「経営陣自らがAIを触り倒す組織」の衝撃。事業企画として挑む“AI×金融”の最前線
UPSIDERへの想い
新卒で総合コンサルティングファームのABeam Consultingに入社し、新規事業支援などに従事。その後、スタートアップの10Xへ転じ、ネットスーパー事業のグロースに取り組んできた鈴木 棟也さん。彼が次なる挑戦の場として選んだのは、法人向け金融プラットフォームを展開する「UPSIDER」でした。
現在は事業企画として、カード(UPSIDER・PRESIDENT CARD)、支払い.com、UPSIDER AI経理という3つの主要事業を横断。事業計画の策定やKPIモニタリングを通じ、組織のPDCAを最適化する役割を担っています。
コンサルでの構造的思考と、事業会社での泥臭い現場経験。その両輪を持つ彼が、なぜ今、激動のSMB金融市場に飛び込んだのか。UPSIDERの現場で衝撃を受けた「AI活用のリアル」と、彼が見据える“手触り感のある”地方・中小企業支援の展望について聞きました。
「事業の主体者になりたい」コンサルからスタートアップへの転身
ーーまずは、新卒で入社したABeamから、スタートアップである10Xへ転職した経緯を教えてください。
ABeam時代、プロジェクトを通じてクライアントの新規事業に外から関わらせていただく中で、「自分自身も事業の主体者としてチャレンジがしたい」という想いが強くなったのがきっかけです。
学生時代に3年ほどスタートアップでインターンをしていたこともあり、もともとスタートアップの環境には興味がありました。その中でも、ネットスーパーという市場ポテンシャルが大きく、かつ難易度が高い事業へのチャレンジは純粋に面白そうだと思い、10Xへの入社を決めました。
――10Xでは、現場の最前線で事業グロースを担当されていましたが、小売業界のプロフェッショナルたちと協業する上で、どのようなことを意識していましたか?
10Xのネットスーパー事業はいわゆるホワイトレーベルモデルで、クライアントとなる小売企業様と密に議論しながら進めていく必要がありました。
小売企業の方々は、自社の事業や現場に対して圧倒的な解像度を持っています。その中で現場の解像度において劣る私が価値を出すために、主観ではなく、データやファクトをもとにした施策の提案やデジタルマーケティングやCRMなど、価値が出しやすい領域に注力することを意識していました。
ご支援の中で費用対効果や回収期間をもとに定量的な施策の提案を行うことで、投資を強化する意思決定をいただけたこと、獲得施策の幅が広がり費用対効果が改善したことで、事業のグロースに一定の貢献をすることができました。
新卒に近い若手という立場で、全く信頼関係の無いところからスタートしましたが、最終的に「鈴木さんだから施策を任せることができる」との言葉をいただいたり、退職の際にプレゼントをいただいたことは本当に嬉しかったですね。

かつての決済プラットフォームが繰り広げたような熱狂的な市場拡大が今、toBで起きている
――そこから今回、UPSIDERへと転職された決め手は何だったのでしょうか。
一番の理由は、SMB金融市場のダイナミズムに惹かれたことです。
SMB金融は、メガバンク各社が大きな投資を行っています。UPSIDER以外にも大規模な調達を行うスタートアップが多数台頭し、競争が非常に激化しているマーケットです。
面談の際、VP of Growthの米田から「かつてtoCでPayPayやLINE Payが行っていた熱狂的な市場拡大が、今toBでも起こっている。UPSIDERもその最前線にいる一社だ」と言われ、とてもワクワクしました。
また、カード事業責任者の近藤が学生時代からの友人だったという縁もあります。加えて、法人カード(UPSIDER・PRESIDENT CARD)、支払い.com、UPSIDER AI経理という、それぞれ全く異なる事業モデルに幅広く関与できる事業企画のポジションも、非常に魅力的でした。

経営陣自らがAIを触り倒す。急激な進化に取り残されないための「良い危機感」
――実際に入社してみて、UPSIDERという組織や環境についてどのように感じていますか?
想像以上に会社全体でAIにベットしていて、オペレーションの生産性が極めて高い点に衝撃を受けました。
例えば、AIを活用した与信モデルによって、通常の金融機関と比較して非常に少ない人数で審査を回しています。また、代表の宮城や共同創業者の水野自身が、誰よりもClaude Codeをはじめとした最新のAIツールを触り倒して開発を進めています。そのトップの姿勢が組織全体に伝播しており、日々業務の自動化が急激に進んでいくスピード感には驚かされます。
だからこそ、現場でも「まずAIを使って前に進める」ことが前提になっています。
――今はどのような業務に実際取り組んでいるのでしょうか?
組織全体でAI活用が進む中、事業企画として取り組んでいるのは、カード事業を中心とした事業計画の作成です。事業責任者はもちろん、テック、パートナーセールス、Growth Partner、マーケ、Bizdev、財務チームなど、事業に関わるあらゆる職種を巻き込みながら「実行できる計画」に落とし込んでいくプロセスは、難易度は高いものの知的好奇心が刺激されるとても楽しい仕事です。
この事業計画づくりを進める中で痛感しているのが、意思決定そのものと同じくらい「なぜその判断に至ったのか」を、相手の納得感が生まれる形で伝えることの重要さです。戦略の作り方から合意形成のコミュニケーション設計まで、VP of Growthの米田からフィードバックを受けて改善を重ねるプロセス自体が、自分にとって大きな成長の機会になっています。
私自身、事業企画として自分の仕事の進め方をどんどんアップデートしていかないと、会社の成長スピードに追いつけないなと、良い意味での危機感を感じています(笑)

地方や中小企業にこそ、AI化された金融体験を。カオスな環境で挑む次なるインフラ創り
ーー最後に、これから実現したいことや未来の仲間へのメッセージをお願いします。
前職の10X時代、地方のお客様のオフィスに常駐する機会をいただき、私たちの産業や生活が現場の様々な関係者の支えによって成り立っていることを肌で感じできました。
だからこそ、一部のIT企業や大企業だけでなく、地方や中小企業、まだデジタル化が進んでいない産業にも、AI化された新しい金融体験を届けることに挑戦したいと考えています。
今のUPSIDERは、スタートアップならではのスピード感があるだけでなく、みずほフィナンシャルグループとの提携により、本当にダイナミクスなチャレンジができる環境が整っています。その一方で、良い意味で思っていた以上にカオスで、事業を創り上げる「余白」もまだまだたくさん残されています。
大きなチャレンジや、手触り感のある事業推進を求めている方にはまたとない環境だと思います。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!
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