信じれなくても、時間が何かを変えてくれるかもしれないなって思う人
時々、タイトルをつける時に、あーこの人は今、階段の踊り場にいるような状態で、名前をつけられないな、と思う時がある。
無名人インタビューなのに、タイトルという名前をつけなくちゃいけないっていうのも、自己矛盾もいいかげんにしろって感じだけど。でもね、名前がないと識別しにくくなっちゃうのよね。
名前は、意味が過剰になりすぎなければとても便利なものよね。
まあそのセイフティとして、インタビュー中の発言からタイトルを採用しているのだけれども100%完全にこちらの意図にならないようにね。
とまれ、階段の踊り場。仕事を休職していたり、大学を休学したり、急にぽっかり空tいた人生の中休み。そういうときは、なんかつけづらい。「うつ休職中の人」ではたんに状況であって、その人を本質的にとらえているわけではない。
そしてそもそも人生の空隙にいる人は、自分自身がなかなか定まらないことが多いから、いりいろなアイデアは出るものの、何かフレーズを見つけても、その人自身ではない感じがしてしまう。そういう時は、案外過去に引っ張られている時が多いから、その人の過去を強調した「〇〇の人」になりやすい。未来が定まらず、現在で迷っている場合は、確固として過去にひきずられやすいものです人間は。
結局何が言いたかったというと、人間は多面的だよね、と。
ということで、無名人インタビューgo!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは 諧謔 さんです!
現在:なんか生まれてから1回も、何も心配事がなく、100%の状態でリラックスした感覚が30年間で1回もないっていう感じ。
qbc:今何をしている人でしょうか?
諧謔:今は、会社員なんですけど、実は休職をしていて。10月初旬ぐらいから、だからもう2ヶ月ぐらい休職している状態です。で、そっちは休職してるんですけど、土日とか週末限定でダンサーをやっていて、それはまぁ体調がいいときとか調子がいいときだけやってるって感じですかね。
qbc:何休職になりますかね?
諧謔:あぁ、なんか、抑うつ状態になってしまって。前できていたことができなくなってしまって、会社の産業医に相談したらちょっとそれは休職した方がいいんじゃないかっていうことで、休職する運びになりました。
qbc:通院は?
諧謔:通院は、してますね。心療内科に行ってて。でも、そうですね、なんか最近どうですかみたいな感じのことを聞かれて、最近こんなことがあってみたいな。で、復職どうですか?みたいな、ちょっとまだ気分的には厳しいですとか言ったりして。うん、そんな感じです。
qbc:投薬治療というわけではなく?
諧謔:一応なんか投薬治療はしてないんですよ。その先生の方針で、何か一旦その仕事から離れるっていうこと自体が、まず治療の一環だから、いきなり投薬するんじゃなくって、とりあえず仕事から離れてみたらっていう提案を先生から受けて。で、ただやっぱり時々つらくなっちゃう、激しくつらくなっちゃうことが多いので。多いというかあるので、そのときはそういうときだけ飲む安定剤みたいなのをもらってます。
qbc:今2ヶ月ぐらいたって、どんな気分ですか?
諧謔:その仕事から離れたこと自体、仕事のことを考えなくて済むっていうのはいいことなんですけど、ただ離れたことで時間ができちゃって、逆にその出来た時間でいらんことを考えてしまうっていう別の問題が生じていて。で、やっぱり人間、暇になると余計なことを考えてしまうんだなって。
なんか結構私、元からいろいろ考え過ぎなところがあるんですけど。なんか長い時間ができたことでさらにそれが助長されている感じがあって、ちょっと苦しい、それもまた苦しいみたいな。なんか、何だろう、だから仕事もそんときはつらかったけど、基本的に多分生きづらい、生きづらさを抱えてるタイプの人間なんで。
qbc:憂さ晴らしは何するんですか?
諧謔:憂さ晴らし、憂さ晴らしは何ですかね。気ままに、本当に気ままに過ごしてるんですけど、憂さ晴らし、まぁ酒を飲む。酒を飲み、あとはダンサーってこともあって、酒飲みながら踊ってるとやっぱそのときは解放されますよね。
qbc:なるほど。
諧謔:結構、なんだろうな。私生活というか、普段の私は、見た目もそんなに派手じゃないし、なんか服とかもそんなに露出するようなタイプじゃないというか。ダンスやってそうな見た目には全然見えないらしくて。
やっぱり踊ってるときって衣装着たりとか、やっぱメイクをバチバチに決めたりとかするので、やっぱそれギャップとかも。あと何だろう、ギャップもあるし、ちょっと自己の解放みたいなところはありますよね。踊ってるとき。
qbc:いつ頃からやられてたんですか?
諧謔:去年の9月ぐらいから。だからまだ短いんですよ、結構。
qbc:習い始めたってことですか?
諧謔:そうですね。なんか私がついてる先生が、メンバーを集めて発表会みたいなのをやるからどうですか?みたいなのをインスタで見て。それで行っちゃえーみたいなノリで行って。
qbc:はいはいはい。
qbc:踊ること自体には興味があったんですか?
諧謔:いや、それがなくて全然。なんか学生のときとかって、体育の授業で何か創作ダンスの時間とかってあったんですよ、私。で、それがすごい嫌で。なんか自分でチーム組んで、自分でフリ考えて踊って、それを動画に撮って給食の時間に流すみたいなのまでセットでやってて。それがたまらなく恥ずかしいというか、なんか公開処刑されてるみたいな気持ち。
なんで、学生のときはそういうふうに思ってたけど、なんか大人になって、別にいいやみたいな。そんな学生のときみたいに私をからかってくる奴なんていないだろうみたいな感じのノリで行ったんです。もう勢いですね、勢い。完全に勢い。
qbc:給食の時間に流すって、実際に小中高で言ったらいつですか?
諧謔:えっとね、ちょっと覚えてないけど、なんか中学校の時だった気がします。中1、中2ぐらいのとき。
qbc:とはいえ、若干カルチャーに近寄ってないと触れられない、目に入らないとは思うんですよ。何かその手の趣味が好きなんですかね?音楽がそもそも好きだったとか。
諧謔:あぁ、音楽は好きですね。でも、別に何かダンスミュージックが好きだったわけじゃないし。なんかどっちかっていうと、80年代に流行った洋楽とか、そういうポピュラーミュージックみたいなのとかが好きで、ダンスは全然興味なくって。
ただなんかインスタで踊ってたのを見てかっこいいって思って。結構私、普通にアジア人なんですけど、そんなに華奢なタイプじゃないんですね、体が。だから、子供の頃というか第二次性徴期とかを迎えると、体つきがだんだん女っぽくなってくるじゃないですか、女の子って。その過程でやっぱり、体に対するからかいとか冗談めいたことっていうのを、すごい学生のときに経験して自分の体がすごいコンプレックスだったんですよ、ずっと。なんであの子みたいに細くないんだろうとか、何か私はこういう体型だから今日本で流行ってるこういうスカートは似合わないなとか。それは自分自身を思ってただけじゃなくて周りからも言われたりとかして、結構コンプレックスが強かったんだけど、でもこのダンスだったら自分のコンプレックスを活かせるかもって思ったんですよ。何か居場所ができたというか、自分の体を認めてもらえた感がそこにはあった。
qbc:その自分の体を肯定的に見れたのって、初めてレベルのことですか?
諧謔:そうですね。なんだろう、大学生になり社会人になりって過ごしてると、やっぱ異性から身体に対するコメントを受けることって、なんか無邪気に多々あるんですよ、普通に。でもそれは普通にストレートに褒めてるのか、下心で褒めてるのかわからないけど。やっぱり異性からいいねって言われるのと、同性からいいねって言われるのって、私結構、質が違うと思ってて。全員じゃないけど、やっぱ異性から言われるってことは何か下心があるんじゃないかという懐疑的なのがチラチラするわけですよ。でもなんか、同性から認められる、体型をいいねって言われるっていうのは、普通に羨ましいじゃないですか。自分が持ってないものを持っているからいいなって。だから、そうですね、そうかもしれない。初めてレベルかもしれないね。
qbc:どんな気持ちになりました?
諧謔:なんか嬉しいんだけど、結構人から褒めてもらったことを100%素直に受け取るのが下手なところもあって、結構謙遜しちゃう。嬉しいけど、照れくさいし、謙遜もしちゃうみたいな。ちょっとひねくれてるんですよね。ひねくれてるっていうか、なんか何だろうな、人の褒め言葉をストレートに受け止められない自分がいる。
qbc:生きづらさを抱えてるって言ったんですけど、どういう生き辛さなんですか?
諧謔:こう、なんだろう、すごい別にお医者さんから言われたわけでも何でもないんですけど、ネットサーフィンとかしてるとよく、アダルトチルドレンとか何かそんな言葉が出てくるじゃないですか。聞いたことってありますか?
qbc:もちろん、はい。
諧謔:なんか多分あんな感じの生きづらさ。
qbc:できたらご自身の言葉で表現していただきたいっていうのがあって。
諧謔:なるほど。
qbc:正確な定義を聞いてるわけではないので、自分がこう思ってるっていうので。
諧謔:そうですよね、なんだろうな。なんか生まれてから1回も、何も心配事がなく、100%の状態でリラックスした感覚が30年間で1回もないっていう感じ。それは何か、常に心配事があるというか考え事しちゃう、ところがある方かな。なんか、なんかうまく言えないな。
qbc:ちなみに、そのお仕事がつらいよっていう話は、今の話と関連性があります?
諧謔:あー、あると思います。
qbc:どういう感じで?
諧謔:何か、自分の考えていることとか答えに自信が持てない、っていうのがあって。
自分に、なんていうか自信がないから、自分の考え出した答えとかに自信が持てなくって。終始、何か会社の上司から言われたのは、何か答え探しをしてる感じがあるよねって。自分はこうだと思うからこれがいいと思う、っていうふうな提案が欲しいのに、なんか上司に答えをさがして、何か上司と話して答えを求めてる感じが、正解があると思ってるでしょうみたいな。でもそれは、確かにあるかもしれない。なんでかっていうと、多分自分の考えとか思ってることに自信が持てないから、ですね。
qbc:なるほど。
諧謔:今の会社に3年くらいいるけど、あんまりうまくいかず。それでプレッシャーがかかってしまって、何だろう、仕事に集中できなくなっちゃった。
で、何やってもうまくいかなくて、抑うつ状態になって今に至るみたいな感じですね。
なんか、周りに相談とかしても、もしかしたら環境が合わないのかもねとか。人との組み合わせも合わないのかもねとかいろいろあるけど。うん、まぁそうですね。そう言われるとそう、そうかもしれないですね。はは。
qbc:ご自身、自分自身の性格ってどういうふうに思われてます?
諧謔:自分の意見はちゃんと持ってる。けど、でも何だろう、別に全部絶対自分の意見が正しいって思ってる感じではなくって、ちゃんと相手の説明を聞いて納得すれば、全然自分の主張が変わるし。あと何なんだろうな。あとは結構寂しがりかも。結構人との交流を求めているかもしれない。
qbc:はいはい。
諧謔:うん、そうだなー、性格。なんか自分の性格とか自己紹介とかすごい苦手なんですよね。説明が。
qbc:周囲の人からは何か言われます?
諧謔:優しいって言われる。優しいとか、律儀とか。そうですね。あとなんか堅いって言われるかな。堅物感があるって言われる。
qbc:身近な方、その家族、恋人、親友とか、距離の近い人とにかく、そういう人から何か言われることありますか?
諧謔:でも、さっきと同じ感じですかね。優しい。
qbc:あんまり変わらない?
諧謔:うん。あんまり変わらないかな。あと、あぁ、考えすぎだな。考えすぎって言われる。考えすぎ、何でもなんでそんなふうに考えんのみたいな。なんか人の言葉の裏を考えちゃうとか。何だろう、基本的に懐疑的、人の発言とか所作に対して。
qbc:ご趣味は?一応もう1回聞いといていいですか。もう1回というか、ダンスとお酒と、あと音楽か。その他に何かありますかね?
諧謔:古本屋行くのとか好きですね。
qbc:本じゃなくて?場所自体がもう?
諧謔:場所も好きだし、読むのも好き。あと映画も好きだし、なんか美術館とか行くのも好きだし、映画見るのも好きですね。なんかこうあんまりカラオケとか、何かスポーツ観戦に行くとか、なんかサウナ行くとか、なんかそういうのはよくわからないっていうか、あんまり興味が。
qbc:なんかストーリー、物語が多いと思うんすけど、というか美術は違うか。何か好きなテイストってありますかね?こういうお話が好きとか、こういう雰囲気の映画好きとか。
諧謔:ストーリー、映画とかですか?本でも?
qbc:本でも映画でも美術でも、なんかこういうテイストのものがっていう。ごめんなさい、ストーリーだけじゃなくてもいいです。
諧謔:あぁ、なるほど。なんか、結構哲学とか好きなんですよね。なんか子供の頃から結構、大人を困らせるような子供だった、いろんな質問して。
qbc:質問、なんか覚えてます?
諧謔:ごめんなさい、これは哲学じゃないかもしれないんですけど、人って死んだらどうなるの?とか。それお父さんに聞いて、そしたらお父さんはやっぱり、天国に行くんだよみたいな、無難な答えが返ってくるんですよ。で、それを聞いて、いや、なんだろうな。
すいません、ちょっとなんか、頭がごちゃごちゃになってきた。そうだなー。ちょっと一旦それを忘れていいですか?ちょっとごちゃごちゃになってきちゃったんで(笑)
qbc:いいですよ (笑) じゃあ、好きな食べ物を教えてください。
諧謔:食べ物、難しい。わー、難しいな。私、考えすぎじゃないですか?ほら。何か好きな食べ物って何?って、そんな相手は、そんな真剣に聞いてないはずなんですよ、多分。なんか、コミュニケーションの一環として、何か話のなんていうかきっかけを得るために、無邪気に聞いてる人が多いんですよ。多いと思ってるんですよ、私。好きな食べ物何?って。私そういうのに対しても、真剣に考えちゃって。いや、そこまで考えなくていいからみたいなことを言われたことが何度もある。
まぁでも、好きな食べ物は、たぶん生の魚とか好きかも。生の何か。生の肉とか。あんまり好き嫌いがなくって。ただ、まずいものは食べたくないっていう謎の (笑) だからそう、なんか量より質タイプですね。だからGoogleマップとか、好きなお店とか行きたいお店を全部フラグつけてたりとかしてて。なんか適当なところに入らないようにしてる。
過去:何か頭の一部が焼き切れてる感じがあるんですよ。何も集中できないみたいな。あんなに中学生のとき勉強してたのに。
qbc:子供の頃は、どんな子供でしたかね?幼稚園とか、小学校上がる前から思い出していただいて。どんな子?
諧謔:友達があんまりいない。友達がいなくて、あと思ったことをすぐ口に出しちゃうタイプの子だった。
qbc:はいはいはい。
諧謔:で、あとは、何だろうな。幼稚園のときとかも覚えてないけど、小学校のときとかも、あとなんか、からかいの対象になりやすい子供だったかも。なんでかっていうと、私がちょっと変だったのかもしれないけど、私、お母さんが外国人なんですよ。
qbc:はいはいはい。
諧謔:やっぱり当時の子供って、父親より母親と過ごす時間が圧倒的に多いのが多数派じゃないですか、きっと。やっぱり日本語ネイティブの母親じゃない、日本語ネイティブじゃない母親と一緒に過ごす時間って、他の家庭に比べたら圧倒的に、カルチャーもそうだし、ボキャブラリーもそうだし、結構差があったと思うんですよ。それで、なんだろうな、変に目立ったりとかもして、からかいの対象になりやすい子だったっていうのはあるかな。私の考察ですけどね。
でも私別に、何だろう、なんか誰かをいじめたりとか、誰かに嫌がらせするとかそういったタイプの子ではなかったと思ってて。で、なんか出身が結構田舎だから、なんだろう。田舎関係ないかもしんないけど、でも閉鎖的な場所だった。あんまり外国人が親ですみたいな子があんまりいなくて。なんか小学校中学校の頃とか、学区一緒じゃないですか、大体同級生と。だから、道に学校の帰りとか何かちょっと不良っぽい男子が溜まってて、そこを通るたびに何か嫌なこと言われたりとかさ。からかいの対象になりやすい、だからおとなしかったのかもしれないしね、よく考えたら。
qbc:なるほど。
諧謔:なんか、男子に後ろから消しゴムのカスを投げつけられたりとか。そのときはさすがにちょっと怒ったけど。
そうだなー、どんな子、あとやっぱり繊細、繊細かも。繊細だった。なんか、同級生の女の子に陰口言われて、傷ついて、小学校の先生に泣きついたこととかあった。今思い出したら。
qbc:うんうんうん。
諧謔:もうなんか、人間不信だったかも。そのときから既に。なんか女の子が怖いっていうのがあった。だから友達もいなかったし、学校の先生とかとはすごい仲良かったけどな。なんかその当時勉強だけはしてたんで、成績は良かったんですよ。でもやっぱり学校の治安も悪いから、やっぱ成績がいいと目立つわけですよ。で、からかいの対象になったりとかして、すごい嫌だった。
なんか私、学区外の学校に通いたいって親に言ったことがあるんですよ。でもそしたら親が、そうやってぐれたりとかするのって、結局自分自身だからねって言われて、そのときは妙に納得したんですけど。やっぱり、自分以外の他者が、学校での勉強する環境をちゃんと確保してくれるっていう保障ってないじゃないですか。
qbc:はい。
諧謔:やっぱ授業中になんかすごい廊下で騒がしいとか、何かお弁当取られちゃうとか。そういうことばっかりの何か3年間だったんだよね。だから、今思うと、あのときは妙に納得したけど、だからそういう意味ではちょっと嫌だったなー。
qbc:中高の話?中学校?高校?どっち?
諧謔:中学校ですね。
qbc:中学校のときかー。
諧謔:高校は、やっぱ受験しないと入れないから、割とまぁまぁ勉強してないと入れないような高校だったんですよ。だから、そういう授業妨害とかはなかったけど。
でもやっぱりなんか、なんだろうな。別に進学校ってわけでもなく。なんであのとき進学校行かなかったんだって今思ってるけど。だから高校になっても友達いなかったですよ、あんまり。
qbc:うんうんうん。
諧謔:あと、なんだろう。ちょっとこれ書くかはおまかせしますけど、私高校のとき一回補導されたことがあって。その補導された理由が、不純異性交遊っていう。当時未成年だったわけじゃないすか、高校生だから。で、ネットで知り合った成人した男性と体の関係を持ったりとかしていて、その内の1人の男性が捕まったんですよね、条例違反で。で、そっから辿って、私のところにも警察が来て。1週間ぐらい事情聴取を受けましたよね。
qbc:はいはい。
諧謔:当時私、未成年だったし、でも何か別に特に彼らからお金をもらっていたとかでもなく。だから、特に何か学校に言われたりとかはしなかったけど、何か家庭の中ではもうやばいですよね。地獄みたいな感じでしたよね。なんかお父さんは、なんかそんなのね、思ってもないじゃないですか、自分の娘がそんなことしてるとか。でもお母さんもお母さんでもう、何だろう、なんかすごい騒いではないけど、えっみたいな、すごいショックを受けてたと思うし。でもなんかショックを受けてたわりに、私結構お母さんからひどいこと言われて。なんか、売春婦の方がまだマシじゃないみたいな。だってお金もらってるじゃんとか言われてさ。私別にお金とかもらってなくて。
何か今ふと考えてみると、何でそういうことを当時してたのかよくわからないんですよね、未だに。別に何か人とSEXがしたかったわけでもないんですよ。何か性欲に任せてそういうことをしてたわけでもなくって。別にお金が欲しかったわけでもないし。
で、なんでだろうっていうふうに考えたら、多分寂しさだったんですよね。なんか友達もいなかったし、なんか親とはあんまり関係が良くないし。あ、親のことを好きじゃなかった。なんか信じてないし、親のこと。なんだろう。家が安全な場所っていうか心安らぐ場所っていう感じがなかった。で、自分の部屋もなかったから、本当に完全にプライベートな空間っていうのがどこにもなくって。そうだな。だから、寂しさ、だったのかなーって。無理やり結論付けるとすると。
qbc:具体的に何を使ったとかって聞いても大丈夫ですか?アプリこれでしたみたいな。
諧謔:そのときは、なんだっけな、グリーってあったじゃないですか。
qbc:はいはいはい。
諧謔:グリーだよね。ちょっと自分も自信がなくなってきたんですけど。
qbc:まぁ、ガラケー時代の時からあるっていうことですよね。
諧謔:そうそうそうそうそう。
qbc:なんか、今のマッチングアプリじゃない時代っていうか。
諧謔:そうですそうです。あ、まだあるな。
qbc:なんで始めたんですかね?
諧謔:携帯を持ち始めて、そしたらもう何だろう、携帯を持ったそのときって携帯で何ができるかとか全然わからないし、いろいろ出てきて刺激が大きいわけですよ。なんだろう、田舎のね、女子高生にとっては。
あと結構好奇心が私強くて、面白そうって思ったらちょっと危なくても足突っ込んじゃう癖があって。なんか私今大阪のあんまり治安がよろしくないところにいるんですけど。やっぱダンスしてるっていうのもあって、踊ったりとか遊びに行ったりとかするんですけど。やっぱそこには、やっぱヤクザとか半グレみたいなのいっぱいいるわけですよ。
で、普通の人だったらそんな人にわざと近づいていったりしないですよね、多分。怖っとか思って。でも私は人からあいつ半グレだよとかヤクザとかっていう話を聞いても、ちょっと面白そうだから自分から近づいて話しかけたりとかしちゃうわけですよ。
qbc:はいはいはい。
諧謔:危ないですよね、危ないわ。そうだから、好奇心です。何が言いたいかっていうと。伝わりますかね?
qbc:初めての相手って、恋愛感情のある相手だったんですか?
諧謔:それは恋愛感情ありました。でもあったと思ってたけど。うーん、あったけど、なんか混同してるかもしれないね。なんか当時10代だったし、まとも…、なんか私、最近もちょっとあるんですけど、恋愛感情と父性っていうのを混同してる可能性がある。なんか別にそれって、絶対に区別しなきゃいけないものってあんまり思ってないし。別に好きって気持ちがあればいいじゃんっていうのは思ってるけど。
で、どんな相手だったんだっけっていうあれでしたっけ?あ、恋愛感情はあったんでしたっけって話でしたっけ?
qbc:そうっすね。その人は、グリーで出会った人?
諧謔:その人は、違うんですよ。なんかパソコンの、なんかチャットルームってその当時あって。チャットする部屋。
qbc:15年前くらい?
諧謔:そうそうそうそう。チャットで出会った人でしたね。なんか名古屋に住んでて、当時で、32、3。いや、34、5ぐらいの人で。毎回遊びに来てくれてたんですよ。新幹線乗って。だから恋愛感情あったけど、なんか他の男の人ともそういうことをしちゃって。だから何だろうな、別にわかんないんですよね。なんだろう浮気、いや、わかんねぇねわ。わかんない。
qbc:大学時代はどんな生活だったんですか?
諧謔:大学は、前半は結構くそみたいな生活してましたけど、後半はまあまあ、まともにやってましたよ。
なんかね、前半はまずすぐに恋人ができたんですよ。しかも同い年。で、彼もなんかグリーで知り合った子だったんですけど、彼はね、まともな人だったね。別の大学に通ってて、1年ぐらい付き合って、私が何か二股をかけてしまって。
好きになった相手が、大学院生だったんですよ。そいつはめちゃくちゃ性格がひん曲がってて、やばいやつで。なんだろう、彼自身も、なんか女の子からずっといじめを受けてたと。それはなんか見た目に対する中傷とか悪口とか。で、とにかく女から虐げられてきた存在だったらしく、なんか女に復讐してやるみたいな感じの人で。だから私も別に、彼も私のことが好きなわけではなく、都合いい感じに使える女みたいな、ぐらいにしか多分思ってなかったと思うんですよ。
で、二股かけてて、二股してんのがばれて。その当時、友達の男性がいたんすけど、別の男性が。そいつが何か間に入ってくれて、もうその院生とはもう会わないっていう話をしてくれたりとか、もう一回その最初から付き合ってた同い年の子と、うまくやっていくように頑張るみたいな、そういう話をして。で、その場は終わったけど、結局同い年の子とも別れ。なんか私が二股したっていうのを、なんか自分の姉とかお母さんに話したみたいなんですよね。で、なんだろう。何回かその親とお姉さんと会ってたから私が。なんだろう顔向けできないですよね、顔抜けられない、会えないし。
ていう感じの何か、2年間を過ごしてたな、前半は。後半は、別の人と付き合って。でもその人も11個ぐらい上で。でもその人と知り合って、まともに勉強するようになって、それで大学院とかにも行ったんですよ私。なんかその人は、早稲田大学の修士課程を出て、働きながら博士課程にも在籍するみたいな感じの人で。めちゃくちゃ賢かったし、やっぱり大人だったから、相手11個上だから。話しててすごい安心する。で、やっぱり私と違って物事の受け止め方もすごいポジティブだし、何だろう私の知らないことをたくさん教えてくれたし、いろんな経験させてくれたから。
そうだね、その人がいなかったら、多分今の会社とかにも入れなかったし。やっぱり何だろう、学歴フィルターとかあるじゃないですか。
qbc:はい。
諧謔:そうそうそう。
qbc:社会人になってからはどんな人生というか、身の振り方をされていたんですか?
諧謔:どうだろう、身の振り方。
qbc:ごめんなさい、ここまで恋愛中心だったかなみたいな、男中心になってたかなみたいな感じだったんすよ、高校以降というか。その後は何を軸に判断して。あと好奇心か、好奇心と男性っていう、結びついてた思うんですけど、働き出してからはどうだったんですか?
諧謔:働き始めて、その11個上の人とは別れたんですよ。その後5年間、4つ年下の男性と付き合ってました。その人も結構家庭に問題があるタイプの子で、紆余曲折あって去年の11月23日に別れ。そっからまたすぐ彼氏ができたけど4ヶ月で終わり、って感じですかね。
うん、身の振り方、で、あれかもしれない。仕事はあんまり新卒のときからずっとうまくいってないかもしれないなー。だから何だろうな、仕事好きっていう感情が多分あんまりない。やっぱ奨学金返さなきゃいけないっていうのがあって、それで働いてるっていう感じが強いかな。
なんか高校に受かってからずっと、多分ちょっとね軽度の抑うつ状態が多分ずっと続いてるんですよね。ストレスが高い状態。それがその補導されたことによって、さらに強くなって。やっぱ家庭内の空気も悪いし。親からは信用されてないしみたいな。そうだね、多分それが今も続いてる感じで。何か頭の一部が焼き切れてる感じがあるんですよ。何も集中できないみたいな。あんなに中学生のとき勉強してたのに。すいません、なんか話それちゃった。
qbc:大丈夫です。
未来:計画を立てて、その通りにうまくいかないと嫌んなっちゃうんですよ、全てが。だから、それを回避するためにあえて計画は立てたくないっていう
qbc:未来についてお伺いしたいんですけども、5年10年、30年40年、50年60年、最後死ぬっていうところまでイメージして、どんな未来を今、思い描いていますか?
諧謔:希望っていう意味ですか?それ。
qbc:希望でもいいし、プランでもいいですよ。
諧謔:プランはなくて。希望で言うと、もうちょっとこの生きづらさをどうにかしたいっていうのが、あるかもしれない。なんかあんまり結婚したいとかもあんまなくって。いい人がいれば結婚しようかなぐらい。あとは、なんかとにかく奨学金を早く返したい、全部。身軽になりたい。
そうなんですよ、なんか私計画立てるのがすごい苦手で、多分。その理由があって計画を立てて、その通りにうまくいかないと嫌んなっちゃうんですよ、全てが。だから、それを回避するためにあえて計画は立てたくないっていう心理があるんじゃないかなと私は予測している。まぁ、でもよくないんだよね、そういうの。
qbc:それはお仕事とギャップがあるように思えるんですけども、それはギャップ大丈夫なんですか?職種というか。
諧謔:そうですね。だからその部分でめちゃくちゃ苦しんでたんですよね
qbc:どんなご家族でした?
諧謔:私の家族?母親は、母親も多分私と一緒で親との関係が良くなくて、いわゆるアダルトチルドレンってやつだと思う。人の話は聞かない、基本的に謝らない。なんていうか合理的に考えるっていうよりかその場の感情で動く人って感じかな。父親は、結構、何て言うのかな、建設業とかそういう現場の人でやってたんで、計画立てたりとか、合理的にどう進めるかっていう話とかもできる。
両親は、まぁ仲悪かったかな。なんか最近も私に電話してきて、なんかお父さんと別れたいとかって言ってくるんですけど。じゃあ別れたらいいじゃんとかって言うんだけど、絶対実行に移さないんですよね。何かを建設的に解決策を考えたいっていうよりかは、多分そのときの気持ちを吐き出してすっきりしたいっていうだけなんですよ、母親は。
子供のときに言われたのが、なんかお前がいなかったら離婚してるみたいなこと言われたんすよ、母親に。それって私がいるから苦しんでるってことって感じじゃないですか、こっちからしたら。
で、あとは妹がいて。妹四つ下で。もう結婚して子供がいるんですよね、2人。子供の頃妹とあんまり仲良くなかったかな。なんか今思うともっと優しくしてあげればよかったって思ってる。けど、やっぱ今は、たまに連絡とるけど、やっぱ姉として、人として頼ってくれますね、妹は。やっぱり旦那さんとうまくいかないとか、母親とうまくいかないっていうときには、私にまず電話がかかってくる。妹は授かり婚だったんで、なんだろう親からもいろいろ言われて。やっぱ出産とか経験したこともないことだし、子育ても、だから多分いろいろ不安定だったと思うんですよね。
qbc:なるほど。もしも、家族のメンバーがガラッと違ってたらどうでした?もしもの未来っていう質問なんですけど、もしも家族がこのメンバーじゃなかったらどういう人生になってたと思います?ありえないことなんですけど、完全にね。
諧謔:うんうんうん。だから、そうですね。なんか何かにぶつかっても、あんまりこう考え込まずに乗り越えられてたのかなとかっていうのは思いますよね。なんか今みたいに休職もしなかったかもとは思いますよ、正直。なんか親ガチャって言うじゃないですか、よく。私は親ガチャ失敗してると思う。親のせいにはしたくないけど、でも親は選べないじゃないですか。で、やっぱり親から受ける影響とか、親が与えてくれる金銭的余裕とかっていうのはやっぱり絶対にガチャガチャだと思うし。
だから、そうね、親が仲良かったら、私の新卒で入った会社の同期の女の子みたいに、ちゃんと自分の考えでいろんなことを切り開いて、特にストレスもなく、何かあっても乗り越えて、幸せそうにインスタで家族写真とか載せてたのかなとか思いますよ。
なんかその子とは全然わかり合えなかった。なんかその子も、母親が外国人なんですけど、夫婦仲がめちゃくちゃいいらしいんですよね。で、妹もいるんですよ。家族構成、全く私と一緒で。だけどその子は、やっぱなんかいつも生き生きしてて、私にないものをたくさん持ってたんで。私が親との関係で悩んでるって言っても、なんかそれは親だからとか、親には優しくしなきゃいけないよみたいな、そういうキラキラした押し付けがすごい眩しかった。
qbc:何ガチャだったら勝ってると思います?自分の、このガチャは勝ってるいうのあり
ます?
諧謔:難しい質問だなぁ。
qbc:人生、全部ガチャじゃないですか。
諧謔:あー、まぁ多分ね。何だろう、このガチャだったら勝ってるか。
qbc:人間、悪いところと良いところって、悪いところの方が気になる生き物じゃないすか?
諧謔:そうですね。
qbc:だからいいところって気づきにくいわけですよね。多分、今社会的に見たら、いい位置にいると思うんですよ。
諧謔:そうなんですか?
qbc:そうでもないですか?
諧謔:わかんない。
qbc:何ガチャだったら勝ってると思います?
諧謔:なんか結構好奇心が強くて、いろんなところに臆せず突っ込んでいけるっていう部分では、結構自分の強みかなと思います。けど、それを何ガチャと表現していいかわからない。でもそれって何か紙一重っていうか。なんか危ないことをしちゃうっていうのも全然あるから、なんかそこで死んじゃったら駄目だし。
qbc:好奇心は猫も殺すっていいますからね。
諧謔:そうなんですよ。だから私はいつか猫みたいにね、死んじゃうかもしれないんで、好奇心で。
qbc:何が一番好きですか?
諧謔:難しい質問だなぁ。何が一番好き?
qbc:男ですか?
諧謔:男じゃないですよ。別に男は。
qbc:ダンスは?
諧謔:別にダンスが一番好きなわけでもない。酒が一番好きなわけでもないな。
qbc:自分?
諧謔:なんか難しいな、自己愛は強いかもしれないけど自分が好きなわけではない。なんか自分が好きっていろんな意味があると思うんですよ。でも自分に自信はないけど、自己愛は強いと思う。うん、そうだな、なんか男中心の話になっちゃったな。
qbc:やっぱ話しにくい話だからじゃないですか?それはそう感じましたけどね。
諧謔:あー、話しにくいかもですね。なんかその補導されたこととか。
qbc:友達とかそういう人たちに。
諧謔:あー、それは言いにくい。補導された話とかしないですもん、滅多に。本当に心を許した人だけ。あとqbcさんには、心許してるっていうか…。
qbc:心許してるって思ってないんで大丈夫ですよ。
諧謔:うん。
qbc:一番好きなものは何ですか?
諧謔:好きなもの?いやー、むずいな。いや、だからまた考えちゃうね。
qbc:ちなみに、お酒とダンスのときは、やっぱ集中力はとびますか?心配事はなくなってます?
諧謔:いや、程度によるかも、心配事の。
qbc:あ、でも、一応弱まります?
諧謔:あ、何ですか?
qbc:自分に対する関心が弱まりますかね?アルコールと場所で。
諧謔:自分に対する関心は、弱まることもありますよ。でも全然駄目なときもある。
qbc:そんな強いんですか?
諧謔:そうですね。何か悩んでるときとかはやっぱり、顔死んでるよとか言われますよね、ダンス行っても。だから、何か常に気を張ってるんですよね、多分。悪い意味での。何か人に言われたのが、自分を常に責めてる感じがあるって。何かが起きても、悪い意味での自責思考がいつも働いてて。それで何か建設的に何かを解決するための考えを出すための自責だったらいいんだけど、何か自分の中に何でも原因を求めちゃって、自分を責めるっていうことが止まらないっていう、悪い方の自責思考になってるって。うん、そうですね。それはあるね。
qbc:最後の質問をしますね。
諧謔:はい。
qbc:最後の質問が最後に残したことはっていう質問で、本当もう死ぬと思って、インタビュー振り返ってもらって、読者向けのメッセージになってもいいですけど。
最後に言い残したことがあれば、お伺いしています。
諧謔:言い残したこと、何だろうな。なんだろう、時間が経つとか、生きてれば何とかなるって、よく周りから言われるんです。で、頭では理解できるけど、でもやっぱり苦しいっていう気持ち、心の部分はそこについていかないんですよ。でも、なんか30年間生きてきて、なんか結構ピンチのときって結構あったけど、でも思い返せば確かに何とかなってるかもしれないって、思うようにはしていて。だから、何とか、なんなんだろうな、信じれなくても、時間が何かを変えてくれるかもしれないなって。心はついていかないけど、ふとしたときに口に出したりとか、思うようにはしてる。
だから、何かもし私みたいな状態の人がいたら、そういう感じでちょっと思うのもいいかもしれない。ちょっとうまく言えないんですけど。そんな感じです。
qbc:ありがとうございます。
あとがき
心は難儀なのです。
【インタビュー・あとがき:qbc】
【編集:mii】
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