日本で8月に猛威を奮っていたコロナ株は本当にNimbusなのか?&Nimbusの次の株はXFGなのか?
2023年末にピロラからJN.1への株移行時に、(街中で聞こえてくる咳音が変わった!?)という違和感を認識してからというものの、私は咳音分布で株の入れ替わりを察知するようになった。
モデルナのサイトで紹介されていたVirufyも、気になりつつも、幸い少なくとも症状を伴う明確に感染を知覚できる感染体験が無いため自分が利用した事は無く、SNS上でも利用例やVirufy側からの情報発信がほとんど無いため、せっかくの有益な指標なのにもったいないな…と思っていたところ、昨年Natureに咳音に関する論文が投稿され、そのデータセットの一部としてVirufyが入っているのを確認した。

"Cough2COVID-19 detection using an enhanced multi layer ensemble deep learning framework and CoughFeatureRanker"
もっと咳音データが集まってきちんと分析結果が使えるようになればいいのにと思いはするのだが、その一方で、JN.1以降の変異は地域によって無数の独自株が生み出され、各地独特の流行が繰り広げられるようになってしまったので、とにかく今は株が多くなりすぎて、よほどの強力なデータ収集でもしない限り、世界規模の"株&音のマッチング状況"を特定するのは困難なのではないかと推測している。
パスポートの期限も切れてしまい、非常に感染効率のよい飛行機に乗る事も無い(&今は同じく極めて高リスクな電車にすら乗らない)私が耳にするのは、都内で流行してきた株の音のみなのだが、以下にそれらの傾向を記載する。
2023年秋冬ーピロラ
激しく勢いと圧がある乾いた咳
2023年末に違和感→2024年春ーJN.1
くすんだ音で湿った感じの勢いや圧は少なめの咳
2024年 年度末頃からGW始め位までーXDQ
ピロラに似ている乾いた咳
2024年 4月末頃に違和感、GW後に急増と入れ替わりを知覚ーKP3.3
JN.1に似ている湿った咳
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GW後に湿った咳(KP.3.3)にXDQが食われたのを認識してから半月ほど(5月末)
圧や勢いが強く肺に絡むような重めの咳を認識
→当初はこれを新株だと思ったのだが、6月以降の都のゲノム解析結果を見ても主流株はKP3.3から動くことが無かったため、KP3.3感染者が重症化し肺を侵されたことによる咳質の変化だと後から判断。
(※KP3.3のピーク時、特に8月には主に"反"達の重症化例、ハッピーハイポキシア的救急搬送を複数目にした。)
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2024年秋〜2025年春ーXEC
それまでは基本的にピロラ型かJN.1型を繰り返す感じだったのが、10月半ば以降にくしゃみのような噴射型の、一発だけ爆発するように鳴る形の咳のような物を認識。以前聞いてきた物と全く異質だったので何だろうと思っていたが、後にゲノム解析からXECの音だろうと特定。
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XECが出現して以降は、まずマイコプラズマの大流行があり、その間、XEC(コロナ)咳の増加スピードは非常に抑圧されていた。
マイコプラズマ後は年末年始の(1月だけで4000人以上の直接死を生んだ)インフルエンザ大流行があり、この間も(マイコプラズマの時よりは増えたが)XEC咳の急増は起こらなかった。
インフルエンザの後には、XECのピークと前後して百日咳の大流行が始まった。
XECの咳音は、それまでの株のように気付けば急に増えて入れ替わったなという瞬間を明確に認識する感じではなく、他の菌ウイルスと共存しつつ安定して存在し続けたのが特徴だった。
統計的にも、計上される感染者数はそこまで多くなかったが、その一方で死者数は多く、1月のみで約5000人、1月から3月までの3ヶ月間で約11000人のコロナ直接死を発生させており、オミクロン弱毒化デマ×脱マスク×5類化×"コロナ禍が去って"プロパガンダの悪魔合体は極めて悪質だと再認識させられる。
なお、特に2024年秋頃から都のゲノム解析と実際の街中の咳音分布の乖離が大きくなった。主な要因は
・検体数があまりに少ない(都の人口規模でn=1桁か良くて10台)
・解析検体の感染者層の偏り
※ゲノム解析に回るのは【PCRを受けた感染者】の物のみなので、受診も検査もせず感染を放置するのが標準となったノーガード社会の中ではかなり特殊な層だと言える。
実施可能場所も非常に限られる上に高額なPCR検査を受けるのは、少なくとも【感染しようが咳が出ようが自分が動けさえすれば元気でノーマスクで積極的に外出する普通の日本人】ー私が歩きながら咳音を聞いている層ではない。
であり、XECは結局25年5月頃まで(コロナでの)主流株として長期の流行をしたのだが、その間には都のゲノム解析で【検出0】になっていた事もあり、該当時期に私は街中で普通にXEC咳を聞いていたので、【都のゲノム解析はサンプル数が少なすぎてもはや使いものにならないな…】と思ったものだった。

都のゲノム解析ではXECは9月半ばから出現していた。しかしこの頃は圧倒的にKP3.3が多いのであまり目立たない。

サンプル数が10月以降激減している。咳音分布とゲノム解析の結果が合わなくなったのは検体が少な過ぎる&偏っているため適切なサンプルとして機能しなくなったことが理由。
11/18−12/1の間はXECが0!そんなわけない。
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XECの長期流行期の間にも、年明け以降(確か3月頃だったか)、咳音の質の変化があり、噴射型でありながらXECより圧が強く音が汚い咳を時折聞いた。これらが別の株なのかXECの重症化なのかは判断に十分な材料が無いので不明
(とにかくゲノム解析が少な過ぎる&違う株に出会うたび感染を繰り返す流行に敏感なその辺のノーガードの感染株は全く拾えていないため)。
2025年5月以降ーNimbus
基本はXECような噴射型であるものの、ピロラのような圧と勢いが追加された乾きめの咳。XECは一発ごとに爆発するように鳴るのが特徴だったが、この間の咳は連発型が主流(ただし一発型も聞いた)。気管支の辺りにからむような汚い音。
連発型と一発型で株が違うのかは不明。もしかしたら感染者の既往歴(過去にどの株やその他の菌ウイルスに感染したか)によって回数が分かれているのかもしれないとも思っている。
さて。ここまで来てやっとタイトルに沿った内容となる。
2025年7月半ば以降、私はJN.1型のくすんだ咳をして痰をからませているノーガードと度々遭遇し、7月末にはこのJN.1型の咳がNimbusを食ったと知覚した。
コロナの情報を追ってきた人は当然把握している事だと思うが、体制とワンチームのマスメディアは市民の健康よりもエンタメレジャー消費(当然利権がらみ)を優先するので、連休前に消費気運を削ぐような情報は意図的に出されなくなる。
定点のカーブを見れば、
(※検査も受診もせず感染しながら出歩くのが標準化したノーガード社会×観測地点も減らしまくり特にこの4月から学校と連動した流行状況を隠すため小児科比率を下げた定点観測の値は、もはや"数"の意味では全く参考にならないのだが、それでもカーブを見れば流行期の識別は可能である)
昨年と同様に夏の流行の波は5月末から始まっていて、昨年の状況を参考にすれば、当然盛夏、特に学校の夏休み開始以降、中でも盆休みに全国の感染が混ざり合い感染爆発する事など自明だったのだが…
案の定マスメディアは盆休みの移動気運が削がれずかつ日本人の十八番【今更変えられないという結論に至った】が発生する時期まで注意喚起をせず、完全に火が回り燃え盛り出してから"Nimbus!"、"カミソリ喉!"と手遅れの報道をし始めた。
しかしである。街中の咳音分布はNimbusの後、7月末に出現したくすんだ咳が主流なのである(8月末に何故かNimbusのぶり返しも発生してはいるが)。
先述の通り、ゲノム解析はPCRを受けた(どちらかと言えば対策者寄りで、株の出始めに即拾うノーガードとは異なり、時間を置いて感染が回りきった頃に陥落させられてしまう事が多い)レア層の株しか拾えないので、特に株の入れ替わりは私が知覚するよりもだいぶ遅れて顕在化する。
加えて解析には時間もかかる。8月末の現時点において公表されているのは8月頭までの結果である。
この先、おそらく9月半ば以降の発表で新株への置き換わりが現れ始めると私は予測しているが、どうなるだろうか?
私はXFGとは別の、KP3.3の時のような日本独自株に置き換わっていると推測している。
Nimbusの時期の咳音は肺まで進行した咳は少なく、気管支あたりにからむ物だったが、7月末に急増したくすんだ咳の新株は、その出現から半月ほどで、これまたKP3.3の時のように音の質が変わり、肺を侵された咳が増えた。
この株が独自株でもXFGでも、肺の損傷は回復しないので、その後のQOLを著しく下げる。
加えて勿論、コロナは急性症状&肺炎よりもむしろ急性期後に半永久的に持続する脳→認知神経、免疫ミトコンドリア不全を含む全身の損傷が本丸なので、生を不快に阻害されたくない場合は【感染しない】ための予防策に力を入れるしかない。
ワクチンも抗ウイルス薬も、急性期の症状の緩和や後遺症リスクの低減に一定の効果は見られるものだが、ワクチンを打って(自費でも更新し)抗ウイルス薬を使用して後遺症を発症する事例も見かけるので、確実なのは【感染しない】のみで、その上でどれだけ体内でのウイルス量増殖を抑えられるかが鍵となる。
感染後にできるのは、抗ウイルス薬、鼻うがい、静養の徹底(無理は禁忌→後遺症リスクを爆上げする)。
感染前にできるのはウイルスへの曝露量を下げることで、何よりマスクの着用と換気、高リスクな人間や場への接触時間を最大限下げることが重要。
積極的にリスクを求め近づかずにはいられない"夏の虫"ばかりだが、感染して良い事など何一つ無い。
覆水盆に返らずで後から後悔しても遅い。
(追記)
"アメリカの主要株がXFGだから"日本でもNimbusからXFGに置き換わっているのでは?という主張をする方があったようだが、私はこれは適切ではないと考えている。
①昨年末のJN.1以降、世界各国で、地域独自の株が出現し地域独自の流況状況が形成されるようになった。日本ではKP3.3、中国ならXDV等である。
一方、昨年アメリカ等で流行したFLiRT等の株は少なくとも日本国内で主要株に成長する事は無かった(代わりにKP3.3の一強状態が続いた)。よって、"アメリカがXFGだから"という理由で日本の株がXFGに置き換わっていると主張するのは不適切である。
②XFGは乾いた咳ということなので、Nimbusの後7月末から増えたくすんだ咳とは音の質が異なる。

よって、私はやはりXFGではない日本独自株への置き換わりを想定している。ゲノム解析の結果が待たれる。
