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決済基盤の「内製化」という技術的極北へ。金融SIとメガベンチャーを経て、私がUPSIDERで解きたい問い

UPSIDERへの想い

新卒で入社した野村総合研究所(NRI)で5年、金融機関向けシステム開発の最前線に立ち、社会インフラとしてのシステムの重みを肌で感じてきました。その後、ZOZOでの開発経験を経て、改めて自分が向き合いたい課題は「技術的難易度の高い大規模基盤を、いかにモダンに、かつスケーラブルに構築するか」にあると確信しました。

UPSIDERが挑んでいるのは、単なる決済手段の提供ではなく、挑戦者を支える「世界的な金融プラットフォーム」を創ること。これまでのキャリアで培った金融ドメインの知見と、エンジニアリングへの飽くなき探求心を掛け合わせ、決済基盤という最もタフでエキサイティングな領域をリードしていきたいと思い、入社を決めました。

UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。今回は、2026年1月に入社し、バックエンドエンジニアとしてProcessor Teamの決済基盤開発を担う佐尾 明輝さんが、なぜ次の挑戦の場としてUPSIDERを選んだのか、その軌跡を語ってくれました。


金融システムという「止めることが許されない」領域での原点

ーーまずは、これまでのキャリアの歩みについて伺わせてください。
2018年に新卒で野村総合研究所(NRI)に入社しました。プログラミング未経験からのスタートでしたが、金融機関向けのシステムをパブリッククラウド上に再構築する案件にアサインされたことが、エンジニアとしての基盤を作ったと感じています。

そこでは、トランザクションの整合性、マルチリージョンによる耐障害性、そして万が一の障害発生時におけるリカバリ設計など、「止めることが許されない」システムの重みを徹底的に叩き込まれました。また、クリーンアーキテクチャ採用やテスト自動化、CI/CD構築など、よりアプリケーション開発者が開発しやすい環境の構築にも取り組んできました。要件定義から保守・運用まで一貫して経験する中で、システムが社会インフラとして機能するための「堅牢性」の重要性を理解できたのは大きな収穫でした。

一方で、キャリアがマネジメント層へシフトしていく過程で、自分自身の関心が「プロジェクトの管理」よりも「アーキテクチャの設計」や「技術による課題解決」にあることがわかりました。端的に言えば、私は「パワポを開くより、黒い画面(ターミナル)を見ている方がテンションが上がる」タイプだったわけです(笑)。もっと自ら手を動かしてコーディングに向き合い、事業の成長を技術で牽引したい。その想いが強くなり、2023年にZOZOへ転職しました。

実世界の複雑なドメインを、いかにクリーンな設計に落とし込むか

ーーZOZOでのバックエンド開発では、どのような課題に向き合っていたのでしょうか。
担当したのは、服の生産管理システムやデータ分析基盤の構築です。ここで向き合ったのは、実世界の「物理的なモノの流れ」をいかにソフトウェアで表現するかという課題でした。

特に「ケアラベル(洗濯表示)」のドメインモデル構築は非常に興味深いものでした。国ごとの法規制、素材の組み合わせや生地検査による動的な制約。これらを密結合なコードで実装してしまうと、将来の変更に耐えられません。業務プロセスを深く理解し、境界付けられたコンテキストを明確にした上で、いかに拡張性と保守性を両立させるか。この複雑なドメインを理解して落とし込むのは、技術で事業をより良くできるとてもやりがいのある経験でした。

しかし、事業戦略上の理由からチームの解散が決まりました。事業の成長を技術で牽引する方向性は自身に合っていることを改めて実感したので、エンジニアとして「より事業の成長を肌で感じられる、かつ技術的難易度が高い」事業に携わりたいという欲求が、次のキャリアの指針となりました。

決済基盤という「高難易度なパズル」に挑む

ーーそこから、なぜ次のフィールドにUPSIDERを選んだのでしょうか。
一言で言えば、「バックエンド領域における圧倒的な技術的難易度」です。
一般的なFinTechスタートアップの多くは、既存の決済代行業者やカードネットワークのインフラを介してサービスを提供します。しかしUPSIDERは、その中核である「プロセッサー」そのものの内製化を推進しています。事業としてもまさに急成長しており、White Label化に伴って今後10倍以上の決済頻度・決済量を求められるフェーズにあります。

これは、低レイテンシでの大量トランザクション処理、データの強い整合性、そして分散システムとしての高可用性など、バックエンド領域における高難易度な課題がすべて凝縮されている領域です。これまでの金融ドメインの知識を活かしつつ、分散システムとしての最適解を追求できる。この「技術的なレバレッジの大きさ」が、入社を決めた最大の理由です。

ーー選考過程で、意思決定を後押しした要素はありましたか。
選考を通じて、今が一番技術的に面白そうなフェーズだと思ったことです。急成長を遂げてきたからこそ、技術的な負債も多く、システムのリアーキテクトも考えなければいけない。やることも難易度も高い状況は、必ず自らの成長に大きな糧になると確信し、入社してみてもそこにギャップはなかったと感じています。オファーに際して、単なるスキルのマッチングだけでなく、短期的・中期的なミッションとして何を期待するかまで具体的に提示されたのも入社後のイメージがつきやすくて有難い点でした。

また、私の何気ない発言まで細かく覚えていてくださり、オファー面談ではまるで「ラブレター」のような熱意がこもったメッセージをいただきました。プロフェッショナルとして技術を追求できる環境であると同時に、この人たちと一緒に働きたいと素直に思えたのが最後の決め手ですね。

開発者体験の向上が、プラットフォームをより強くする

ーー現在取り組んでいるミッションと、今後の挑戦について教えてください。
現在はProcessor Teamにて、決済基盤のスケーラビリティや可用性の向上を主に進めています。事業が急拡大する中で、いかにして整合性・可用性を担保しながらスケーラビリティを高めていくかが直近のテーマです。

また、システムのみならず「開発者体験(Developer Experience)」の改善も重視しています。これまでの技術的負債も積み上がっているので、エンジニアがいかに迷わず、安全に、高速に、デリバリーできる環境を整えるかが重要です。システムとしてもチームとしてもスケールする環境を整えることで、結果として「挑戦者を支える」プロダクトの進化を加速させることができる。この両輪を技術的に支えることが、プロフェッショナルとしての私の役割であり、挑戦だと思っています。

ーー最後に、読者へのメッセージをお願いします。
UPSIDERは、一見すると「法人カードの会社」に見えるかもしれません。しかし実態は、本気で「金融プラットフォーム」という社会のOSを書き換えようとしている技術集団です。

決済という極めてミッションクリティカルな領域で、モダンな技術スタックを駆使し、高難易度な課題を解き明かしていく。このプロセスにワクワクできるエンジニアにとっては、これ以上ない刺激的な環境です。

「もっと技術を極めたい」「難易度の高い課題に挑みたい」そんな志を持つ方と一緒に、この難題に取り組めることを楽しみにしています!

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