件を聞いたり、職場見学へ進んだりしたあとでも、
どうしても合わないと感じたら辞退することはできます。
ただ、派遣会社や派遣先も調整を進めています。
辞退すると決めたら、できるだけ早く派遣会社へ伝えることが大切です。
私は、仕事内容や条件をよく確認してから職場見学へ進む方が、
お互いの無駄なやりとりを減らせると感じています。
「なんとなく不安」なのか、
「条件として受け入れられない」のか。
自分の中で分けて考えてみるのもおすすめです。
⑧ 最初は短めの契約から始まることもある
初回の契約期間は、すべての案件で同じではありません。
私が経験した案件では、最初は1か月契約で始まり、
その後は双方に問題がなければ3か月更新になるケースもありました。
もちろん、最初から違う期間で契約する案件もあります。
契約期間や更新の時期は、仕事を始める前に必ず確認しておきたいポイントです。
更新のタイミングは、これからも続けるか、別の環境を考えるか、
自分の今後を整理するひとつの区切りにもなります。
まとめ|まずは派遣を「選択肢」にできれば十分
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
このnoteでは、
・派遣会社と派遣先の違い
・求人の探し方
・エントリーから就業開始までの流れ
・派遣という働き方との相性
・職場見学や契約について、最初に知っておきたいこと
をまとめました。
全部覚える必要はありません。
「派遣ってよくわからない」から、
「こういう働き方なんだ」と少しイメージできるようになれば十分です。
次の一歩も、大きなものでなくて大丈夫。
・気になる求人サイトを眺めてみる
・勤務時間、収入、通勤時間など、自分の希望条件を書き出してみる
・派遣という働き方が今の自分に合いそうか考えてみる
ここまでやって、今は派遣を選ばないという結論になってもOKです。
知ったうえで、自分に合う働き方を選べることの方が大切なのです。
完璧な準備が整ってから動かなくていい。
知るだけでも世界は広がる。
まずは読んだだけで60点です。
詳しいわたしの背景はこちら
夜職やイベコンなど、個人事業・フリーランスとして働いた経験と、
派遣での就業先を含めると、これまで経験した職場は20社を超えます。
ここまでの働き方や背景は、自己紹介noteにまとめています。
派遣で働き始めた、その先を考えたくなったら
この無料noteを読んで、派遣の仕組みや探し方、
職場見学まで理解できたなら、まずはそれで十分です。
実際に派遣で働き始めると、
「条件をどう上げる?」
「経験をどう実績として伝える?」
「更新する? 次へ進む?」
という次の悩みが出てきます。
その先の、経験を実績や次の条件につなげる考え方は、有料noteにまとめています。
今はまだ必要ない人は、この無料noteだけで終わって大丈夫です。
実際に働き始めて、その先を考えたくなったときに読んでみてください。
「当たり前にやってきたこと」が実績になる|年収300万未満から+350万にした派遣の戦略
あなたの新しい一歩を、心から応援しています。
きゅーぶ
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