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俺はおっさんでもまだ何かできることあるはずだ。人

僕らって今の所、強みって強みがないんですよね。年齢も正直おっさんだし。そんな今流行ってるような同期や電子音も今んとこ使う予定ないし。
どうやってやったらいいんやろみたいなありますよね。縛りみたいなのが多いから。
流行りの曲は作れないし。作らないんじゃなくて、作り方がわかんないんすよ。(笑)
こんばんは無名人インタビュー主催のqbcです。よろしくお願いします。

私の年齢、45歳。うまどし。年取ってからね、わかることもあるんです。
10年同じことをしなければわからないこともある。
もちろん、1年同じことをして、それをすぐやめて別のことをするっていうことにも、価値はある。
でもさ、10年やり続けた価値っていうのは、やっぱり、10年かけないとわからないんだ。だからね、「自分」というものをやっているということは、年齢分、価値があるよ。
問題は、それを、自分自身が認めているかどうか。
無名人インタビューレッツゴー!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは おってぃー さんです!

X:https://twitter.com/nekobudouprogot


現在:結構スケール大きい話になっちゃうんすけど、なんか自分の生きた証とか、そういうのを残せたらなっていうふうに思ってて。

のどか:今どんなことをされている方でしょうか?

おってぃー:今、X(旧Twitter)名、おってぃというツイッター名で活動しているんですけど、主にやってることとしましては、その埼玉県でplayfullyっていうロックバンドとして活動してます。

のどか:ありがとうございます。職業としてしては何になりますか。

おってぃー:そうですね。会社員兼バンドマンみたいな位置づけでお願いできればなと思ってるんですけど。

のどか:会社員としてはどんなお仕事されてるんですか。

おってぃー:会社員はSEの仕事をしてます。システムエンジニア。いわゆる二足の草鞋ですね。

のどか:バンドはお休みの日に活動しているんでしょうか。

おってぃー:はい、そうです。

のどか:どんな人っていう質問に対してはバンドをやってるっていうふうに答えられる方がしっくりきますか。

おってぃー:そうですね!

のどか:バンドは今何名ぐらいでやってらっしゃるんですか。

おってぃー:スリーピースのバンドをやってて、メンバー全員社会人をやりながら、バンドも二足の草鞋でやらせてもらってるっていう。

のどか:始めてから何年ぐらい。

おってぃー:初めてから1年半ぐらいですかね、今の体制になってからは

のどか:その前からも、活動自体はされてたんですね!

おってぃー:そうですね、僕はしてましたね。

のどか:皆さん職場職業はバラバラなんですか?

おってぃー:もうホントに全然バラバラですよ。

のどか:何かコンセプトみたいなものってあるんですか?

おってぃー:コンセプトっていう「バーン!」ってはっきりしたものはないんですけど、playfullyって元々「陽気な」とかっていう意味があって、バックグラウンドも全く違う3人が集まって何かこう面白いことができたらいいよねっていう、うちのリーダーが言ってたんすけど。

のどか:リーダーは別の方なんですね!

おってぃー:うん。

のどか:リーダーさんが結成されたバンド?

おってぃー:そうですね!バンドを立ち上げたのはリーダーなんですよ。私ドラムなんですけどねパート。一番大事なところ言い忘れた(笑)

ちょっと話が色々逸れちゃうんですけど、私元々は福岡出身で、就職をきっかけに上京してきたんですよ。
就職したんすけど、でもなんかバンドはやりたいなみたいなことは思ってて。まず音楽をやるにもちょっと仲間がいるなと思って、いろいろ探してたら、某サイトで「今ドラムがいません」っていうので募集してるのを見つけて、それで色んなバンドにコンタクトを取りに行ったっていうのがきっかけです。

のどか:結構そういうのってあるんですか?サイト経由でバンド仲間を見つけるっていう。

おってぃー:いますよ。知り合いも全くいなくてゼロから探すときとか。こういうパターンで探すときは、それがきっかけっていう方は結構いらっしゃると思いますよ。
結構バンドって同じ高校の友達とか、同じ部活サークルとかで、組みがちなんですけどね。

のどか:確かに、そんなイメージあります!

おってぃー : 音楽始めたはいいけど、知り合いがいないとかそういう状況の時には、結構そういうパターンはあります。
あとはライブハウス経由で見つけてくるとか。

のどか:なるほど。Twitterってどういう発信内容を発信されてるんですか。

おってぃー:僕はそうですね普段考えてることであったりとか、何かライブたまにやってるのでライブを撮ったりとか。普段の練習とか、音楽についての発信とか、やってますかね。

のどか:ツイッターってどういう存在ですか?

おってぃー:そうですね、でもコミュニケーションツールであったりとか。元々何か発信したいっていう欲はあったので、そういう手段といいますか。

のどか:発信したいってどういう欲求なんですかね?

おってぃー:そうっすね、なんか自分の生きざますかね (笑)
結構スケール大きい話になっちゃうんすけど、なんか自分の生きた証とか、そういうのを残せたらなっていうふうに思ってて。

のどか:それを残したいって思うのってどうしてですか?

おってぃー:そうですね〜、なんかちょっと難しいかもしれないですけど、
なんとなくなんすけど、「自分が死んでも残るもの」って良いよなみたいな。

やっぱり普通の人って生きてたら、なんとなく流されて生きてたら、普通に学校で過ごして、社会人になって、自分の身の丈に合う彼女とか彼氏を作って結婚して、子供つくって、子供が成長してっていうふうに、そういう人生を歩んでいくと思うんですけど。

そういう人生も悪くはないなって思うんすけど、なんか残るものってあるのかな?みたいな。
それ言ったら子供とか思い出が残るじゃんか!って、怒る人もいるかもしんないですけど。

こういう話するのもあれですけど、自分の子供もいつか死ぬんだし、その子供がいつか死ぬんだし。(笑)
そう考えると何か、自分の生きてる証ってのを半永久的に残せるものって何かないのかなーみたいな。

たまたまその音楽が好きで、音楽をずっとやってきたから、音楽という形で生きてる証を残せたらいいのかなって思ってて。

評価されたいとか質がどうかというのは一旦置いといて、そういう残したいなっていう欲求からTwitterなりCD作成なりの形で、そういうのが行動に表れてるのかなと自分で思ってます。

のどか:音楽とTwitter以外にも何かあるんですか?残したいって思っているものって?

おってぃー:そうですねー、今のところはわからない。やっぱり今、音楽とその仕事で結構スケジュールがいっぱいいっぱいで。何か曲を作って残そうとか、そこまでしか考えられてないんですよね。
そっから先までちょっとまだ見えないっていうか。
なので今のところ、何かその他のものっていうのは考えてはないです。

のどか:スケジュールが割といっぱいいっぱいでみたいな話だったので、時間の使い方的には仕事とバンドで、ほぼ埋まってるような感じなのかなと思ったんですけど、今の生活ってどうですか?

おってぃー:気に入ってる反面、もっとやれるんじゃないか?とか、もっとできたわとか。この時間をうまく使えば、もっとうまいことできたとか、もっと練習できたとか。みんなあると思いますけどね。

のどか:「もっと」の部分は音楽に向いているんでしょうか?

おってぃー:仕事にも出ちゃいますよね。何かもっとできたんじゃないかって。

のどか:お仕事に対しては、どんな気持ちで取り組まれてますか。

おってぃー:音楽メインでやってんだから、仕事が適当でいいじゃんみたいな人って、バンドやってる人で結構いたりするんすけど、自分はあまりそうは思ってなくて。

仕事でも、直接は関係ないのかもしれないけど、関節的に役に立つようなことってあるんじゃないかなと思ってて、自分なりには一生懸命やるようにはしてるんすけど。失敗することも多いけどね。

例えば、やっぱり仕事ってチームで動いたりとかするんで、チームワークとか上下関係とかって、やっぱり苦手でも学んでいかなきゃいけないと思うんすね。

それが直接バンドをやる上で役に立ってるとは思わないんすけど、我々のバンドってみんな世代が違うんすよ。世代が全く違う人とどうやってコミュニケーションを取ればいいとか、そこら辺に派生していけるんすよ。一例なんすけどこれは。

だから仕事でも、何かバンドだったり音楽活動に活かせるようなことがあるんじゃないかと思ってやってはいるっていう。
そういう心意気でやるようにはしてますね。

のどか:気持ち的には、割合として音楽とは生活もしくはそれ以外でどれくらいになりますか?

おってぃー:やっぱり仕事って責任感もあるし、6-7割ぐらいになっちゃいますよね。
バンドも力入れちゃうと、結構生活がぐちゃぐちゃになるんすよ、、、笑
やっぱちょっと時間取れなかったりとか、だから他のメンバーも結構大変だと思いますよ。(笑)

うちのベースボーカル、彼がリーダーなんすけど、作曲しながら夜勤しながらやってますし。しかもあれですよ?アラフォーでそれをやってるから、すごいバイタリティだなと思って。

のどか:割と余裕を持ってバンドをやってるというか、そういうイメージを持ってる方もいるかもしれないんですけど、そうじゃないぞっていうところですね。

おってぃー:そうです。結構現実ではあるんですけど、生活、私生活がボロボロになりますね...笑

のどか:ありがとうございます。
おってぃーさんは、どんな性格だと周りの方から言われますか?

おってぃー:あ〜完璧主義って言われます、よく。

のどか:それは例えばどんな場面で。

おってぃー:バンドのリハとかで、ちょっと気に入らないことがあると「やり直し」とか「いやちょっとこれ音違う」とか言っちゃう。周りは「いいじゃんこれで」とか言ってるのに、妙に納得しないところとかね。思考に癖があるかもしれない。
その自分の中でこうありたいっていう理想が、他のメンバーと合致しなくてちょっとそれでなんか、ちょっとモヤモヤとしたりとかありますかね。悪くいうと独りよがりなとこがあるかもしれない。

のどか:それは自分でモヤっとするっていうことですね?

おってぃー:うん。

のどか:自分で完璧主義だなっていうふうには思いますか?

おってぃー:自分でも思いますね。完璧主義やめたくて、上手いこと要領よくやりたいんだけど、なかなかやめられていないっていう状況。(笑)

過去:何か音楽やってるとお前はこれでいいんだぜって言われてる気がしてるんすよね。

のどか:おってぃーさんはどんなお子さんでしたか?

おってぃー:落ち着きがないってよく言われてましたね。結構やんちゃというか、本能のままにやりたいことをやってしまう子供ではあったみたいですよ。

のどか:エピソードとかって、ありますか?

おってぃー:小さい頃なんですけど、。ディズニーランドの噴水があるじゃないすか?
噴水に勝手に飛び込んで、親が目を離した隙に泳ぎ始めたりとか。そういうの本当はいけないことなのに、、、(笑)
そういうやりたいことを衝動的にやっちゃうみたいなところはあったみたいですよ。

のどか:それは結構小さなときですよね?

おってぃー:そうですね!

のどか:ちなみにご兄弟っていらっしゃいますか?

おってぃー:弟がいます。(このあと出てきます)

のどか:やんちゃというか落ち着きがない性格って、いつ頃までだったんですか?

おってぃー:小学校までですかね。小学校のとき、鬼ごっことかするじゃないですか?昼休みとかに。それで捕まりたくないからっていってズルして敷地外に逃げたりとか。

のどか:その理由とかって覚えてたりするものですか?

おってぃー:多分普通に捕まりたくなかったからですね (笑)

のどか:あくまで目的に忠実に (笑)

おってぃー:それはちょっとありましたよね。
ルールをお構いなしにみたいなところがあって、
結構色んな人に怒られたりとかあったと思います。普通の子よりかは。

のどか:家族はどんな存在でしたか?

おってぃー:存在というかあれですね。父親が育児に無関心で、母親は過保護みたいな感じでした。

のどか:お母さんが過保護?

おってぃー:ちょっと過保護で、お父さんが育児に無関心って感じでした。

のどか:それはずっとですか?

おってぃー:基本そうね。ずっと。

のどか:その状態についてはどう思ってましたか?

おってぃー:いや当時は、何かこれでいいやってなんか思ってたとこがあったんですけど、今になると「あ〜(だめだったんだな)」みたいなとこがあって。

っていうのも父親とあまりコミュニケーションを取ってないから、結構何といいますか父性みたいなものが身に付かずに育っちゃったとこがあるんすよ。
それが個人的にコンプレックスだったりしてて。

のどか:父性ってどういうものになりますか?

おってぃー:責任感とかそばにいるだけで安心感があるような。みんながよく思い浮かべるお父さんのイメージ像。

のどか:なるほど。それは無いと悪いというか、コンプレックスになるようなものなんでしょうか?

おってぃー:特に同性間でトラブルを起こしがちになるんすよ、父性が身に付いてないと。

のどか:そのエピソードとかってありますか?

おってぃー:エピソードっぽくなくて申し訳ないですが、男同士で遊んだりするときとか、リーダーになって場を回していくことが苦手になる。あとは責任感を持つべきとこで持つみたいなことだったり。
父性が身についてないとそこら辺が伸びていかないから。

のどか:それは家庭の環境もありっていうことですね。

おってぃー:それもあるんじゃないかなって今思ってる。

のどか:それは弟さんも同じなんですか?

おってぃー:弟も結構そうかもしれないですね。

のどか:弟さんはどんな方ですか?

おってぃー:基本的には良いやつです。
でも上記の家庭環境でそれにプラスして、弟はやることなすこと頭ごなしにガミガミ言われて押さえつけられて育ってるんで、何か素直じゃないとこがありますね。(笑)

のどか:それはおってぃーさんにはなかった環境なんですか?

おってぃー:私はそこまでガミガミ押さえつけられるほど言われてはこなかったんで。

のどか:すみません、弟さんってそのガミガミ言われた結果どうなったっていうエピソードとかあります?

おってぃー:素直じゃないゆえに、先輩とかにかわいがられなかったりとか、なんか人間関係でちょっと損したじゃないですけど、そういうことはあったみたいですよ。

のどか:今って関係性としてはどうですか?

おってぃー:ちょっとあんまり仲良くないんすよ。私は家とかでは自由気ままなとこがあって、幼少期から高校生くらいまで兄弟に対しても好き勝手振る舞ってたところがあって。
これを多分よく思ってないとこがおそらくあるんじゃないかな?って今思ってて。

のどか:なるほど。さっき小学生までのお話伺ったんですけど、中学生高校生ってどんな子どもでしたか?

おってぃー:中学生高校生は、小学校のときとは打って変わって自分を持ってはいるんだけど、それをアピールするのが苦手な子でしたね。

のどか:アピールするのが苦手っていうのはどうしてなのか覚えてますか?

おってぃー:なんか周りからどう思われるかっていうのを気にしだした。
小学校から、「みんなと同じであれ!」みたいな協調性や模範であれみたいな教育を受けると思うんすよ。素直って言うことは、やっぱりそれを素直に吸収してしまうっていう悪い面も同時にあるわけですよね。

それが積み重なって、そういうところが歪んで出て来始めたのかなっていうのが中学の時ですね。
変に優等生ぶろうとしたみたいなところが、良くなかったのかなっていう。
でもその反面、今のバンドやってるときみたいに、何か何かやりたいとかはっちゃけたいみたいな欲は、その根底にありました。

のどか:最初に普通の人生っていうかこんな流される人生ではなくて、みたいな話があったと思うんですけど、その何か変にアピールするのが嫌っていうところから、そうなるまでのお話を聞いてもいいですか?

おってぃー:うん。そう思うきっかけは大学のサークルですかね。

のどか:サークルは音楽系の?

おってぃー:そうです!大学のときの音楽系の。
結構先輩がすごい個性的な人が多くって。
開放的で、周りからどう思われるとか本当に気にしてないんすよ。
本当にやりたいがままやってる人たちが多くって、それ故に衝突も多かったけどね (笑)
そういう環境にちょっと救われた部分があって。

のどか:救われた?

おってぃー:言うほど合わせなくても、別に何とかなるんじゃないかみたいな。地元でそういう環境に出会えてなかった。

のどか:それまでってどうして合わせようとしてたんですかね?

おってぃー:田舎の中学校高校だったんでみんな世間知らずなのか、自分を出そうとするとイキがってると認識して邪魔してくるDQNとかいるんすよ。あとDQNじゃなくても間接的に妨害してくる真面目ぶった優等生。

それが何か多分嫌やったんすよね。
だから、DQNグループとも真面目グループにも馴染めなかった。
当時すごい尖ってて、そういうのって価値がないみたいな感じで思ってたから。
何かあれだったんすよね、そういう人種という1秒たりとも関わりたくないって思ってたんで、今考えたらあれですね、別の意味で尖りすぎですよね
(笑)

のどか:その性格が大学に入ってちょっと変わった?

おってぃー:ああそうだと思います!

のどか:それをご自身にとっては良い変化だった。

おってぃー:今思うといい変化だったと思いますよ。

のどか:と言うと、当時は違う捉え方されてました?

おってぃー:当時はそうですね、なんか結構うまくいかないことばっかりでよくわかんなかったんすよね。(笑)

のどか:うまくいかないことっていうのは?

おってぃー:実際何かあれじゃないすか、その当時ってよくわかんないで終わるときって多くないすかね?結構それが正しかったのかそうじゃなかったのか。よかったなとか、いやこれは後悔してるなとか。

当時って、まだ視野も狭いし、今よりも世間知らずだし、なんか世の中に対する解像度も低いわけだから。

のどか:なるほど。大学時代の変化はおってぃーさんの人生においては、インパクト的には上位に来ますかね?

おってぃー:かなり大きかったと思います!

のどか:大学時代って他に何かどんなことをされてましたか?

おってぃー:別に特別なことはしてないですね。就職はしようと思ってたんで、勉強と日雇いとバンド、たまに女の子を追いかけたり (笑)、大体それに明け暮れてましたよね。

でも基本的には就職はしようと思ってたんで。
バンドマンとして生きていこうとかじゃなくて。なんかいやそんなうまい話ねーだろみたいな思ってたし。

のどか:大学時代も割とバンドに力を入れていた?

おってぃー:結構ずっとやってましたねバンド。
バンドが比重が多かった。

のどか:そこからバンドで食べていこうっていう風にならないのは、どうしてなんですかね?
あんまり周りにそういう方はいなかったんでしょうか?

おってぃー:いや、いたんすけど。なんでしょうね?チャレンジしてた人は多かったんですけど、これまたそういう人たちもいろんな理由で辞めるんすよやっぱり。

のどか:それを見るのはどんな気持ちでしたか?

おってぃー:私よりはるかに才能や能力があって、そんだけ頑張ってるのに、なんかこんなもん?みたいな。見てる側も何かちょっと絶望するというか、それで。
こんな頑張ってCDも売ってツアーもしてyoutubeも伸ばしてるのに赤字かよ、、、みたいな。
結構先輩とか、小さいライブハウスをお客で毎回安定して埋められるような人たちもいたんですけど、でもなんかみんな辞めたんすよね、やっぱり。

のどか:それを後輩から見るとっていうことですね?

おってぃー:試しに先輩に「なんでやめたの?」って訊いてみたことがありました。今思うと相当失礼 (笑)

そしたらみんな「自分の才能がないのがわかって絶望した」みたいな。なので、そことどう向き合うのかっていうことも考えましたね。俺は先輩達とは違って楽器を始めた時期が遅くて、能力があるわけじゃなかったから。

音楽続けるってなったらその辺はどう向き合って折り合いつけていくのか考えなきゃいけないぞっていう心境には運よく大学生の地点でなれたので。ライブハウスに遊びに行ったり、先輩達と関わっていくうちにバンドマンに関する解像度が上がっていったんでしょうね。

のどか:そのときから今のやり方というか、社会人として働きながらバンド活動を二足の草鞋でするっていうのは想定されてたんですか?

おってぃー:そっから僕もう計画立てたんですよ。

のどか:なるほど。じゃあ今割と計画通りに生きている。

おってぃー:概ねそうだと思います。それで何か続ける、働きながらうまいこと続けるにはどうしたらいいんやろ?ていうふうに考えがシフトした感じですね。
大学生の途中で、才能がある先輩がバンドシーンとか業界に対して絶望していってる姿を見て。
かと言って音楽はやめたくはなかったんで。

のどか:そういう「うまいこと続けていってやろう」っていう人って、割といるものですか?
珍しいですか?

おってぃー:いるんですけど、やっぱり半分くらいはやめちゃいますね。消えていきますねやっぱ。

のどか:じゃあその中だと続けている方になるんですね。

おってぃー:今のところは、続けられてるかなっていう。

のどか:その当時思ってた計画って他にあったんですか。

おってぃー:いや、特にないですよ。
なんかもう働きながらやろうみたいな。そういうプランニングを考えて、そのためにはこういう会社に入った方がいいよねとか、自由時間、働き方も割とフレキシブルでみたいな。そういう働き方ができる業界はどこだってとこから始めましたね。

のどか:出発点としてはあくまで音楽を続けるためにってところなんですね。

おってぃー:うん。音楽を続けるには時間とお金がある程度必要なんですけど、それを得るための休みが多いとか給料っていうのは、悲しい現実なんすけど、ある程度は業界で決まるんすよね。

のどか:音楽からの収入とかっていうのは今あまりない?

おってぃー:うん。CDや物販の売上とか多少はあるにはあるものの、プラスにはできていない。
それも制作費とかで、消えちゃいますね。売り上げもあるにはあるんすけど。活動費で消える。今の状況だと。

のどか:どうしてそんなに音楽、バンド活動が好きなんですか?

おってぃー:なんででしょうね?バカなんでしょうかね?(笑) 賢い生き方ではないのは確かです。

のどか:やめようと思わない理由というか?

おってぃー:何か音楽やってるとお前はこれでいいんだぜって言われてる気がしてるんすよね。

やっぱり世の中って、自分らしく生きるとかよく耳にするじゃないですか。自分らしく生きるのが良いんだよみたいな。
でも悲しいことに、やっぱりそれってなかなか難しいじゃん?やっぱり。
自分はそういうのは幻想だと思ってて、やっぱり社会人として求められる姿とか彼氏として彼女として求められる姿とか親として求められる姿みたいなものって絶対あると思うんすよ。

やっぱりそれを諸々考えると、自分らしくっていうのは実は難しいことだと思うんすよ。社会は1人で回ってるものじゃ無いから、多かれ少なかれ人に合わせたりとかしてると思うんすよ。ある程度は。お仕事とか育児をされてると、わかると思うんですけど。

それを考えると、音楽をやってるときだけは自分でいても許されるじゃないけど、それでいい反応が帰ってきても悪い反応でも自分の責任ではあるんだけど、それでも自分らしくいられるっていうのはいいなと思います。

オリジナルの曲やってますし、基本的にやりたいフレーズとか、やりたい表現やっていいしみたいな。

それに惹かれるとこありますよね。
普段音楽も色々聞くんですけど、特に自分たちだけでやってる人たちなんて「ホントになんて自分らしくいられてる人たちなんだ!素晴らしい!」って思いますよ。

のどか:一番好きなバンドとかってありますか?

おってぃー:好きなバンドはありすぎて一つに抜粋できない。それこそメンバーが最近お亡くなりになったんすけど、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTとか。

のどか:それはどういうところが?

おってぃー:あの人たちってあれですよね。音やスタンスを変えないっすよね。
時代によって音作りとかを変えてないんすよね。流行りに合うというか。多分そういうのは狙ってはやってないのかもしれないけど。
基本的には、自分のやりたい音でその自分たちのやりたいやりたいことやってるはずだと思うんすよ。少なくとも私にはそう映っています。

未来:おっさんだろうが、何か夢を持てよって思ってて。

のどか:10年後、どんな風になってると思われますか?

おってぃー:わからない。日本もどうなってるかわかんないっすから。

のどか:そうですね、願望でも大丈夫です。

おってぃー:願望はあれですよね。健康な体で続けられてるっていうところですかね。
あとはもうちょっと楽器が上手くなりたい!基本的にやりたいけど技術的な問題等でできない表現ってやっぱあって、それがちょっとできるようになって、幅が広がると嬉しい。

のどか:やりたいけどできない表現が今もあるってことですか?

おってぃー:ありますよね、それは。

おってぃー:ドラムの表現だったり、あるいは映像で表現したいことも出てくるかもしれない。
映像流しながらライブしたりとか最近のバンドで多いと思うんすけど、こういう表現をやりたいとかやっぱそれはあるんですよいろいろ。

なかなか今の時代、バンドってやっぱ流行らないし、まだまだ自分らも全然下手くそなんでやっぱり続けるっていうのが一番大事なんすけど、(売れる?)いうのだったり、もっとバンドに属人性をもたせたりそういうのをモットーとして何かやっていけたらなと思いますね。

のどか:続けるっていうところ以外で、3人で今何か目指されてることとかあるんですか?

おってぃー:月並みだけど、大きいところで演りたいよねっていうのはやっぱりあって!

そのためにはやっぱお客さんであったりとか集客をしなければならないという条件はありますね。

でもそのためには第一にまずは折れないってことが大事だと思います。どんだけ良い曲出しても良いライブしてもなぜか伸びないとか絶対あると思うんで。

どんだけやっても伸びないとか。その時になんか才能のないからとか、生まれた星がとか、そういう変えられないことを言うんじゃなくて、いや俺はおっさんでもまだ何かできることあるはずだっていうふうに、良い方向に変化をしていくことを模索していくのが大事だよねって思いますね。特に調子が悪い時にどうするかが重要だと思う。
モチベ高い時や調子いいときは誰でも取り組めるので。

あと、我々って今の所、強みって強みがないんですよね。(笑)
年齢も正直おっさんだし。そんな今流行ってるような同期や電子音も使えないし。
どうやってやったらいいんやろ?みたいなことはありますね。ある種縛りみたいなのが多いから。
流行りの曲は作れないし。作らないんじゃなくて、作り方がわからないんすよ。

のどか:なるほど。そういうこと考えてる時間ってどうですか?苦しいのか楽しいのか。

おってぃー:苦しいっちゃ苦しいんですけど、そういう縛りの中での新しい発見をしたりする楽しみも、あるにはありますよね。縛りを楽しむというか。
いや、正直もうだって今の時代数字だけ伸ばしたいならアイドル路線にするのが早いんすよ。一番。(笑)

のどか:それはアイドルがなんかあれだけたくさん出てくる理由なんですね。そうはしたくない?

おってぃー:それもしたくないんじゃなくてできないんですよ、おっさんなんで。(笑)

のどか:なるほど。ありがとうございます。じゃあ10年後までは、徐々に大きいところで、やれたらいいなっていう。

おってぃー:上記のような現実はあるけど、そうね。

最近よくなんかもう俺は若くないからとか、俺もうアラサーだからみたいなのが多いと思うんすよ。自分の生まれた星にだんだん気づいてきて。

でもそれ俺からしたらなんかそれちょっとかっこ悪くないか?って思います。
おっさんだろうが、何か夢を持てよって思ってて。

どう思います?おれはぶさいくだからとかおっさんだからとかそれで諦めてる男ってかっこ悪いと思いません?
なんかずっと諦めずにやってる人って、かっこよく見えてきたり、たまに。40歳とかで、「俺配信で売れるわ!」って言って配信してる人を見て、ちょっとかっこいいとこあるかも?とか思ったりするんですよ俺。

何かそういう夢を持って、体や心が多少しんどくても生きないとやっぱりダメな時代だと思うんすよ。
ちょっとでもそういう希望を持って、その先に希望があるかないか置いといて、希望や夢を持って、やることに価値があるのかなって今の時代思ってて。

のどか:なるほど。今のお話って、誰に伝えたいですか?

おってぃー:腐ってる人や周りに馴染めずに何も行動できてない人達ですかね。なんかそういう俺おっさんだからとか私なんてとか、親ガチャがとか才能がとかいってる人とか。別に夢を実現できるかできないかは、別にそこまで重要じゃなくて。そういう生まれた星に関わらず何かにエネルギッシュに生きていかなきゃもう価値がない時代になってきてるなと思ってるんすよ。

のどか:そう思ったきっかけってなんだと思われますか?

おってぃー:やっぱり今までの経験から。自分から勇気を出して飛び込まなきゃ何も良いことは起こらない。

今始めやすいっちゃ始めやすいじゃないすか?発信活動とか。確かにちょっと、国の将来が不安とか世の中が暗いとかはあるけど、でもやっぱり物質的に豊かにはなってると思うんすよ。ネットの発達やらで。
ということは何かいろいろ始めやすいと思うんすよ。

別にいいんすよ、最初は例えば実況とかでもボロい機材で音割りながらやっちゃってもいいと思うんすよ。

のどか:なるほど。また質問変わるんですが、もし明日朝起きて一つ願いが叶ってるとしたら、何にしますか?

おってぃー:なんですか?その質問(笑)そうっすね、難しいな。僕らの曲を聞いて何か感じてくれる人が1人でもいたらいいっすよね。

のどか:あまり規模は大きくないんですね。

おってぃー:それはそうですね。

のどか:何かそこであえて規模の小さなものにした理由ってありますか?

おってぃー:たくさんの人に聴かれても、聴いてなんとも思わなかったらやっぱりそれは違うのかなって思って。

数じゃなくて、どういう影響を与えることができたとか、その人が曲を聴いて明日も頑張ろうとか、そういうふうになんらかの形で受け継がれていくのが一番嬉しいですよね。

結局なんか私が大学時代先輩たちのそういう生きざまを見て「これでいいんや」って救われたのと一緒で、何か自分たちが何かそのステージと演奏、表現をして、また月並みな言い方になっちゃいますけど、そう思う人誰かが1人でも、それが1人でもまあ別にいいっちゃいい。

のどか:夢を持つっていうお話があったと思うんですけど、夢を持つことにおいて何が重要だと思いますか?

おってぃー:「能力がないから」とかあんまり思わないことや迷惑をかけない程度に周りを気にしないことですかね。ある種メタ認知を崩壊させること。良いじゃん別に痛いって思われても。みんな好きなことするとき最初はどうせ金払うんだし (笑)
思考に変な癖がつくのは良くない。

別に達成できるかできないかは置いといて、目標を持ってそれに向かってこう頑張ってるところが結構大事だったりすると思うんですよ。

のどか:なるほど。そうですね。何か直近で楽しみなことってありますか。

おってぃー:楽しみな事ですか?難しいですね。でもやっぱりドラムを叩いてるときですかね。やっぱり社会人やってると、普通のバンドマンの方よりも叩ける時間少なくなるんすよ。でも少なくなるからこそ、その分のありがたみ、味わいも大きくなるっていいますか。
楽器は所詮贅沢品なんで。できることが当たり前だとは思わないんですよ、私は。

のどか:次叩くのはいつですか?

おってぃー:多分次の練習ですかね。多分、今週の土日とかじゃないすかね。

のどか:週末にされてるような?

おってぃー:うん。大体週に1回ぐらい練習してると思いますよ。

のどか:ありがとうございます。何か死ぬまでにこれをやりたいなみたいなことってありますか?

おってぃー:もっと作品を作って残したいですね。

のどか:作品っていうのは音楽?

おってぃー:音楽の作品。自分が叩いた作品。
そういったのを残して多くの人がなんかいいなと思ったりとか、明日から頑張ろうとか、プラスのものにできると嬉しいですよね。
それでちょっとお小遣い稼げたら御の字かな、みたいな(笑)。

のどか:自分が生きてた証みたいなのが残ったらいいなっていうことおっしゃってたと思うんですけど、あれはただ他残すっていうよりは、受け取った人が関わってみたいな部分はあるんですかね?

おってぃー:どっちもあるにはありますけど、「残したい」の上位欲求にそれがあるって感じです。あくまでベースは残したいとか自分らしくいられるとかそういうところ。

のどか:なるほど。

おってぃー:別に人のためだけにやってるわけじゃないんで。(笑)

のどか:何か他に言い残したことや伝えたいことってありますか?

おってぃー:うちのリーダーにこれやってもらえますか?(笑)

のどか:もちろんです。ちなみにどうしてリーダーさんに?私達はいつでも大歓迎なんですけど、リーダーさんに受けてもらいたい理由とかってありますか?

おってぃー:なんか面白そうだから。(笑)
あとは自分の考えがまとまるかも。

のどか:なるほど。ちなみに、おってぃーさんから見たリーダーさんって、どんな方ですか?

おってぃー:バイタリティがありますよね。

のどか:さっきおっしゃったその曲を書いてる方ですね?

おってぃー:うん。夜勤もやって、バンド以外にも釣りとか行ったりとか。すごいバイタリティーありますよね。アラフォーのおっさんなんですけど。(笑)

のどか:わかりました。ぜひリーダーさん、説得して来ていただけたら。

おってぃー:はい!

あとがき

私の中でのバンドマンのイメージは、いわゆる「夢追い人」だったのですが
おってぃーさんはとても計画的で堅実で
なんというか、同じ夢を追うにしてもこんなに地に足をつけた夢の追い方があるのだと知りました。

夢を持てよ、追いかけろよと言われると
何か掴みどころのないものに向かってがむしゃらに自分を消費しないといけないイメージを持ちますが
自分が頑張れる環境を整えて、その上で少しずつでも進んでいくやり方であれば、夢って意外と追いかけられたりするんでしょうか?

とはいえ、私も含めて夢なんてないよという人が大半だと思うので
そんな人にもこのインタビューが届くといいなと思っています。
おってぃーさん、ありがとうございました。

【インタビュー・編集・あとがき:のどか】

#無名人インタビュー #インタビュー #音楽 #おっさん

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