夫婦には、夫婦だけのルールがあればいい〜私たちが見つけた小さな幸せの形〜
こんにちは。うぱです。
いきなりですが、私は、サプライズが苦手です。
驚かせようと考えてくれる気持ちはうれしい。でも、どう反応したらいいのか分からなくなってしまって、なんだか照れくさいのです。
付き合い始めたころ、私は夫に言いました。
「サプライズはいらないからね。」
今思えば、なんとも可愛げのない彼女です。
だからでしょうか。
私たちには、ドラマみたいなプロポーズも、婚約指輪もありませんでした。
「結婚、どうする?」
そんな事務的とも言える会話から、結婚が決まりました。
さらに私は、
「婚約指輪はいらないよ。その分、新生活に使おう。」
と、ロマンチックとは程遠いことまで言っていました。
そんなスタートで結婚生活が始まったわたしたちですが、夫婦になってから最初の結婚記念日。
夫は「ちょっと出かけてくる」と言って、電車に乗りアイボリーのバッグを買ってきてくれました。
とてもうれしかった。
本当にうれしかった。
でも、その頃の私は、生後1か月の娘の初めての育児に必死でした。
休日は、一人で出かけるより、一緒に子どもを見ていてほしい。
そんな気持ちの方が大きかったのです。
と言っても、まだ新婚。
夫にこんなことを言って、ガッカリさせたらどうしよう…。
初めての結婚記念日に、夫は何かしたいと思って考えてくれたことは、わかりきっていました。
悩みました…。
言うのか。言わないのか。
ぐるぐる頭の中で悩み続けました。
でも、私たちの結婚生活も育児もこれからずっと続くのです。
迷ったすえ、素直な気持ちを話すことにしました。
「気持ちは本当に嬉しかった。でも、今は育児がしんどいから、休みの日は一緒に過ごしてくれることが1番嬉しい。」
自分でも、とことん可愛げがなく嫌になりました。
でも、この一言が、わが家のルールの始まりになりました。
誕生日、クリスマス、結婚記念日。
近い時期にある3つのお祝いをまとめて、その年に二人が本当に欲しいものを、一緒に選ぶ。
少しだけ背伸びをして。
少しだけいいものを。
そうして選んできたのは、スニーカーだった年もあれば、時計や財布、サングラスやキーケースだった年もあります。
毎年ひとつ、おそろいが増えていく。
それは物が増えるというより、一緒に過ごした時間が増えていくような感覚です。
「今年は何にする?」
そんな相談をする時間も、もう記念日の一部になりました。
年を重ねたら、選ぶものも変わるのでしょう。
おしゃれな老眼鏡かもしれない。
白髪をごまかす帽子かもしれない。
もしかしたら、ランニングを始めて、おそろいのウェアを選んじゃったり…。
おそろいの杖、、、は、まだ早いか(笑)
未来のことは分かりません。
でも、その時々で今の自分たちにぴったりな物を「これ、いいね」と笑いながら選べる夫婦でいたい。
それだけは、ずっと変わらない気がしています。
あのとき、勇気を出して本音を伝えてよかった。
受け止めてくれた夫にも、感謝しています。
あの日の会話があったから、今では「今年は何にする?」と笑い合える夫婦になりました。
プロポーズも婚約指輪も、ロマンチックなことなんて何一つなかったけれど、これがこれからも一緒に歩んでいこうねという、私たちなりの愛情表現です🐟️
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