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詩ことばの森(350)「うだうだ」

うだうだ

うだうだ
毎日を過ごしていたら
あっという間に
三年が過ぎたのだった

仕事を失って僕は
慣れないアルバイトに
疲労困憊しながら
働いていたのだった

ある日   僕は
あんまり疲れたから
通勤電車に乗ったまま
会社には行かなかった

やがて電車が終点に着くと
僕はそそくさと降りて
小さな駅舎の外の町を
ふらふらとさまよいだした

見知らぬ町を歩いていると
路傍でお地蔵さんを見つけた
その微笑になんだか癒されて
しばらく立ち止まり眺めていた

(森雪拾)


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